2012年12月23日日曜日

Merry Christmas and Happy New Year



忙しい日々が続き、
移りゆく季節を楽しむことすら出来ず、
ブログも中断しています。
皆様、よい年末年始をお過ごし下さい。

2012年11月28日水曜日

富士山周辺の静岡県・山梨県・神奈川県・東京都伊豆大島の放射能汚染_厚生労働省・食品中の放射性物質セシウムの検査

●11月26日神奈川県厚木市 豚肉36ベクレル

最近、静岡県での放射性セシウムの検出が増えてきた。
厚生労働省の発表から、
周辺地域も含めて抜粋してみた。

●厚生労働省
東日本大震災関連情報「食品中の放射性物質への対応」
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html
「食品中の放射性物質の検査」から一部を抜粋。

静岡県(平成24年10月5日~11月16日)
御殿場市
・キハツタケ230 Bq/kg ※基準値超過
・ツバフウセンタケ200 Bq/kg ※基準値超過
・アカモミタケ340 Bq/kg ※基準値超過
・ソバ2.9 Bq/kg
小山町
・ユキワリ350 Bq/kg ※基準値超過
・ヌメリイグチ87 Bq/kg
・コムラサキシメジ60 Bq/kg
裾野市
・ハタケシメジ5.4 Bq/kg
御前崎市
・イセエビ0.081 Bq/kg
・サツマイモ0.096 Bq/kg
静岡市 
・茶0.45 Bq/kg
伊豆市
・生しいたけ37 Bq/kg(11月16日)
藤枝市
・生しいたけ12 Bq/kg(11月16日)
浜松市
・生しいたけ4.2 Bq/kg(11月16日)

※静岡県の現在の出荷制限は、御殿場市と小山町の野生キノコ。(11月16日現在)

東京都(平成24年6月8日~11月16日)
大島町
・乾燥アシタバ280 Bq/kg ※基準値超過
・アシタバ120 Bq/kg ※基準値超過
・アシタバ22 Bq/kg(11月16日)

※現在、アシタバの出荷制限は解除されている。(11月16日現在)

大島
http://www.town.oshima.tokyo.jp/information/housyasen.php#nosanbutu
人参3.3 Bq/kg
ジャガイモ3.5 Bq/kg


神奈川県(平成24年9月18日~11月20日)
神奈川県製造
・茶(飲用)1.2 Bq/kg(報告実施自治体:静岡県11月14日)
相模原市
・生シイタケ6.2 Bq/kg
・クリ1.3 Bq/kg
横浜市 
・煮干(販売者:東京都)5.3 Bq/kg
・ベビーフード(製造者:愛知県)3.4 Bq/kg
・ミカン2.7 Bq/kg
南足柄市
・生シイタケ(原木)19 Bq/kg
・チャ1.1 Bq/kg
川崎市
・柿1.4 Bq/kg
真鶴町
・ミカン2.8 Bq/kg
湯河原町
・チャ2.5 Bq/kg
箱根町
・芦ノ湖オオクチバス79 Bq/kg
小田原市
・ウグイ4.6 Bq/kg(11月8日)
藤沢市
・牛肉30Bq/kg(11月20日)
厚木市
・豚肉36Bq/kg(11月26日)


山梨県(主に南部・平成24年9月27日~11月8日)
富士吉田市
・アカモミタケ他野生キノコ140~340 Bq/kg ※基準値超過
・原木ナメコ19 Bq/kg
・イノシシ5.1 Bq/kg(11月8日)
富士河口湖町
・シロナメツムタケ160 Bq/kg※基準値超過
・原木シイタケ19 Bq/kg
・原木ナメコ22 Bq/kg
・本栖湖 ヒメマス19 Bq/kg
・西湖 ワカサギ 3.3 Bq/kg
鳴沢村
・シロナメツムタケ150 Bq/kg ※基準値超過、
・ショウゲンジ360 Bq/kg ※基準値超過
山中湖村
・ヌメリイグチ54 Bq/kg
・ニホンジカ肉72 Bq/kg
忍野村
・ハナイグチ9.5 Bq/kg
南部町
・ナラタケ45 Bq/kg
富士川町
・チャナメツムタケ18 Bq/kg
甲州市
・イノシシ肉6.7 Bq/kg
身延町
・原木しいたけ3.6 Bq/kg(11月20日)
早川町
・原木しいたけ1.9Bq/kg(11月20日)
丹波山村
・原木なめこ18Bq/kg(11月20日)
北杜市
・菌床なめこ5.2Bq/kg(11月20日)


チェック漏れ、転載ミス等もあるかもしれません。
正確な情報を必要とする場合は、厚生労働省のHPを確認してください。
山梨県は主に南部地域。


原子力災害対策特別設置法に基づく食品に関する出荷制限等
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002nsv8-att/2r9852000002nt13.pdf

広がっている。

シイタケは、全国的にセシウムが検出されている。
原木等が元々汚染されている場合や
乾燥シイタケは空気中からの付着等があるようだ。
 
福島第一原発事故後に放射性物質が降下した伊豆半島東部の伊東市や熱海市周辺。
最近は、富士山周辺、御殿場市、裾野市等で
基準値を超過する野生キノコが相次いでいる。

これから、イノシシ等が運んで伊豆半島全体にも広がってくるかもしれない。

もっと広がる。


2012年11月24日土曜日

静岡県熱海市_ユウレイイカ・ザトウクジラ_前兆異常現象_震源地:静岡県西部地震

●静岡新聞 2012年11月20日
ザトウクジラか 死骸が熱海に漂着
http://www.at-s.com/news/detail/474543361.html
 熱海市東海岸町に19日、体長推定7~8メートルのクジラの死骸が漂着した。同市によると、ザトウクジラとみられる。腐敗が進んでいるため、県熱海土木事務所が20日午前、初島沖に海洋投棄する方針。
漂流するザトウクジラの死骸=熱海市東海岸町
死骸は17日に下田海上保安部が網代漁港沖で発見し、同市に通報していた。その後、伊豆山海岸を漂流し、東海岸町の堤防の消波ブロックに流れ着いた。


●産経ニュース 2012年11月19日
珍しい深海のユウレイイカ 新江ノ島水族館で展示中 神奈川 
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121119/kng12111921330008-n1.htm
 深海に生息するユウレイイカ2体が今月中旬、神奈川・江の島近海などで連続して発見され、新江ノ島水族館(藤沢市)で展示されている。同館に約35年勤める職員も直接見たのは初めてという珍しいイカだ。水深200~600メートルの深海に生息しており、ゆらゆらと細い体を漂わせる姿が幽霊に見えることから命名された。
江の島近海で見つかった1体目のユウレイイカ(新江ノ島水族館提供)
1体目は15日早朝、江の島近海で定置網に掛かっていたのを地元漁師が発見。同日中に公開されたが、16日夕に死んだため薬液に漬けて標本にして展示している。
 直後の16日夜には、静岡県熱海市近海でユウレイイカを釣った女性から連絡があった。譲り受けた同館は17日から展示したが、19日に死んだため2体目も標本にする予定だという。採集できたのは、冬場を迎えて深海と浅海の水温差がなくなり、イカが深海から上昇してきたためとみられる。

前兆異常現象か?!

●震源地:静岡県西部地震
2012年11月24日11時49分頃 M3.6 最大震度2
2012年11月21日08時19分頃 M3.1 最大震度1
2012年11月21日05時04分頃 M2.6 最大震度1
2012年11月21日00時52分頃 M2.7 最大震度1

2012年11月20日火曜日

2012年12月21日世界滅亡説・古代マヤ暦_フランス・ビュガラッシュ山・立ち入りを禁止_異星人の乗った宇宙船が現れ、山頂付近にいる人間を滅亡から救ってくれる。

●AFPBB News 2012年11月19日
「終末の日」に異星人が助けに来る?南仏の山、立ち入り禁止に
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2912528/9849319
【11月19日 AFP】フランス南西部にあるビュガラッシュ山(Pic de Bugarach)は、古代マヤ暦に基づいた2012年12月21日世界滅亡説を信じる人々にとって、数少ない「救いの地」だった。しかし地元当局は16日、混乱を避けるためとして山への立ち入りを禁止。世界が終わる前にこの山へ逃げこもうと計画していた人々の希望は打ち砕かれてしまった。

 あるうわさによると、古代マヤ暦の長期暦が終わる2012年12月21日に「世界が終末を迎える」にあたり、ビュガラッシュ山の山頂が開いて異星人の乗った宇宙船が現れ、山頂付近にいる人間を滅亡から救ってくれるのだという。

 その「世界滅亡の日」が1か月後に迫っていることから、終末論を信じる熱狂的なニューエイジ信者や観光客、メディア関係者らがビュガラッシュ山に殺到する事態が予想され、地元当局は16日、「公共の安全」を理由に山頂に至る山道への立ち入りを禁止した。

 また、山麓のビュガラッシュ村への訪問も警察と消防が100人体制で管理し、あまりに多数の訪問客が大挙して訪れる場合には村に通じる道路も封鎖する方針という。

福島市大波・渡利両地区_除染をしても、また放射性物質が流れ込み、線量が再上昇

●東京新聞 2012年11月20日
福島 終わらぬ除染 線量が再び上昇
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012112090070937.html
 東京電力福島第一原発事故で飛散した放射性物質を除去する作業(除染)を終えた福島県の山あいの地域で、
除染後しばらくすると放射線量がまた上がるケースが出ている。風雨で運ばれた放射性物質が、道路脇や軒先に再びたまり、線量を上げているとみられる。除染の難しさが顕在化した形で、住民からは「何度除染すればいいのか」と悲鳴にも似た声が上がっている。(榊原智康)
 福島市東部の大波地区では、半年前に除染したが、局地的に線量の再上昇が起こっている。町会長を務める栗原俊彦さん(71)の測定では、ある民家の軒先では事故後、毎時一〇マイクロシーベルト(〇・〇一ミリシーベルト)以上の線量があり、今年三月に除染で一・八マイクロシーベルトにまで低下した。だが、十月には七・八マイクロシーベルトにまで戻った。
 別の民家前の道路脇でも、除染で一・五マイクロシーベルトに下がったが、十月には一〇マイクロシーベルトにまで上昇した。
 いずれの値も地表付近の値で、腰辺りの高さだと値はぐんと落ちるが、生活圏に線量を放つ物質が残っていることが不安材料であることに変わりはない。
 同市の除染担当者は「屋根や雨どいの除染で、取り切れずに残った放射性物質がはがれて、雨で下に移動し、軒先などに濃縮された可能性がある」と分析する。大波地区では、民家の除染は進んだが、地区の大部分を占める森林はほぼ手付かず。山の斜面から水や土砂が流れ込むような道路脇などでは、除染をしても、また放射性物質が流れ込み、線量の再上昇につながっているとみられる。
 山のふもとにある福島市渡利地区でも除染した道路の側溝に再び砂などがたまり、三~四マイクロシーベルトの線量に上がった場所がある。
 市役所の出張所などの計測データでは、除染後は大波、渡利両地区とも線量が大幅に下がっている。ただ、除染後に線量が再上昇する地点があるのは事実で、きめ細かな対応が必要になる。東北大の石井慶造教授(放射線工学)は「ある程度汚染されてしまった地域では、除染は一度では終わらない。息の長い取り組みが必要だ」と話している。

2012年11月18日日曜日

福島第1原発近くの河川で捕獲され魚から通常レベルの100倍の放射線量を検出_環境省

●The Voice of Russia 2012年11月17日
福島、河川魚の放射線量、通常レベルの100倍
http://japanese.ruvr.ru/2012_11_17/fukushima-kasen-sakana-houshasenryou/
福島第1原発近くの河川で捕獲され魚から通常レベルの100倍の放射線量が検出された。17日、環境省が明らかにした。

これより前、農林水産省は10月、福島第1原発から20キロ沖の海域で獲れた魚から通常レベルの9%増の放射線量が検出されたと発表していた。同海域で7月に行われた検査では捕獲された3割の魚に通常レベル以上の放射線量が検出されていた。
   福島県沖では現在魚の捕獲は禁止されている。

環境省のHPを確認したが見つからず。
情報の公表は月曜日以降?

放射性物質見える化カメラ_リアルタイムに測定可能・セシウムやヨウ素などガンマ線を放出する物質の画像_三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同開発

●SankeiBiz 2012年11月16日
放射性物質を“見える化” 三菱重工、JAXAとカメラ装置開発
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121116/bsc1211160501001-n1.htm
 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、目に見えない放射性物質を“見える化”するカメラ装置を共同開発したと発表した。放射線の飛来方向や波長をリアルタイムに測定可能で、セシウムやヨウ素などガンマ線を放出する物質を識別できるのが特徴。三菱重工が今年度内に商用化する。
 開発したのは「放射性物質見える化カメラ」。JAXAが中心になって開発した衛星搭載用のガンマ線検出器技術を高度化し、感度や画像、視野角の機能を高めた。
 20~30メートルの距離から測定が可能で、家屋の屋根や敷地などに飛散した放射性物質の分布状況を、簡単に画像で確認することができる。三菱重工はJAXAのほか、名古屋大学などの協力で、カメラのさらなる感度の向上に取り組んでおり、数千万円程度で売り出す計画だ。
 東京電力福島第1原発の事故を受け、三菱重工は、原発メーカーとして、事故の収束に向けた対応を加速。今月13日には、放射線が高い場所でショベルなどの重機に乗る作業員の被曝(ひばく)量を半減させられる座席シートを開発したと発表した。放射線を遮る効果のある部材を使い、胴体などをおおって、被曝を減らす仕組み。シートの素材にはタングステンを採用。価格は1体当たり数百万円程度の見込み。

高くて買えない!
一般向け商品も開発するのだろうか?

2012年11月17日土曜日

食品のセシウム検査_基準値超過:千葉市シイタケ180ベクレル・宮城県栗原市ソバ120・栃木県那須烏山市ナメコ110_釧路・遠野・宮古・下野・足利・流山・八街・銚子・伊豆・藤枝・浜松・谷中湖・つくば・高崎・中之条・桐生・千葉・君津・四街道_九十九里浜・渡良瀬遊水地ゆうゆうマラソン・筑波山・榛名山・浅間山・EXPO'85科学万博つくば東京湾アクアライン開通式

●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第524報) 平成24年11月16日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002oxdf-att/2r9852000002oxh6.pdf
(セシウムが検出された品目を一部抜粋)
北海道
釧路市釧路十勝沖 マダラ11 Bq/kg
函館市渡島沖 マダラ6.0 Bq/kg
札幌市 福島県産ブロッコリー5.7 Bq/kg
青森県
八戸市八戸港・八戸沖 マダラ58 Bq/kg
岩手県
遠野市 原木なめこ51 Bq/kg
久慈市沖 マダラ22 Bq/kg
善代村沖 マダラ11 Bq/kg
宮古市沖 マダラ26 Bq/kg
釜石市沖 ブリ1.9 Bq/kg
大船渡市沖 ブリ2.6 Bq/kg
宮城県
宮城県沖 マダラ36 Bq/kg
金華山~江の島沖 スズキ33 Bq/kg
岩沼沖 ヒラメ27 Bq/kg
亘理荒浜沖 マコガレイ12 Bq/kg
気仙沼市唐桑沖 スズキ20 Bq/kg
角田市 ソバ16 Bq/kg
栗原市 ソバ31 Bq/kg
栃木県
下野市 原木ナメコ14 Bq/kg
那須烏山市 原木ナメコ110 Bq/kg※基準値超過
大田原市 大豆5.1、ソバ10 Bq/kg
大田原市那珂川 ウグイ49 Bq/kg
大田原市箒川 ウグイ48 Bq/kg
日光市 ソバ9.8 Bq/kg
足利市 ソバ2.7 Bq/kg
那須塩原市 ソバ5.3、小豆4.1 Bq/kg
那須塩原市那珂川 ウグイ22 Bq/kg
那須町 タアサイ3.5、キクイモ9.0、小豆21 Bq/kg
那須町黒川 ウグイ27 Bq/kg
那須町余笹川 ウグイ29 Bq/kg
那珂川町那珂川 ウグイ29 Bq/kg
那珂川町武茂川 ウグイ16 Bq/kg
栃木市谷中湖 ゲンゴロウブナ19 Bq/kg
群馬県
高崎市 牛肉26 Bq/kg
埼玉県
蓮田市 原木シイタケ71 Bq/kg
嵐山町 原木シイタケ38 Bq/kg
小川町 原木ムキタケ24 Bq/kg
千葉県
八千代市 温州ミカン12 Bq/kg
市川市 カキ6.3 Bq/kg
柏市 ユズ44 Bq/kg
流山市 温州ミカン36 Bq/kg
我孫子市 ユズ65 Bq/kg
八街市 ユズ40 Bq/kg
勝浦市 ユズ21 Bq/kg
いすみ市 温州ミカン3.4、キウイフルーツ3.4 Bq/kg
君津市 温州ミカン2.0 Bq/kg
袖ヶ浦市 温州ミカン6.2 Bq/kg
銚子市銚子・九十九里浜沖 キンメダイ13 Bq/kg
東京都
大島町 アシタバ22 Bq/kg
静岡県
伊豆市 生しいたけ37 Bq/kg
藤枝市 生しいたけ12 Bq/kg
浜松市 生しいたけ4.2 Bq/kg
大阪府
大阪市 岩手県産乾しシイタケ33 Bq/kg

過去が重なる・・・
 
釧路・遠野・宮古
栃木・下野・足利
流山・八街・銚子
伊豆・藤枝・浜松
釧路湿原、九十九里浜、渡良瀬遊水地、浜名湖・・・

谷中湖周辺では、
1986~2004年に渡良瀬遊水地ゆうゆうマラソンも行われていた。


●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第523報) 平成24年11月15日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ordi-att/2r9852000002orh9.pdf
(セシウムが検出された品目を一部抜粋)
青森県
三沢市五川目沖 マダラ26 Bq/kg
六ヶ所村鷹架沖 マダラ27 Bq/kg
盛岡市雫石川水系 ウグイ14 Bq/kg
盛岡市 原木生シイタケ11 Bq/kg
宮古市 原木生シイタケ17 Bq/kg
久慈市 原木生シイタケ16 Bq/kg
一関市 ソバ36 Bq/kg
宮城県
登米市 牛肉35 Bq/kg
東松島市 牛肉25 Bq/kg
角田市 ソバ16 Bq/kg
栗原市 ソバ120 Bq/kg※基準値超過
茨城県
常陸太田市 原木シイタケ29 Bq/kg
美浦村 原木シイタケ24 Bq/kg
つくば市 原木シイタケ6 Bq/kg
古河市 原木シイタケ33 Bq/kg
群馬県
高崎市 そば9.2 Bq/kg
中之条町 そば5.5 Bq/kg
昭和村 そば4.5 Bq/kg
桐生市 大豆13 Bq/kg
千葉県
千葉市 シイタケ180 Bq/kg※基準値超過
君津市 シイタケ61.9 Bq/kg
四街道市 シイタケ5.3 Bq/kg
神奈川県
相模原市 栃木県鹿沼市産サトイモ1.1 Bq/kg

つくば・高崎・中之条・桐生・鹿沼・千葉・君津・四街道
筑波山、榛名山、浅間山・・・
 
1985年EXPO'85科学万博つくば、
1997年東京湾アクアライン開通式。

2012年11月15日木曜日

食品のセシウム検査_宮城県加美町のソバ91ベクレル・山形県産の米11ベクレル_最近の基準値超過

●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第522報) 平成24年11月14日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002oo2l-att/2r9852000002oo6c.pdf
(セシウムが検出された品目を一部抜粋)
岩手県
滝沢村 牛肉21 Bq/kg
花巻市(旧外川目村)ソバ18 Bq/kg
花巻市新堀村 大豆7.0 Bq/kg
矢巾町 豚肉0.33 Bq/kg
宮城県
柴田町 ユズ28 Bq/kg
丸森町 ユズ19 Bq/kg
大河原町 ユズ26 Bq/kg
大崎市 ソバ66 Bq/kg
名取市 ソバ6 Bq/kg
加美町 原木ナメコ33、ソバ91 Bq/kg
登米市 原木ナメコ45 Bq/kg
金華山~江の島沖 スズキ24 Bq/kg
気仙沼市唐桑沖 スズキ20 Bq/kg
宮城県沖 マダラ36 Bq/kg
茨城県
ひたちなか市沖 クロソイ26、コモンカスベ23、ヒラメ21 Bq/kg
東海村沖 スケトウダラ11、スズキ17、マダラ22 Bq/kg
鹿島市沖 ヒラメ10 Bq/kg
北茨木市沖 マコガレイ22 Bq/kg
日立市沖 マダラ18 Bq/kg
那珂川(ひたちなか市関戸地先)ウナギ23 Bq/kg
那珂川(ひたちなか市三反田地先)ウナギ27 Bq/kg
霞ヶ浦(西浦)テナガエビ35、ワカサギ22、ウナギ83 Bq/kg
霞ヶ浦(北浦)モツゴ21、テナガエビ29、ワカサギ19 Bq/kg
栃木県
さくら市 大豆21 Bq/kg
宇都宮市 ソバ37 Bq/kg
塩谷町 ソバ38 Bq/kg
大田原市 ソバ17 Bq/kg
群馬県
沼田市 リンゴ3 Bq/kg
富岡市 ユズ16 Bq/kg
下仁田町 ユズ14 Bq/kg
甘楽町 ユズ38 Bq/kg
川場村 カキ6.8 Bq/kg
新潟県
茨城県産 レンコン2.8 Bq/kg
静岡県
製造所:神奈川県 茶(飲用)1.2 Bq/kg
大阪府
山形県産 米11 Bq/kg 
茨城県産 サツマイモ4.9 Bq/kg


<参考・最近の基準値超過の一例>

平成24年11月12日
岩手県盛岡市(旧渋民村)ソバ120 Bq/kg
平成24年11月9日
栃木県那珂川町 原木ナメコ160 Bq/kg
平成24年11月7日
茨城県北茨城市沖 マダラ140 Bq/kg
茨城県霞ヶ浦(西浦)ウナギ110 Bq/kg

平成24年11月6日
岩手県遠野市 ムメリイグチ460 Bq/kg
栃木県那珂川町 イノシシ肉1100 Bq/kg
栃木県塩谷町 原木クリタケ470 Bq/kg

平成24年11月2日
宮城県鮫浦湾沖 クロダイ290 Bq/kg
宮城県気仙沼市 原木なめこ200 Bq/kg

平成24年11月1日
岩手県奥州市 原木ナメコ170 Bq/kg
栃木県鹿沼市 原木ナメコ120 Bq/kg

平成24年10月31日
岩手県一関市 原木ナメコ240、原木クリタケ220、原木ブナハリタケ180 Bq/kg
 

2012年11月13日火曜日

食品のセシウム検査・基準値超過_岩手県盛岡市(旧渋民村)ソバ120ベクレル・一関市(旧大原村)ソバ110ベクレル・群馬県みなかみ町ハイイロシメジ560ベクレル_秋田県・野生キノコ_大豆・原乳・牛肉

●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第520報) 平成24年11月12日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ofw4-att/2r9852000002ofzx.pdf
(セシウムが検出された品目を一部抜粋)
岩手県
八幡平市 原乳1 Bq/kg
一戸町 原乳1 Bq/kg
葛巻町 原乳1 Bq/kg
金ヶ崎町 牛肉10 Bq/kg
一関市(旧興田村)ソバ37 Bq/kg
一関市(旧大原村)ソバ110 Bq/kg ※基準値超過
盛岡市(旧渋民村)ソバ120 Bq/kg ※基準値超過
宮城県
登米市 原木ナメコ69 Bq/kg
気仙沼市唐桑沖 スズキ25 Bq/kg
気仙沼市大島沖 ヒラメ62 Bq/kg
仙台湾 スズキ27、ヒラメ20 Bq/kg
松島湾 スズキ17 Bq/kg
金華山~江の島沖 スズキ34 Bq/kg
鮫浦湾沖 クロソイ16 Bq/kg
柴田町 大豆18 Bq/kg
角田市 大豆11 Bq/kg
仙台市 大豆17 Bq/kg
栗原市 大豆25 Bq/kg
大河原町 大豆7.5 Bq/kg
大崎市 大豆42 Bq/kg
秋田県
鹿角市 野生キノコ(カノガ)9.1 Bq/kg
北秋田市 野生キノコ(ナメコ)2.1 Bq/kg
三穂町 野生キノコ(マイタケ)1.7 Bq/kg
横手市 野生キノコ(ハナイグチ)6.4 Bq/kg
羽後町 野生キノコ(ヌメリイグチ)8.4 Bq/kg
仙北市 野生キノコ(モタシ)6.9 Bq/kg
潟上市 ダイズ1.9 Bq/kg
大仙市 ダイズ1 Bq/kg
茨城県
群馬県産 牛肉40 Bq/kg
常陸太田市 牛肉48 Bq/kg
栃木県
宇都宮市 大豆33 Bq/kg
小山市 大豆3.5 Bq/kg
野木町 大豆5 Bq/kg
さくら市 大豆6.2 Bq/kg
日光市 ソバ38 Bq/kg
鹿沼市 ソバ5.6 Bq/kg
真岡市 ソバ3 Bq/kg
大田原市 ソバ12、ウグイ41 Bq/kg
那須塩原市 ソバ15、ウグイ23 Bq/kg
佐野市 ソバ5.5、ユズ5.3 Bq/kg
那須町 キウイフルーツ25、ウグイ39 Bq/kg
茂木町 ユズ2.9 Bq/kg
那珂川町 ウグイ47 Bq/kg
群馬県
前橋市 原木シイタケ13 Bq/kg
みなかみ町 ハイイロシメジ560 Bq/kg ※基準値超過
埼玉県
小鹿野町 原木ナメコ11

ダイヤモンド富士_東京・西日暮里駅近く・日暮里富士見坂_今後見えなくなる_2012年11月11日・12日・13日

東京・荒川区 西日暮里の富士見坂からのダイヤモンド富士 2012/11/12


東京・西日暮里駅近くに日暮里富士見坂がある。
1月と11月の夕方、年2回ダイヤモンド富士が見られる場所として有名だ。
しかしながら、相次ぐビル建設で今後見えなくなる可能性があるらしい。
見えるチャンスは3日。

2012年
・11月11日 16時23分~16時26分
・11月12日 16時22分~16時25分
・11月13日 16時21分~16時24分

●日暮里富士見坂を守る会
富士見坂通信
http://fujimizaka.yanesen.org/
(一部抜粋)
2012年11月のダイヤモンド富士シミュレーション(修正版)

11月11日
16時23分

16時26分


11月12日
16時22分 

16時24分


11月13日
16時22分

16時24分



日暮里富士見坂からの富士山への眺望を著しく損なう可能性がある超高層建築の計画が進んでいます。

過去の富士見坂写真

2012年10月24日(水)
低気圧が去り冬将軍が吹き始めました。
新雪の山頂がきれいに望めました。

2012年8月19日(日)
最近は晴れていれば良く見える日が多いです。

2012年1月31日(火)
ダイヤモンド富士最終日は見えなかった昨日と違い
美しい光景を堪能できました。平日にもかかわらず
大変多くの方々が来られました。地元警察も交通
整理していただき、大変ありがとうございました。


2012年1月7日(土)
静かな朝今日も良く見えています。

2012年11月12日月曜日

食品と暮らしの安全基金・第3回ウクライナ調査報告_日刊ゲンダイ『さいたま市と同じ線量 ウクライナで健康な子どもは6%』

食品が10ベクレル/kg 程度汚染されているだけで、
足が痛い子が7割、頭痛が2割、喉痛が3割もいることが、
今回(2012年9月24日~10月4日)のウクライナ調査で分かった。

●食品と暮らしの安全基金
http://tabemono.info/
日刊ゲンダイ(11月8日発行)(記事:jpg273KB)
 小若代表の記事が掲載されました
『さいたま市と同じ線量で
  ウクライナ 健康な子どもは6%』


ウクライナ調査の概要
http://tabemono.info/report/chernobyl.html
 福島原発の事故後、政府の専門家は、健康影響は出ないと言い続けています。
 本当にそうなのかを調べるには、チェルノブイリ原発事故が起きた国、ウクライナに行って調べると、
 最も正確な情報を得られます。遺伝的な影響を念頭に置きながら、実態調査することを決めたのが今年1月。
  2月末から1回目の調査を行い、「食品と暮らしの安全」の読者のみな様から、取材費と、 ガンの子どもが適切な医療を受けられるようにするためのカンパをいただき、2回目の調査を5月末から行いました。
 3回目の調査は9月末に行いました。

最新|第3回ウクライナ調査報告
食品が10 ベクレル/kg 程度汚染されているだけで、足が痛い子が7割、頭痛が2割、喉痛が3割もいることが、 今回の調査でわかりました。

第3回ウクライナ調査報告(2012年9月24日~10月4日)
  今回は、1回目の調査が終わったときに企画されたツアーを兼ねており、調査団に加え、ジャーナリスト、放射能測定の専門家や、 原発に関心のある方も加わっていただいた。
  行く先々で大歓迎を受けたので、皆さん驚かれたが、2回目に、一部の講演や訪問を予約し、あいさつ回りをしてきた私も、想像以上の大歓迎と、 魂を揺さぶられる数々の話に、感動の日々を過ごすことができた。
  初訪問の方はもっと驚かれて、ウクライナが大好きになったようだ。その一端を、この報告書でお届けしたい。

第3回ウクライナ報告書「調査の概要」より抜粋
≪目次≫
 2号炉運転室
 調査の概要
 決死で止めた2度目の爆発(アンドレーエフ氏)
 2号炉運転室でポーリッシュ氏に聞く
 10ベクレル食で子どもの7割に健康異常
 心臓と あちこち痛いのが治った26歳女性
 ツアーと調査―全体の日程と概要―
 ツアー参加者からのひとこと
 「チェルノブイリ断想」
 調査のまとめと展望

ザ・ウインカーズTHE WINCARS_クリスマス・ディナーライブ・GINZA TACT 銀座タクト2012年12月1日_中央大学付属高等学校2年1組・グループサウンズ

THE WINCARS
クリスマスディナーライブ

ザ・ウインカーズは6名全員が武蔵小金井にある中央大学付属高等学校2年I組の同級生で結成されたグループサウンズです。
1965年に結成、いわゆるGS時代にディスコ、ジャズ喫茶、米軍キャンプ、キャバレーなどにほぼ毎日のように出演をしておりました。
昨年、結成後45年を記念して本格的なライブを行いましたが、以前に増して音楽を楽しもうという気分は高まるばかりです。
本日は、我々の全力で頑張ろうというエネルギーを感じて下されば幸いです!

2012年12月1日(土)18:00開場/19:00開演
GINZA TACT

料金 5,000円(お食事・お飲み物を含みます)


結成からもうすぐ半世紀のTHE WINCARS!
どんなLIVEで魅せてくれるのか楽しみです!

●THE WINCAR
http://members3.jcom.home.ne.jp/wincars/
●GINZA TACT 銀座タクト
http://www.ginzatact.co.jp/tact/
東京都中央区銀座6-9-15 タクトワンビル B1F
TEL 03-3571-3939
最寄り駅
・JR 有楽町駅下車 徒歩7分
・地下鉄日比谷・銀座線 銀座駅下車 徒歩3分

ヴェネツィアは水底に消えて行く・ベニス市域の60%が冠水_サン・マルコ広場_イタリア・ローマ

●AFPBB News 2012年11月12日
イタリア北部で豪雨、ベネチア市内の7割が冠水
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2911552/9820726

心配!

●The Voice of Russia 2012年11月1日
ヴェネツィアは水底に消えて行く
http://japanese.ruvr.ru/2012_11_01/93196267/
  イタリアで最も人気の観光地のひとつ、ヴェネツィアは、水没の危機に直面している。今日11月1日時点で、ヴェネツィア市域の3分の2が、異常なほど激しい降雨により冠水している。


   「ロシースカヤ・ガゼータ」紙によれば、多量の降雨により市域の60%が冠水。中央に広がるサン・マルコ広場も水に覆われた。専門家らの予測では、明日にかけての雨量は1.4mにまで上る。2010年のクリスマスの再来である。
   イタリア全域に激しい雨が降っている。激しい雨は、リグリアからシチリアまで、全土に水の層を作っている。ローマも例外ではない。首都では強風が樹木を引き裂き、降りやまぬ雨により、住民と来訪客は交通に難儀している。

2012年11月11日日曜日

北海道の海で起こっている異変_南方の魚、ソウシハギ、クロマグロ、マツダイ、フグ、フクラギ、サケ、マンボウ、サバ、シシャモ、イシダイ_大地震の前兆・宏観異常現象

●NAVERまとめ 2012年11月10日
北海道の海で起こっている異変
http://matome.naver.jp/odai/2135250301842105701?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
・「秋サケ」の定置網漁の漁獲量が伸び悩んでいる。
・北海道への秋サケ来遊数は昨年、3752万匹と直近の10年間で最も少なかった。今年の来遊も3852万匹と厳しい予測が出ている。
・釧路沖約1キロで定置網を引きあげると無数のマンボウが現れた。
・マンボウのザラザラした固い身は網やサケを傷つけ、大きければスクリューも壊す。道内ではあまり食べられず、海に戻すだけ。
・釧路沖でサバが異例の豊漁
・シシャモが不漁
・夏以降、苫小牧市公設地方卸売水産市場には見慣れない南方の魚が数多く卸され、関係者を驚かしている。
・10月にはしま模様が鮮やかなイシダイの幼魚が姿を現した。
・国内では沖縄周辺にしか生息しないとされていた猛毒の魚ソウシハギが、北海道から瀬戸内海まで各地の海で次々に見つかっている。
・クロマグロやマツダイ、フグ、フクラギ(ブリの幼魚)といった普段は獲れない南方系の魚も次々と水揚げ

大地震の前兆・宏観異常現象だろうか?

●正しい情報を探すブログ 2012年08月26日
数年以内に北海道でマグニチュード8クラスの可能性がほぼ100%!?地震予測情報
http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11338204615.html
(一部抜粋)
8月14日にオホーツク海南部でマグニチュード7.3、深さ約590kmの大深発地震が発生していますが、このオホーツク海での地震が北海道地震のトリガーになっている可能性が高いです。
今までの十勝沖地震の記録と照らしあわせてみると、1952年十勝沖、2003年十勝沖共に本震の数年以内にオホーツク海でマグニチュード7相当の深発地震が発生しているのです。
以下は東京大学の茂木清夫氏がまとめた資料です。
これにオホーツク海深発地震と北海道十勝沖地震の関連性を指摘している情報やデータが載っています。
☆2003年十勝沖地震および1952年十勝沖地震に先行した深発地震活動
URL https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin1948/57/3/57_3_275/_pdf

こちらは茂木氏の資料を他の方が分析した情報です。
☆クリル千島列島であった群発地震とオホーツク海南部
URL http://okarutojishinyogen.blog.fc2.com/blog-entry-2385.html
引用:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin1948/57/3/57_3_275/_pdfの研究より
「遅くとも3年以内に十勝沖~釧路沖の(少なくとも)M8.0級がほぼ100%の確率で発生」
が決定的となった。
しかもこれは道北で80年ぶりにM5級が発生した事実で補強される。

クロード・モネの睡蓮が競売にかけられ、4376万2500ドル(約34億7600万円)で落札された

●産経ニュース 2012年11月10日
モネ睡蓮、34億円なり! NYで落札、史上2番目の高額
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121110/art12111009460002-n1.htm
 フランス印象派画家の巨匠、クロード・モネの「睡蓮」7日、ニューヨークで競売にかけられ、4376万2500ドル(約34億7600万円)で落札された。競売大手クリスティーズが9日発表した。モネの作品の落札価格としては史上2番目の高値という。
 今回落札されたのは、200点以上制作された「睡蓮」のうち、1905年に描かれた作品。所有者の資産家女性がニューヨークの私立学校に寄付していた。
 モネの「睡蓮」の1枚は2008年、ロンドンのクリスティーズで、4090万ポンド(当時のレートで約86億7千万円)で落札されている。(共同)

パリのオランジュリー美術館にまた行きたくなった!

●Musée de l'Orangerie 公式サイト
http://www.musee-orangerie.fr/

2012年11月10日土曜日

栃木県那須塩原市の那珂川の腐葉土から過去最高値32,000ベクレル・那須町の黒川13,100ベクレル_環境省・公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果・河川・湖沼・水源地・沿岸_群馬・岩手・茨城・宮城・千葉・埼玉・東京・福島

栃木県の河川の底質や周辺環境の
ほぼ全域が汚染されている。
調査は4回目で、那珂川(なかがわ)の32,000ベクレルは
過去最高値。

●環境省 平成24年11月9日
栃木県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果について(7月-10月採取分)(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15925
 環境省では、モニタリング調整会議において決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境(公共用水域(河川・湖沼、水源地、沿岸)等)の放射性物質モニタリングを実施しているところです。
 今般、栃木県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの平成24年7月30日~10月18日採取分について、測定結果(速報)を取りまとめましたので、公表します。

測定結果一覧(栃木県)
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=20976&hou_id=15925
(一部抜粋)
■河川 底質
「那珂川水系」
荒川・塩谷町1,020 Bq/L
百村川・大田原市290 Bq/L
蛇尾川・大田原市270 Bq/L
余笹川・大田原市239 Bq/L

高雄股川・那須町162 Bq/L
内川・矢板市127 Bq/L
那珂川・那須塩原109 Bq/L
など
「利根川水系・鬼怒川水系」
赤堀川・日光市1,780 Bq/L
鬼怒川・日光市800 Bq/L
志渡淵川・日光市245 Bq/L
板穴川・日光市146 Bq/L
鬼怒川・塩谷町109 Bq/L
田川・宇都宮市104 Bq/L
など
「利根川水系・渡良瀬川水系」
思川・小山市191 Bq/L
渡良瀬川・栃木市127 Bq/L
巴波川・栃木市89 Bq/L
渡良瀬川・足利市80 Bq/L
渡良瀬川・館林市67 Bq/L
小藪川・鹿沼市65 Bq/L
黒川・鹿沼市46 Bq/L
など

■周辺環境
「那珂川水系」
左岸
那珂川・那須塩原市 腐葉土32,000 Bq/kg
黒川・那須町 壌質13,100 Bq/kg

箒川・那須塩原市 壌質10,700 Bq/kg
那珂川・那須塩原市 壌質9,200 Bq/kg
余笹川・那須町 壌質9,200 Bq/kg

湯川・那須町 壌質5,900 Bq/kg
高雄股川・那須町 壌質5,600 Bq/kg

など
右岸
余笹川・大田原市 壌質7,800 Bq/kg
余笹川・那須町 壌質7,500 Bq/kg
湯川・那須町 壌質6,200 Bq/kg

箒川・那須塩原市 壌質5,400 Bq/kg
など
「利根川水系・鬼怒川水系」
左岸
板穴川・日光市 壌質3,700 Bq/kg
湯西川・日光市 腐葉土3,200 Bq/kg
大谷川・日光市 壌質3,100 Bq/kg
鬼怒川・日光市 壌質2,580 Bq/kg
など
右岸
志渡淵川・日光市 壌質・腐葉土5,000 Bq/kg
鬼怒川・塩谷町 壌質3,900 Bq/kg
鬼怒川・日光市 壌質3,400 Bq/kg
赤堀川・日光市 壌質3,200 Bq/kg
など
「利根川水系・渡良瀬川水系」
左岸
思川・小山市 壌質800 Bq/kg
思川・栃木市 壌質・礫質770 Bq/kg
渡良瀬川・日光市 砂質760 Bq/kg
渡良瀬川・足利市 壌質550 Bq/kg
など
右岸
思川・小山市 壌質800 Bq/kg
黒川・鹿沼市 壌質・礫質760 Bq/kg
巴波川・栃木市 壌質750 Bq/kg
大芦川・鹿沼市 礫質650 Bq/kg
渡良瀬川・館林市 壌質640 Bq/kg
など

※チェック漏れ、転載ミス等もあるかもしれません。
正確な情報を必要とする場合は、環境省のHPを確認してください。


●環境省
「公共用水域における放射性物質モニタリング測定結果」

群馬県(平成24年7月17日~10月12日採取分)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15923
岩手県(平成24年9月3日~9月5日採取分)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15924
茨城県(平成24年7月~9月採取分)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15887
宮城県(平成24年7月~10月採取分
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15886
千葉県・埼玉県・東京都(平成24年7月~9月採取分)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15809
福島県(平成24年7月~9月採取分)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15808

伊豆諸島・神津島で、地中を流れる微弱な電流(地電流)の異常を監視し、58%の確率で地震発生を予測_東京学芸大・東海大の長尾年恭教授(固体地球物理学)海洋研究所地震予知研究センター

●東京新聞 2012年11月10日
地電流で地震58%予測 東海大などが神津島で観測
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012111001001029.html
 伊豆諸島・神津島で、地中を流れる微弱な電流(地電流)の異常を監視し、58%の確率で地震発生を予測できたとの研究結果を東海大や東京学芸大などの研究グループがまとめ、10日までに米国科学アカデミー紀要電子版に掲載された。
 研究グループの東海大の長尾年恭教授(固体地球物理学)は「58%の確率は統計学上、意味のある数字。地震の先行現象の有無には議論があるが、存在する可能性が示された」と話す。
 分析したのは、1997年5月~2000年6月、神津島で観測された地電流の変化と、周辺で発生したマグニチュード(M)3以上の地震の関係。
 (共同)

●東海大学海洋研究所地震予知研究センター
http://www.sems-tokaiuniv.jp/EPRCJ/

古代マヤ文明の崩壊は気候変動が原因_長期の干ばつによって滅んだ・戦争や騒乱の増加と干ばつとの間に関連性

●AFPBB News 2012年11月09日
マヤ文明は「気候変動によって滅んだ」、国際研究
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2911235/9807974
【11月9日 AFP】古代マヤ文明の崩壊は気候変動が原因だとする仮説を裏付ける新しい研究結果が、9日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。国際チームによるこの研究によると、マヤ文明は長期の干ばつによって滅んだという。

 英ダラム大学(Durham University)のジェームズ・バルディーニ(James Baldini)氏は8日、声明で「マヤ文明の盛衰は、高度な文明が気候変動にうまく順応できなかった事例の1つだ」と述べた。

 同氏によると、マヤ文明では降雨量の多い時期が続いたため農作物の生産量が増え、人口が爆発的に増加した。だが、それは資源の枯渇を招き、さらに雨量が次第に減少していったため、政治は不安定化し戦争が起きるようになったという。そして最終的に、1020年から100年近く続いた干ばつがマヤ文明の崩壊を決定的なものとしたという。

 この研究では、古代マヤ文明の中心地の1つであるベリーズのウシュベンカ(Uxbenka)遺跡近くにある洞窟の石筍(せきじゅん)を調べ、同地域で過去2000年間に起きた気候変動の記録を探った。石筍は洞窟内に滴り落ちる石灰質の水によって形成されるため、これを分析すれば過去の降雨量を知ることができる。

 こうして得た分析結果を、古代マヤ人が石碑に刻んで残した政治的な出来事の詳細な記録と照らし合わせた結果、戦争や騒乱の増加と干ばつとの間に関連性が見られたという。

 声明によると、マヤ文明の衰退に気候変動が関係している可能性はこれまでにも示唆されてきたが、気候をめぐる過去の記録には信頼性が低いとして研究者の中でも見解が分かれていた。(c)AFP

2012年11月9日金曜日

復興予算の約8億円が海外向けサービスを提供するNHKワールドに対して使われた_海外の風評被害を払しょくするのが目的・樽床伸二総務相

●2012年11月8日
NHKに流れた復興予算8億円「風評被害払拭」のため
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/yucasee-20121108-12348/1.htm
 NHK(日本放送協会)などマスコミに復興予算の一部が流れていた件で、8日の衆院総務委員会で、樽床伸二総務相は「海外の風評被害を払しょくするのが目的」だと述べた。斎藤やすのり委員(国民の生活が第一・きづな)の質問にこたえた。
 復興予算の使い方については、本当に被災者に行き届いていないのではないかとの疑念が各方面で問題となっているが、この日指摘されたのはNHKの海外向けサービスを提供する「NHKワールド」に対して約8億円が使われたという点だった。
 樽床総務相は「風評被害の影響を受けているのを払しょくするのが重要なテーマだった。そこで海外で展開できるのが、NHKということだった」と説明した。

国内も?
コレでいいのか?!

富士山の大噴火_東京都内の灰の除去に4日_内閣府の試算

●Yahoo!ニュース 朝日新聞 2012年11月9日
富士山が大噴火したら…都内道路の灰、除去に4日必要
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000011-asahi-sci
 【赤井陽介】内閣府は7日、富士山で大規模な噴火が起きた場合、東京都内の首都高速や都道に降り積もる灰の除去に4日かかるとした試算を明らかにした。
 江戸時代の宝永地震(1707年)から49日後に起きた宝永噴火並みの規模を想定した試算。富士山は宝永噴火を最後に噴火していない。試算によると、東京全域の降灰は平均約1センチ。首都高や都道の主要幹線道路は長さ計2739キロメートルあり、全85台の清掃車を休みなく動かしても除去に計90時間かかるという。
 また、富士山を含む全国の主要47火山周辺の160市町村のうち、灰の仮置き場が決まっていると答えたのは20自治体にとどまっているという。

国の予測だの試算などの発表が続いている。
 
重要なのは、
それに基づく対策と想定外も視野に入れること!

積算100ミリシーベルト未満の低線量被曝でも白血病になる_チェルノブイリの作業員11万人対象

●産経ニュース 2012年11月8日
低線量被曝でも白血病 米追跡調査、チェルノブイリの作業員11万人対象
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121108/trd12110814250012-n1.htm
 チェルノブイリ原発事故の収束作業などに関わって低線量の放射線を浴びた作業員約11万人を20年間にわたって追跡調査した結果、血液がんの一種である白血病の発症リスクが高まることを確かめたと、米国立がん研究所や米カリフォルニア大サンフランシスコ校の研究チームが米専門誌に8日発表した。
 実際の発症者の多くは進行が緩やかな慢性リンパ性白血病だったが、中には急性白血病の人もいた。調査対象者の被曝(ひばく)線量は積算で100ミリシーベルト未満の人がほとんど。高い放射線量で急性白血病のリスクが高まることは知られていたが、低線量による影響が無視できないことを示した形だ。
 チームは1986年に起きたチェルノブイリ事故で作業した約11万人の健康状態を2006年まで追跡調査。137人が白血病になり、うち79人が慢性リンパ性白血病だった。チームは白血病の発症は16%が被曝による影響と考えられると結論付けた。(共同)

チェルノブイリ原発事故で溶けた核燃料やコンクリート、鋼鉄が混じり合った「象の足」と呼ばれる塊(右)の近くで放射線測定をする作業員=1996年4月(ロイター)
 

2012年11月8日木曜日

幸せの富士山_静岡駅付近のカーブで逆側の車窓に30秒くらい小さく見える逆富士_鮭三昧ときのこご飯_東海道新幹線パーサーの神子綾恵さん

●産経ニュース 2012年11月8日
東海道に現れる“幸せの富士山”とは?http://sankei.jp.msn.com/life/news/121108/trd12110814000010-n1.htm
 パーサーたちの間で“幸せの富士山”と呼ばれている富士山がある。東海道新幹線の上りなら左側、下りなら右側にしか見えないはずの富士山が、晴れていれば静岡駅付近のカーブで逆側の車窓に30秒くらい小さく見えるそうだ。入社13年目の神子綾恵さんには思い出がある。
 乗客に「富士山はいつ見えますか?」と聞かれたとき、既に通過していたが、もうすぐ“逆富士”の時刻だった。天気が良くてとてもきれいに見えたという。
 「『幸せの富士山と言われてるんですよ』とお伝えしたところ、『大きな富士山は見逃したが、とても貴重な富士山を見ることができた』ととても喜んでくださいました」
 1日300本以上という列車本数の多さに加え、秒単位で正確に運行されているからこそのエピソードだ。

東海道新幹線パーサーの神子綾恵さん
パーサーとしても時間管理は重要だ。「勤務によって乗務する列車が異なるため、出勤時刻も違ってくる。早出の日は午前4時に起きることも珍しくない」と明かす。「睡眠時間が不足していると思ったら少しでも仮眠を取る。早めの就寝など常に時間を意識した生活を心掛けてます」
 しっかり者の一方で、「外国人のお客様の接客の後、うっかり日本人のお客様へも英語で対応してしまった」とかわいらしい失敗も。
 締めくくりには「東京-新大阪間で約2時間半しかありませんが、快適に過ごしていただけるように精いっぱいお手伝いをいたします。商品やサービスに関して何かございましたらお気軽にお申し付けください」と頼もしいメッセージをいただいた。=おわり(産経デジタル)

 ■お勧めのお弁当 「鮭三昧ときのこご飯」(税込み1千円)脂の乗ったサーモンハラス焼きをメーンに、 いくらの醤油漬けや鮭フレークを存分に満喫できる“鮭三昧”の一品。



静岡地方気象台(静岡市駿河区)のサクラ標本木はソメイヨシノではない?・森林総合研究所多摩森林科学園の勝木俊雄主任研究員_ソメイヨシノは静岡県で生まれた?

●読売新聞 2012年11月8日
静岡のサクラ標本木、ソメイヨシノじゃない?
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121108-OYT1T00855.htm?from=main4
 静岡地方気象台(静岡市駿河区)がサクラの開花観測に使う標本木が、本来のソメイヨシノではない可能性があることが、独立行政法人「森林総合研究所多摩森林科学園」(東京都)の勝木俊雄主任研究員(45)らの調査で分かった。

交雑の可能性が指摘された静岡地方気象台の標本木(3月24日撮影)
知人の樹木医から「静岡地方気象台の標本木が、周囲のサクラに比べて開花が早い」と聞き、形態を調べたところ花の大きさなどに違いがあり、DNAを調べたという。

 ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンが交雑した栽培品種で、基本的には接ぎ木や挿し木で増やすため、同じ遺伝子型を持つクローン。全国のサクラの半数以上を占める。

 同気象台の標本木と、同科学園などにあるソメイヨシノのDNAを抽出し、32か所の遺伝子を比較した結果、11か所で遺伝子型が異なっていた。勝木研究員は「種としてはソメイヨシノと同じグループに分類できるが、栽培品種としてのソメイヨシノではない」と指摘。ソメイヨシノがさらにオオシマザクラと交雑した木と推測されるという。

浜岡原発4号機_72枚の羽根の15カ所に、ひび割れや亀裂・取り付け部に異常

●東京新聞 2012年11月7日
浜岡でタービン羽根にひび割れ 4号機に15カ所
 中部電力浜岡原発4号機(静岡県御前崎市)の「低圧タービン」の一部にひび割れの疑いが出ていた問題で、中部電は6日、抜き取り検査した72枚の羽根の15カ所に、ひび割れや亀裂が見つかったと発表した。
 中部電によると、羽根を取り外して調べたところ、6日までに4カ所のひび割れと11カ所の亀裂が確認された。破損の原因を調べるとともに、超音波検査で取り付け部に異常が見つかった1700枚全てについて検査を進める予定。
 浜岡原発は3~5号機が政府要請で運転を停止。今後、4号機と同じ型式の3号機も検査し、型式が違う5号機は4号機の検査結果を踏まえて対応を検討するという。
(共同)

浜岡原発のトラブルは多すぎる!

放射能汚染・放射性物質・セシウム・食品_基準値超過:北茨城市沖マダラ霞ヶ浦ウナギ・栃木県ナメコ・原木クリタケ・長野県シモフリシメジ_静岡県裾野市ハタケシメジ野生キノコ・柿・ユズ・ギンナン・ミカン

静岡県裾野市の野生キノコから
放射性セシウムを検出

●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第516報) 平成24年11月7日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002nxj3-att/2r9852000002nxmw.pdf
(セシウムが検出された品目を一部抜粋)
宮城県
丸森町 ユズ40 Bq/kg
白石市 ユズ35 Bq/kg
栗原市 柿34、ギンナン27 Bq/kg
登米市 原木ナメコ34、原木ヒラタケ27 Bq/kg
山形県
真室川町 ムキタケ8.4 Bq/kg
茨城県
ひたちなか市沖 アイナメ26、スズキ36 Bq/kg
北茨城市沖 エゾイソアイナメ56、マダラ140 Bq/kg※基準値超
鉾田市沖 エゾイソアイナメ13、マダラ22 Bq/kg
東海村沖 クロダイ13 Bq/kg
日立市沖 スズキ45 Bq/kg
大洗町沖 スズキ28 Bq/kg
鹿嶋市沖 スズキ36 Bq/kg
霞ヶ浦(西浦)シラウオ29、テナガエビ43ウナギ110 Bq/kg※基準値超過
霞ヶ浦(北浦)モツゴ28、テナガエビ22、ワカサギ27 Bq/kg
栃木県
佐野市 原木ヒラタケ15 Bq/kg
益子町 原木ナメコ63 Bq/kg
壬生町 原木ナメコ150、原木クリタケ130 Bq/kg※基準値超過
群馬県
高崎市 ミカン2.8、ユズ8.8 Bq/kg
太田市 カキ2.4、ユズ2.3 Bq/kg
安中市 ユズ18 Bq/kg
埼玉県
秩父市 ムラサキシメジ28 Bq/kg
神奈川県
相模原市 生シイタケ6.2 Bq/kg
長野県
信濃町 ハナイグチ66 Bq/kg
長野市 ハナイグチ40 Bq/kg
軽井沢町 シモフリシメジ28 Bq/kg
御代田町 シモフリシメジ120 Bq/kg※基準値超過
静岡県
裾野市 ハタケシメジ5.4 Bq/kg

原子力規制委員会・放射性物質拡散予測図「避難・防護計画を立てるためには不十分」_避難計画・ヨウ素剤配布・20ミリシーベルトで地域は拡大

●毎日新聞 2012年11月07日
原子力規制委:放射性物質拡散予測図訂正 県が詳細データ要望 「20ミリシーベルトなど必要」 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121107ddlk08010269000c.html
 原子力規制委員会が公表した原子力発電所事故時の放射性物質拡散予測図を巡り、1週間の被ばく積算線量100ミリシーベルトの地点を示したことについて「避難・防護計画を立てるためには不十分」として、県が規制委に対し、20ミリシーベルトなど、より詳細なデータを示すよう求めていることが分かった。規制委は拡散予測を「県が地域防災計画を策定するための参考情報」と位置付けており、対応が注目される。
 「1週間で100ミリシーベルトでは足りない。20ミリシーベルトなどもっと下のレベルが必要。公表できないのか」。2日、東京都内の原子力規制庁で行われた原発立地自治体の担当者を集めた連絡会議で、県原子力安全対策課の黒沢一男副参事が訴えた。規制委の事務局を務める規制庁側は「できる範囲で協力していきたい」と応じたという。
 県の質問は、日本原子力発電東海第2原発が立地する東海村の要望を受けたものだった。同村原子力安全対策課は「避難計画やヨウ素剤配布を含め、原子力災害の対策計画を立てるのには20ミリシーベルト、50ミリシーベルトなどの細かいデータが必要」と話す。
 規制委は先月24日、国際原子力機関(IAEA)が定める緊急時の避難の判断基準に当たる事故後1週間の被ばくの積算線量100ミリシーベルトに達する地点を示す拡散予測図を公表。5日後「風速・風向データの入力に誤りがあった」として訂正した。
 東京電力福島第1原発事故で政府は、年間被ばく積算線量20ミリシーベルト超〜50ミリシーベルト以下を「居住制限区域」、同50ミリシーベルト超を「帰宅困難区域」などとする一方、予測図では1週間で100ミリシーベルトの地点しか示していない。規制庁は「事前に避難範囲を決めるための初期対応のもので、中長期的なものではない」とした上で、年間20ミリシーベルトの地点を示した場合について「単純に考えれば地域は拡大する」と説明する。
【杣谷健太】

2012年11月7日水曜日

東京都知事選挙2012年12月16日(日)投開票日_菅直人「都知事選の争点」

●東京都選挙管理委員会
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/

東京都知事選挙
都議会議員補欠選挙
12月16日(日)投開票日!!

●菅直人
都知事選の争点 2012年10月27日
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11389727438.html
民主党のエネルギー環境調査会が再スタート。私も顧問として参加。政権党として、電力改革に踏み込むべきと意見を述べた。
 福島原発事故からも、民間企業だけで原発に責任を持つことは不可能ということが明らかになった。福島原発の廃炉処理には30年以上の年月と、莫大な費用、そして世界で初めてのメルトスルーに対し、どのように廃炉するかという研究が必要。脱原発公社を作り、原発はそこに移管し、順次廃炉を進めるべきだ。
 発送電分離も、再生可能エネルギーの拡大にとって避けられない改革。発送電一体かつ地域独占体制が原発批判を封じ込め、「安全神話」を生み出した。電力自由化は当然だ。
 原子力ムラの関係者もよく考えてもらいたい。頑なに民間企業とし発送電一体と地域独占という既存の体制を守ろうとしても、それでは民間企業として自己矛盾であり、企業としての存続も危うくなる。欧米では10年以上前に電力自由化を進めている。
  東京都の電力を何で賄い、熱エネルギーの効率化をどう勧めるかは都知事選の争点だ。

長野県上水内郡信濃町_放射性物質・セシウム・拡散予測_野尻湖ワカサギ・ハナイグチ野生キノコ・黒姫和漢薬研究所_黒姫山・斑尾・妙高・戸隠・白馬・黒部・富山・琵琶湖_来年どこまで西に広がるのか?

信濃町や野尻湖での放射性セシウム検出
 
●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第515報) 平成24年11月6日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002nsv8-att/2r9852000002nsyz.pdf
長野県信濃町 野尻湖 ワカサギ18 Bq/kg
●長野県
平成24年度 県内産きのこの放射性物質測定結果 最終更新日:2012年11月02日
http://www.pref.nagano.lg.jp/rinmu/ringyou/hosyano/kensa-kinoko.htm
信濃町ハナイグチ66Bq/kg

黒姫山、黒姫高原
●生活クラブ
消費材の放射能検査結果
http://seikatsuclub.coop/coop/news/20110905top.html
2012.6.1
長野県産どくだみ茶(黒姫和漢薬研究所)25 Bq/kgを検出。
●黒姫のよしはら
「福島第一」から黒姫山麓にきたセシウムの痕跡
http://with-kurohime.blogspot.jp/2012/10/blog-post_1403.html#!/2012/10/blog-post_1403.html
降下したセシウムは地表浅くに今なおより多く蓄積されている。

斑尾、妙高は?
戸隠や白馬、黒部にも・・・

●2011年度 新そば粉 ゲルマニウム半導体検出器による放射能濃度測定結果
http://securitytokyo.com/data/soba.html
長野県戸隠産ソバ 0.34 Bq/kg
●常常日記 2012-08-25
富山の玄米からセシウム検出!
http://ameblo.jp/yagyuhyogonosuke/entry-11337342033.html

もうすぐ冬。
来年には、
愛知、三重、岐阜、石川、福井も・・・
琵琶湖くらいまで?
●滋賀県
平成 24 年度 琵琶湖における放射性物質モニタリング測定結果について 2012年5月7日
http://www.pref.shiga.jp/d/biwako/120529.pdf#search='%E7%90%B5%E7%90%B6%E6%B9%96+%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0'

鳥獣が運ぶスピードはどれくらいだろう。

福島第一原発事故後からの
野生キノコやイノシシなどの鳥獣のデータから
拡散予測が出来そうに思う。

福島県総合計画_福島第1原発事故の避難者を2020年度までにゼロにすることを目指す方針

これでいいのか?!

●河北新報社 2012年11月7日
福島避難者、「20年度にゼロ」 県、総合計画に明記へhttp://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121107t61013.htm
 福島県は福島第1原発事故の避難者を2020年度までにゼロにすることを目指す方針を固めた。年内にも改定する県総合計画の指標に盛り込む。
 県によると、避難者は約15万9000人(県内約10万人、県外約5万9000人)。「避難者が元の居住地に戻る」ことを避難の解消と定義し、避難者ゼロを目標に掲げる。
 双葉郡など避難区域の住民が避難区域外の市町村に整備される仮の生活拠点に一時集団移住したり、県外避難者が元の居住地と別の県内市町村に移り住んだりする場合は避難と見なす。
 双葉郡は放射線量が高く、長期間帰還が困難な区域が多い。自主避難者を中心に放射能への不安感は根強く、現実的には20年度以降も避難を続ける住民が多数存在する可能性が高い。
 県は当初「減少を目指す」とだけ示し、具体的な数値を記さない方針だったが、「県の復興、再生に向けた象徴的な数字。意気込みを示す必要がある」(復興・総合計画課)として、計画終了年度の20年度にゼロとする数値の明記に踏み切る。
 住民帰還を促して避難解消を図るには居住域の除染が欠かせない。県は国による除染特別地域と市町村による除染地域で除染する建物、住宅の予定棟数、戸数を示し、毎年度100%達成する指標も盛り込む。

放射性物質もゼロに近づくのだろうか。


プルトニウム241を初めて検出_239・240・内部被ばく・警告_アメリシウム241が豆類蓄積の恐れ_放射線医学総合研究所

●47news 2012年11月7日
プルトニウム241を検出 「豆類蓄積の恐れ」と警告
http://www.47news.jp/47topics/e/226454.php
 放射線医学総合研究所(千葉市)は、東京電力福島第1原発から北西や南に20~32キロ離れた福島県内の3地点で、事故で放出されたとみられるプルトニウム241を初めて検出したと、8日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」の電子版に発表した。
 人体に影響のないレベルだが、プルトニウム241は他の同位体に比べて半減期が14年と比較的短く、崩壊してできるアメリシウム241は土壌を経由して主に豆類に取り込まれやすい。放医研は「内部被ばくを避けるためにも 原発20キロ圏内での分布状況を確かめる必要がある」としている。
 昨年4~5月に採取した福島県飯舘村、浪江町の森林の落ち葉と、スポーツ施設で現在事故対応拠点となったJヴィレッジ(広野町など)の土から検出。他の同位体プルトニウム239(半減期2万4千年)、240(同6600年)も検出 、同位体の比率から今回の事故が原因と分かった。
 濃度は、過去に行われた大気圏内核実験の影響により国内で検出されるプルトニウム241よりも高い。ただ半減期が短く、1960年代当時に核実験で飛来した濃度よりは低いレベルという。
 プルトニウムは天然にはほとんど存在しない放射性物質で、原子炉では燃料のウランが中性子を吸収してできる。
 (共同通信)

火山噴火対策に特化した防災グッズ・噴火災害時帰宅セット_マスク、ゴーグル、ポンチョ、ラップフィルムを初め、使い捨てトイレ、防寒・保温シート、保存用コッペパン、長期保存水、ウエットティッシュ、専用バッグ

●web R25 2012年11月6日
思わず欲しくなるグッズ!
火山噴火対策に特化した防災グッズ

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20121106-00026714-r25
みなさん、ご存じですか? マグニチュード9以上の地震が起こった際、その近隣火山の噴火が、20世紀に入って100%の確率で起きているということを(火山予知連絡会・藤井敏嗣東大名誉教授の発言より)。そう考えると、マグニチュード9を記録した東日本大震災も例外ではありません。事実、震災直後には富士山を震源とする不吉な地震も観測されましたし、大きな余震が再び来る可能性も含め、ここしばらくは地震に火山に、警戒が必要だといえるでしょう。

しかし、地震や津波はともかく、火山噴火となると多くの人にとっては未知の災害。果たしてどういう対策をとっておけば良いのかわかりません。そこで、検討したいのが『噴火災害時帰宅セット』の導入です。これは文字通り、火山噴火が起こった際、職場をはじめとする外出先にいた場合、無事に自宅まで帰れるよう支援してくれるグッズを集めたセット。
その内容は、火山灰から身を守るためのマスク、ゴーグル、ポンチョ、ラップフィルムを初め、使い捨てトイレ、防寒・保温シート、保存用コッペパン、長期保存水、ウエットティッシュ、専用バッグの計10点。
長期保存水は5年間保存可能。コッペパンはやや酸味のあるずっしりとした食感でした。
5個セット、10個セット購入で割引あり
いろいろ入っているなか、特に火山灰の対策グッズが充実していることには理由があります。なぜなら、火山灰は“灰”とはつくものの溶岩が砕け散ったものなので、紙や木の灰のように指でこすっても粉々にならず、ガラスの破片のように突き刺さるため。目や鼻、喉に侵入すると、角膜や粘膜を傷つけてしまうおそれがあります。そのため、密閉型のマスクやゴーグルが必要なのです。
また、火山灰が街に降りかかるとまず発生する問題が、電子機器の故障だともいわれています。それを防ぐために、自分のスマホやパソコンに火山灰を侵入させないよう、ラップフィルムが同梱されているというわけです。
必ずしも会社で被災するとは限りませんが、備えあれば憂いなし。実際は、会社が社員全員に買ってくれればいいんですけどね。
(熊山 准)

火山予知連・富士山ハザードマップ検討委員会・問題点・想定_貞観噴火・宝永噴火・火山灰の方向設定_東海・東南海・南海地震_防災アドバイザー山村武彦氏

●週プレNEWS  2012年11月6日
今の「富士山ハザードマップ」は想定が甘すぎる?
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/11/06/15181/
2000年から翌年にかけて、富士山直下のマグマ溜まりでは噴火活動の再開を示す「低周波地震」が激増した。そのため気象庁は2001年5月に「火山噴火予知連絡会」を緊急招集し、富士山噴火の際に山麓周辺で予想される災害規模を地図化する「ハザードマップ」の作成に着手した。
そして2004年に火山予知連・富士山ハザードマップ検討委員会が発表したのが「富士山ハザードマップ」と報告書だった。その中には、大噴火の際に山麓周辺の市町村を襲う「火山噴出物(噴石、火山れき、火山灰)」「火砕流高温ガス」「土石流」のシミュレーションのほかに、東京・千葉、埼玉、神奈川の首都圏へ飛散する火山灰の範囲と、降下量を予想したハザードマップも存在する。
その最大降灰量は、神奈川県で30cm、東京・千葉(主に房総半島全域)で10cm。この量の火山灰が現実に首都圏へ降下した場合の被害想定規模は、これまでに新聞やテレビでも報道されてきた。だが、書籍『富士山の噴火は始まっている!』の共著者である防災アドバイザー・山村武彦氏は、このハザードマップには問題点も多いと指摘し、次のような批判意見を書いている。

《大災害が起きてから「想定外でした」と、言い訳しないで済むようなハザードマップやマニュアルが必要なのだ。そのような視点で富士山ハザードマップを考えると問題点が多い。やはり、前提条件に疑問があるのだ》

それでは、この富士山ハザードマップの問題点とは具体的になんなのか。
「まず問題視すべきは、検討委員会の報告書発表後に、864年の貞観噴火が非常に大きな噴火だとわかってきたこと。宝永噴火の噴出物がマグマ量換算で約7億トンなのに対して、貞観噴火は倍量の約14億トンと推定され、しかも火山灰噴出中心の宝永噴火と違い、貞観噴火では多くの方角へ溶岩が流れ出たと推定されています。この点には学者の中からも貞観噴火を前提にマップを作るべきだとの声も上がったけれど、検討委員会が平安時代の貞観噴火をデータ不足として考慮しなかった。これは東電が福島第一原発の設計段階で貞観地震を対象外にしたのと、まったく同じ図式です」(山村氏)

ちなみに、昨年の東日本大震災は、この貞観大地震と同じ震源だった。山村氏が続ける。
「われわれはせめて最悪14億トンの噴出物に備えるべきで、さらに富士山だけではなく、推定30億トンの噴出物が1914年に出た桜島大噴火など、ほかの火山も参考にすべきです。富士山でも、そうした巨大規模の噴火が起きないという保証はないのです」

ハザードマップでは火山灰の最大降灰量も予測している。神奈川県で30cm、東京・千葉(主に房総半島全域)で10cmだが、その方向設定にも問題がある。
「報告書では宝永噴火を基準に降灰方向を想定し、『上空に偏西風が吹き、火山灰は東に向かう』としていますが、富士山周辺の気象データでは、確かに冬には強い偏西風が吹いても、夏は必ずしも風が東へ向くわけではない。実際、宝永噴火でも東だけでなく西の長野県下伊那に灰が飛散した事実が、旧家の記録にも残っています」(山村氏)

これ以外にも山村氏は、東海・東南海・南海地震などの巨大地震と富士山噴火が高い確率で連動してきた歴史的事実を重視する。ハザードマップの作成にあたっては、そうした巨大地震と火山噴火の「複合災害」も考慮すべきだというのも、もっともな主張だと言えるだろう。
(取材・文/本誌“富士山を調べ続けて30年”取材班 写真/五十嵐和博)

2012年11月3日土曜日

南相馬市・桜井勝延市長_復興の現実「政治もマスコミも“福島”を収束させようとしている」

●Yahoo!ニュース Business Media 誠 2012年11月2日
「政治もマスコミも“福島”を収束させようとしている」――南相馬市長が語る復興の現実
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121102-00000046-zdn_mkt-ind
(一部抜粋)
 福島第一原発がある福島県双葉郡のすぐ北に位置する南相馬市。震災と津波、原発事故で大きな被害を受け、震災発生直後の2011年3月26日、桜井勝延市長がYouTubeへの動画投稿を通じて、生活物資が足りない窮状を世界に訴えたことが反響を呼んだ。

 震災から1年半、日本では税金や領土問題など、震災以外のニュースが大きく報じられるようになり、相対的に被災地の状況が伝えられなくなっている。こうした中、桜井市長は日本外国特派員協会で行った記者会見で、いまだに多くの住民が避難している現状を訴え、復興に向けての課題を述べた。その内容を詳しくお伝えする。

●南相馬市ではいまだに2万3000人以上が避難生活を送る

桜井 2011年3月11日に起こった東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が、南相馬市を含めて福島原発周辺にもたらした影響が今どうなっているのかをしっかりと伝えていく責務があるので、今日こういう場に立たせていただくことに本当に感謝したいと思います。世界各国のみなさんが日本に支援していただいて、今も支援し続けていただいていることに改めて感謝申し上げます。

 日本のメディアはともすると、福島第一原発事故が収束しつつあるかのように報道しているかのように思えます。確かに、南相馬市民7万1000人が一時期1万人を割り込むまで避難を余儀なくされましたが、今は4万5500人の市民が戻って市内で生活しています。ただ、南相馬市が65%以上戻っているのに比べて、7万6000人と同じ人口を抱えていた双葉郡の8町村で今戻れている人口は2000人にも満たない状況です。
 同じ30キロ圏内の南相馬市と双葉郡で、なぜこんなに違うのか。それは南相馬市には国から連絡をまったく受けなかったために避難しなかった市役所があって、一方、双葉郡では国主導で役所を避難させた町村が多かったからです。
 南相馬市は不幸にして国から連絡が来なかったのですが、市民は避難させました。6万人以上が避難したのですが、役所としては「(残った)1万人を支えないといけない」という思いから、役所機能は避難させませんでした
 双葉郡は役場ごと避難しました。3000人の川内村で戻っているのは750人、5800人の広野町で戻っているのは500人弱です。一方、南相馬市は4万5000人、ほかから移り住んできた人も含めると、今5万人弱が住んでいます。
 南相馬市は3.11以降、1日も役所機能を休んだことがありません。双葉郡の8町村の役所はすでに市外に避難していますので、もとの役場機能を復活できていません。最近、川内村と広野町が役場機能を復活させているのですが、南相馬市との違いは歴然としています。
 放射線量を比べれば、当時も現在も南相馬市よりは広野町や川内村の方が低いんです。役場機能、政治機能が維持されることと維持されないことの差がどれほど大きいかお分かりになると思います。

 先ほど「原発事故が収束したかのような報道がされている」と申し上げましたが、現実は「まったく変わっていない」と感じている人が多くいることを承知していただきたいと思います。
 野田佳彦首相は2011年12月16日に原発事故の収束を宣言しました。しかし、南相馬市や双葉郡の現実を考えると、南相馬市で2万3000人を超える人たち、双葉郡では7万4000人を超える人たちが現在も避難生活を余儀なくされています。家族が一緒に生活できる環境がほぼありません。それは南相馬市に戻っている市民も、避難している双葉郡の市民も同様です。
 野田首相が大飯原発の再稼働を決めた日、私は仮設住宅の住民と懇談会をしていました。避難している市民は私に「我々は捨てられたのか」と言いました。なぜかというと、野田総理大臣は就任直後に「福島の再生なくして日本の再生なし」と言いました。避難させられている住民からすると、「自分たちは捨てられたんだ」という感覚を持ったんだと思います。自分たちの仕事が奪われ、家族がバラバラにされている現実がある一方で、電力不足という名のもと、原発が再稼働されていることに対する怒りだと思います。

これでいいのか?!

福島第1原発の港湾内で採取したマアナゴ1万5500ベクレル・エゾイソアイナメ4200ベクレル

●毎日新聞 2012年11月03日
東日本大震災:福島第1原発事故 近海に1万ベクレルの魚http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20121103ddm012040084000c.html
 東京電力は2日、10月10日に福島第1原発の港湾内で採取したマアナゴから、1キロ当たり1万5500ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
港湾内の魚類の検査結果が公表されたのは初めて。
 東電によると、10月9〜16日に港湾内と沖合20キロ圏内から魚類を採取。港湾内ではこのほか、エゾイソアイナメから同4200ベクレルのセシウムを検出。沖合約2キロではクロソイが同1470ベクレルだった。
 これまでの最大は、今年8月に沖合約20キロのアイナメから検出された同2万5800ベクレル。

これでいいのか?!

2012年11月2日金曜日

警告!「肥料や花や芝生も放射性物質を拡散している。」_飼料と肥料_放射性セシウム濃度の検査結果_牛ふん堆肥・汚泥発酵肥料・し尿_家庭ゴミ

肉や牛乳からのセシウム検出は、
「飼料」が原因とされる場合が多い。

●毎日新聞 10月26日
放射性セシウム:黒毛和牛で新基準超える値検出 群馬
http://mainichi.jp/select/news/20121027k0000m040095000c.html
 群馬県は26日、県立利根実業高(沼田市)が出荷した黒毛和牛から食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える同190ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県によると、全国で牛肉の新基準値が適用された10月以降、基準値超えは2例目。全頭検査で判明し、流通していないという。
 県によると、牛は繁殖用の14歳雌。4〜8月はセシウムを含まない輸入飼料を与えていたが、9月以降は新許容値(同100ベクレル)を下回る同32ベクレルの牧草を与えていたという。

では、「肥料」はどうだろう。
野菜や花などは多くの場合、肥料を土や水に混入して栽培する。
家畜排せつ物、魚粉、稲わら、樹皮、落ち葉、油かす、堆肥・・・

野菜は検査されるが、
花は検査されない(しなくてよい)。

●農林水産省
野菜、果樹、花きについて 平成24年6月4日現在
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/shohi_qa.html
(一部抜粋)
5.花き等について
 Q12 花きについては、外部被ばくが心配されますが、飾っても大丈夫なのでしょうか。
 A12花や芝生等の花きによって起こりえる被ばくは外部被ばくであって、
食品のように食されることによる内部被ばくとは異なることから、
現在、野菜や果実などで実施されている放射性セシウム検査は行わず、
出荷や作付にかかる制限もありません。

なんと、未だに
「花は、どれだけ汚染されていても売ってよい。」
のだ。

これでいいのか?!

●農林水産省 平成24年10月12日
肥料中の放射性物質の検査結果について
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/hiryo_kekka.html
放射性セシウムを含む肥料・土壌改良資材・培土及び飼料の暫定許容値の設定について
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/shizai.html
(一部抜粋)
・動植物性堆肥原料(家畜排せつ物、魚粉、わら、もみがら、樹皮、落ち葉、雑草、残さ等)が放射性セシウムに汚染され、これらを原料として生産された堆肥が高濃度の放射性セシウムを含有する可能性があります。
・米ぬか、ふすま、魚粉等の肥料原料は飼料の原料としても使われている場合が多く、飼料が家畜排せつ物・肥料を経由して農地土壌へ還元され農作物へ吸収されるといった物質循環があること、また、今後、平成23年産の飼料米、米ぬか、ふすま、稲わら、油かす等が直接飼料として、又は配合飼料等の原料として使用され、畜産物に放射性セシウムが移行する可能性がある。
・放射性セシウムによる農地土壌の汚染拡大を防止する。
・肥料・土壌改良資材・培土又は飼料の放射性セシウムを検査することが必要。
・今般の措置に伴い、利用できない堆肥原料、堆肥、飼料原料、飼料等が大量に発生することが予測されます。

暫定許容値の設定
肥料・土壌改良資材・培土中に含まれることが許容される最大値は、400ベクレル/kg(製品重量)
牛、馬、豚、家きん等用飼料中に含まれることが許容される最大値300ベクレル/kg
養殖魚用飼料中に含まれることが許容される最大値100ベクレル/kg(製品重量)
飼料の放射性セシウムの暫定許容値
・牛、馬用飼料100ベクレル/kg
・豚用飼料80ベクレル/kg
・家きん用飼料160ベクレル/kg
・養殖魚用飼料40ベクレル/kg

堆肥の放射性セシウム濃度の検査結果(一部抜粋)
岩手県
一関市 牛ふん堆肥(H23年9月12日)6,600ベクレル/kg利用自粛
平泉町 牛ふん堆肥(H23年8月18日)1,800ベクレル/kg利用自粛
藤沢町 牛ふん堆肥(H23年8月18日)1,100ベクレル/kg利用自粛
奥州市 牛ふん堆肥(H23年9月12日)1,000ベクレル/kg利用自粛
遠野市 牛ふん堆肥(H23年9月12日)1,500ベクレル/kg利用自粛
花巻市 牛ふん堆肥(H23年9月12日)900ベクレル/kg利用自粛
新潟県 自粛要請あり
秋田県 自粛要請あり
宮城県 自粛要請あり
山形県 自粛要請あり
栃木県 自粛要請あり
群馬県 自粛要請あり
茨城県 自粛要請あり
埼玉県 自粛要請あり
千葉県 自粛要請あり
神奈川県
伊勢原市 牛ふん堆肥(H23年8月31日)700ベクレル/kg
島根県
牛ふん堆肥(H23年8月19日)2,700ベクレル/kg自粛要請
飯南町 牛ふん堆肥(H23年8月11日)1,100ベクレル/kg自粛要請
奥出雲町 牛ふん堆肥(H23年8月11日)600ベクレル/kg自粛要請

平成24年は検査していない?!


汚泥肥料の放射性セシウム濃度の検査結果
全国版(平成24年7~9月)

http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/pdf/odei2407_09.pdf
(一部抜粋)
福島県
郡山市 汚泥発酵肥料60ベクレル/kg
新潟県
見附市 し尿汚泥肥料20ベクレル/kg
山形県
米沢市 汚泥発酵肥料100ベクレル/kg
上山市 汚泥発酵肥料30ベクレル/kg 
群馬県
利根郡 汚泥発酵肥料20ベクレル/kg
前橋市 汚泥発酵肥料70ベクレル/kg
茨城県
小美玉市 汚泥発酵肥料300ベクレル/kg
山武郡 し尿汚泥肥料200ベクレル/kg
安房郡 し尿汚泥肥料50ベクレル/kg
稲敷市 汚泥発酵肥料40ベクレル/kg
千葉県
長生郡 し尿汚泥肥料90ベクレル/kg
山梨県
南都留郡 汚泥発酵肥料70ベクレル/kg
長野県
小諸市 汚泥発酵肥料80ベクレル/kg  
静岡県
下田市 し尿汚泥肥料30ベクレル/kg
牧之原市 汚泥発酵肥料10ベクレル/kg
富士宮市 汚泥発酵肥料60ベクレル/kg 
愛知県
田原市 汚泥発酵肥料30ベクレル/kg(原料:静岡県産)

全国版(平成24年4~6月)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/pdf/odei_2404_06.pdf
(一部抜粋)
神奈川県
南足柄市 汚泥発酵肥料40ベクレル/kg
三浦市 汚泥発酵肥料50ベクレル/kg
静岡県
島田市 混合汚泥肥料20ベクレル/kg
牧之原市 し尿汚泥肥料20ベクレル/kg
伊豆市 し尿汚泥肥料70ベクレル/kg
沼津市 汚泥発酵肥料20ベクレル/kg


人為的な放射性物質の拡散は、
もうすでにかなり日本全国に広がっている。
肥料や花や芝生も運んでいるだろう。

家庭ゴミから出るセシウムも、
野菜や魚などの生ゴミや
落葉・剪定枝などアウウトドアガーデニングだけではなく、
花束、室内に飾った切花・フラワーアレンジメント、
鉢花、観葉植物からも・・・


福島原発事故にともなう静岡県周辺の放射能汚染の詳細地図化とその意義・ハザードマップとしての線量地図_小山真人(静岡大学防災総合センター)

●togetter
Masato Koyama 氏福島原発事故にともなう静岡県周辺の放射能汚染の詳細地図化とその意義
http://togetter.com/li/397443
スライドのPDFデータ
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/121027JASDIS.pdf
と、それにまつわる補足的な呟きを中心にまとめました。
①福島の原発事故で、自然界に従来から存在していた放射性物質とその線量を差し引くと、寝耳に水といっていた地域で基準を超えた農作物が出来る可能性は予測できる。
②それは地形的な要因、放射性物質の拡散の仕方で説明ができる。
③こうした冷静な分析はパニック防止や、風評被害防止という理由で伝達されない。
④富士山のハザードマップについても、1999年7月NHKのクローズアップ現代の内容が差し替えられたことがある。
⑤原子力防災と富士山の防災については相似する点がある

 このため3.11災害では、自然災害の防災関係者にとっては信じがたい情報隠蔽が公然とおこなわれた。その後の防災・環境保全・食品安全・健康保護施策も、被害の未然防止という観点からほど遠い。生産者の論理と経済保護一色であり、国民の健康と安全が軽視されている。
 このことの一因は、私たち自然災害の防災関係者が、原子力防災に関心をもたず、守備範囲の外と考えていた(今も考えている)ことにある。南海トラフや富士山で盛り上がっているだけではダメである。自分にできる何か(研究、情報発信)を始めよう。さもなければ同じことが繰り返される。.
by lkj777

●Masato Koyama's Homepage
静岡大学防災総合センター
静岡大学教育学部総合科学教室
小山真人研究室
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Welcome.html
2012.10.27 日本災害情報学会
福島原発事故にともなう静岡県周辺の放射能汚染の詳細地図化とその意義
小山真人(静岡大学防災総合センター)
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/121027JASDIS.pdf


<ブログ内リンク>
御殿場も


放射能汚染・放射性物質・セシウム・食品・富士山_基準値超過:岩手県・栃木県・原木ナメコ・静岡県御殿場市・野生キノコ・キハツタケ・ツバフウセンタケ・アカモミタケ_干しいも・栃木県大田原市ヤマノイモ・茨城県ウナギ・東京都府中市シイタケ

御殿場の野生キノコも基準値超過。

●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第512報) 平成24年11月1日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002nhql-att/2r9852000002nhuc.pdf
(セシウムが検出された品目を一部抜粋)
岩手県
矢巾市 原木シイタケ42 Bq/kg
久慈市 原木シイタケ20 Bq/kg
野田村 原木シイタケ22 Bq/kg
洋野町 原木シイタケ27 Bq/kg
奥州市 原木ナメコ170 Bq/kg※基準値超過
盛岡市 牛肉14 Bq/kg
一戸町 牛肉10 Bq/kg
宮城県
仙台市 ソバ19 Bq/kg
大和町 ソバ13 Bq/kg
大郷町 ソバ4.1 Bq/kg
大崎市 ソバ5.1 Bq/kg
群馬県
沼田市 大豆17、そば16 Bq/kg
安中市 大豆17
中之条町 大豆23 Bq/kg
栃木県
鹿沼市 原木ナメコ120 Bq/kg※基準値超過
さくら市 菌床ヒラタケ5.6 Bq/kg
大田原市 ヤマノイモ22 Bq/kg
茨城県
涸沼 ウナギ5.5 Bq/kg
那珂川 ウナギ74 Bq/kg
霞ヶ浦(西浦) ウナギ70、シラウオ38、テナガエビ44、ワカサギ29 Bq/kg
千葉県
千葉市 原木シイタケ68 Bq/kg
君津市 原木シイタケ25 Bq/kg
東京都
府中市 シイタケ(原木、施設)6.5 Bq/kg
新潟県
茨城県(製造所:静岡県) 干しいも5.7 Bq/kg
山梨県
富士河口湖町 原木シイタケ19、原木ナメコ22 Bq/kg
富士吉田市 原木ナメコ19 Bq/kg
静岡県
御殿場市 キハツタケ230 Bq/kg※基準値超過
御殿場市 ツバフウセンタケ200 Bq/kg※基準値超過
御殿場市 アカモミタケ340 Bq/kg※基準値超過

2012年11月1日木曜日

アメリカ・ニューヨークを襲ったサンディの不可解な謎は計画されたハリケーンか?_イランが開発した最先端の極秘な技術工学を使って発生させた

●CNN 2012年11月1日
「極秘技術でサンディ発生させた」シリアのメディアが主張、イランも協力http://www.cnn.co.jp/fringe/35023889.html?ref=rss
(CNN) 内戦が続くシリア軍系のメディアは1日までに、米東部沿岸などを襲い甚大な被害をもたらしたハリケーン「サンディ」に触れ、イランが開発した最先端の極秘な技術工学を使って発生させたと主張した。
同メディアは交流サイト「フェイスブック」に、消息筋が確認したとの情報を使って投稿。サンディはシリアの政権の協力を得た、英雄的なイランの政権が手掛けた技術工学のたまものであるとし、アサド政権を攻撃し平和と安定を脅かす勢力への処罰であると強調した。
イランはシリアの同盟国で、内戦が長期化する中で権力維持を図るアサド政権に武器や要員、資金などを提供しているとの指摘もある。米国はアサド大統領の退陣を要求するなど反体制派に肩入れしている。
シリア軍系メディアによるフェイスブックへの投稿に関するコメントは300件以上に達したが、冷笑から支持表明までの内容となっている。
あるコメントは「シリア政権の完全なたわごと」と糾弾。「仮にそれほどの技術を保有ししているなら、シリアの乾燥した国土になぜ雨を降らせないのか?」などと嘲笑(ちょうしょう)している。
これに対しシリア政府支持のコメントは「我々の特殊部隊がイランの専門家の助けを得て実行した偉大な行為になぜ驚くのか」「我々の偉大な国家への悪魔の陰謀に対抗するシリアの勇敢なライオンたちの偉大な仕事である」などと主張した。
昨年3月以降から本格化した反政府デモを発端とするシリア内戦では、政府支持派と反体制派がソーシャルメディアを使ってそれぞれの主張を応酬している。

2012年10月31日

2012年10月31日水曜日

富士山_静岡県駿東郡小山町須走の山林で採取した野生きのこユキワリから、1キロあたり350ベクレルの放射性セシウムを検出_国・自治体による高さ1m・0.5m計測を中心とした放射線量マップ_関東地方の線量

●NHK 2012年10月30日
野生きのこから基準超セシウム
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033112861.html?t=1351592807109
小山町の野生のきのこから国の基準を超える放射性物質が検出され、県は当分の間、小山町内で野生のきのこをとって食べないよう呼びかけています。
今月23日、山梨県鳴沢村で採取された野生のきのこから国の基準を超える放射性物質が検出されたことを受けて、県は鳴沢村と隣り合う小山町で野生のきのこを調べました。
今月26日に小山町須走の山林で3種類のきのこをそれぞれ1キログラムあまり採取して調べたところ、「ユキワリ」というきのこから国の基準の3.5倍に当たる1キロあたり350ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。県内では野生のきのこは一般には流通していないということですが、県は「念のため、当分の間は小山町内で野生のきのこをとって食べないようにして欲しい」と呼びかけています。
県では今後、▼富士宮市や▼御殿場市、▼裾野市でも野生のきのこの放射性物質の調査を行うことにしています。

その周辺に降った放射性物質とともに、
イノシシなどの鳥獣や
山に入る人間も運んでいる。

●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第510報) 平成24年10月30日
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002n89j-att/2r9852000002n8da.pdf
(セシウムが検出された品目を一部抜粋)
岩手県
奥州市 エゴマ12 Bq/kg
北上市 ソバ6.7 Bq/kg
八幡平市 ソバ30 Bq/kg
秋田県
仙北市 ソバ1.1、ナラタケ9.8 Bq/kg
山形県
山形市 ヒラタケ28 Bq/kg
栃木県
那須町 玄米45 Bq/kg
那須塩原市 ソバ6.7 Bq/kg
山梨県
忍野村 ハナイグチ9.5 Bq/kg
山中湖村 ヌメリイグチ54 Bq/kg
静岡県
小山町 ヌメリイグチ87、コムラサキシメジ60、ユキワリ350 Bq/kg※基準値超過



拡散している。

●sorakuma
国・自治体による高さ1m・0.5m計測を中心とした放射線量マップ
http://sorakuma.com/2011/08/05/2305
関東地方の線量



2012年10月30日火曜日

タイ東部トラート県のラーチャカルン海岸に白、青、茶など様々な色のクラゲが大発生

●newsclip 2012年10月29日
白、青、茶 タイ東部海岸でクラゲ大発生
http://www.newsclip.be/news/20121029_036094.html
タイ東部トラート県のラーチャカルン海岸に大量のクラゲが押し寄せ、話題となっている。クラゲは体長十数センチで、体色は白、青、茶色など様々。


イタリア中部ラクイラ地震発生を予知できず住民に警告しなかったとして過失致死罪で専門家ら7人に禁錮4年を求刑_禁錮6年の有罪判決_実刑判決に反発_日本地震学会・批判

10月29日
●毎日新聞 2012年10月29日
伊地震予知裁判:日本地震学会会長「強い懸念感じる」
http://mainichi.jp/select/news/20121030k0000m040046000c.html
 09年のイタリア中部ラクイラの大地震を巡り、地震前に発生のリスクを議論した伊政府の委員会メンバーだった地震学者らが実刑判決を受けた裁判について、日本地震学会の加藤照之会長(東京大教授)は29日、「強い懸念を感じる」などとして判決を批判する声明を出した。
 声明では、日本でも地震研究者が国や自治体の防災行政に関わっていることに触れ、「意見表明が刑事責任をもたらす恐れがあれば、研究者は自由にものが言えなくなるか、科学的根拠を欠く意見を表明することになりかねない」と指摘。「長期的に見れば、科学的根拠が不十分な防災対策につながり、社会にとっても大きな損失になる」としている。
 ラクイラの大地震では309人が死亡。現地の地裁は、直前の「安全宣言」が犠牲の拡大を招いたとして、過失致死傷罪に問われた地震学者ら7人全員に禁錮6年の判決を言い渡した。【八田浩輔】

10月23日
●読売新聞 2012年10月23日
地震予知できなくなる…実刑判決に科学界が反発http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121023-OYT1T01341.htm
 【ローマ=末続哲也】2009年4月のイタリア中部ラクイラ震災で、大地震の危険性を警告しなかったとして、同国の地震予知の専門家ら7人に22日、禁錮6年の実刑判決が下ったのを受け、世界の科学界から「これから専門家は地震予知に協力できなくなる」と懸念する声が噴出している。
 「今後は群発地震のたびに、専門家が住民避難を命じざるを得ない」。地元メディアによると、同国の著名な地質学者マリオ・トッツィ氏は、こう判決を非難した。23日には、伊政府の防災諮問機関「防災委員会」のルチャーノ・マヤーニ委員長が「こんな状況では平静に働けない」として、判決に抗議し、辞任した。
 米民間団体「憂慮する科学者連盟」のマイケル・ハルパン氏も「ばかげており、危険だ」と批判し、米政府に判決を非難するよう求めるなど、波紋は国外にも広がった。異例の裁判は、地震予知のあり方を巡る議論に火をつけた形だ。
●yahoo!ニュース 時事通信
科学者らに求刑上回る禁錮6年=地震警告失敗で有罪判決―伊地裁http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000005-jij-int
 【ジュネーブ時事】イタリア中部ラクイラで2009年4月に死者309人を出した大地震で、事前に住民に警告しなかったとして過失致死罪で科学者ら7人が起訴された裁判で、ラクイラ地裁は22日、全員に禁錮6年の有罪判決を下した。科学者らの判断が「不正確かつ不完全、矛盾に満ちている」と指摘。検察側求刑の禁錮4年を上回る厳しい判断を示した。
 地元メディアによると、被告弁護士の一人は「判決は信じられない内容だ」と述べ、控訴する意向を明らかにした。
 裁判は技術的に困難な地震予知をめぐり、科学者らに責任を問えるかどうかが争点となった。世界各国の5000人を超える科学者らが「科学を裁くことはできない」「専門家は責任追及を恐れ地震リスク評価に協力しなくなる」と批判していた。
 訴えられたのは、自然災害リスクを評価する政府市民保護局の委員会メンバーだった著名地震学者、地球物理学研究機関のトップ、同局幹部ら7人。ラクイラで続いていた微震のリスクに関し、地震発生6日前に「危険はない」と公表、住民が逃げ遅れるなど甚大な被害を招いたとして11年5月に起訴された。
 検察側は7人が「不完全かつ的外れで犯罪に値する誤った評価」を行ったとして責任を追及。地震予知ができたかどうかが問題ではなく、中世の歴史的建造物が残るラクイラが地震に弱く、住民へのリスク警告を怠った責任があると主張していた。 

9月26日
●yahoo!ニュース 時事通信
専門家らに禁錮4年求刑=ラクイラ地震予知失敗で―伊検察
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000017-jij-int
 【ジュネーブ時事】2009年4月に死者309人を出したイタリア中部ラクイラ地震で、発生を予知できず住民に警告しなかったとして過失致死罪で起訴された専門家ら7人に対する裁判があり、検察側は25日、7人それぞれに禁錮4年を求刑した。地元紙によると判決は来月23日までに言い渡される見通し。
 訴えられたのは、地震予知や被害評価を行う学識経験者ら当時の政府委員会メンバーら7人。ラクイラで頻発していた微震の分析を地震発生の6日前に実施しながら、大地震になる可能性が低いと結論付けたことで、甚大な被害が出る事態になったとして昨年5月に起訴された。

2012年10月29日月曜日

白山の中飯場の地震計が4時間で100回余りの群発地震を観測・白峰の遠望カメラで分析_いつ噴火してもおかしくない状態_金沢大の平松良浩准教授(地震学)

●中日新聞 2012年10月29日
白山で群発地震 4時間で100回余りhttp://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2012102902000165.html
最大M2.5 注意深く監視必要
 石川、岐阜県境の白山(二、七〇二メートル)で、二十七日夜から二十八日未明に群発地震が起きていたことが、気象庁の観測で分かった。いずれも揺れを感じない震度0の地震だったが、その数は約四時間で百回余りにも上る。識者らは「一過性の現象か、噴火に直接つながる可能性があるのか、注意深く監視する必要がある」と話す。
 気象庁によると、白山の中飯場(標高一、五四〇メートル)の地震計が観測。群発地震は二十七日午後九時ごろに始まり、二十八日午前一時までに計百八回を数えた。同日午前二時までの一時間に十回を確認したが、その後は一時間あたりゼロ~三回と収束する傾向に。マグニチュード(M)は最大で2・5と推定している。
 気象庁の担当者は「地震活動の兆候なのか、現段階では何とも言えない」と話している。今後は白峰(同五二七メートル)に設置した高感度の遠望カメラで山の表面の状態を分析するなど、推移を見守る方針だ。
 白山の地震に詳しい金沢大の平松良浩准教授(地震学)は、二〇〇五年十月に白山直下で過去最大級のM4・5を観測し、〇八年八~九月、〇九年一月にも群発地震が起きていると指摘、「危険性の有無をすぐに判断できないが、今後一~二週間は慎重に見守る必要がある」と警戒を促す。
 平松准教授によると、白山は百~百五十年間の活動期と、三百~四百年間の休止期を繰り返している。
こうした歴史的なデータを踏まえ「少なくとも、いつ噴火してもおかしくない状態ではある」との見方を示した。

富士山_大噴火では山頂噴火に注意_山頂火口で再発する可能性_いつ頃、どこで始まるのか?

●週プレNEWS 2012年10月29日
富士山大噴火では「山頂噴火」に注意せよ
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/10/29/14993/
平安時代中期の貞観年間(859~877年)、「富士山貞観大噴火」の5年後に「貞観大地震」が襲来した。そして今、貞観大地震と同じ震源で昨年、マグニチュード9の「東日本大震災」が発生。今度は逆の順番で富士山大噴火がカウントダウンに入った可能性がある。
ここで早急にチェックしたいのが、いつ頃、どこで始まるのか?という疑問だ。
まず時期については、2000年3月31日に起きた北海道「有珠山噴火」の例が参考になる。この噴火が始まる約1ヵ月前に、北海道大学の現地観測所が「マグマ水蒸気爆発」発生の危険性を指摘。次いで3月27日には噴火開始までの予想時間を驚くほど正確にシミュレーションした。その結果、地元住民の早期避難が実現し、数千人の人命が救われた。
この科学の勝利は、1910年、1944年、1977年と約30年間隔で発生してきた有珠山噴火の観測データによって可能になった。しかし富士山噴火の場合は、そうはいかない。直近の宝永大噴火が起きた1707年には科学観測機器や電算機など存在せず、ようやく富士山が「常時観測火山」になったのは1987年だった。いくらコンピューター解析技術が高度化しても、富士山固有の噴火データ量が少なければ、その発生日時までは予測しにくい。
また、最新噴火がどこで始まるかについては、有珠山噴火でも正確な予測はできなかった。富士山ではプレート運動の影響で山頂を挟んだ南東-北西ラインの山腹と山麓に噴火口が集中してきたが、その大まかな傾向だけでは、やはり新しい噴火口の出現位置は探りようがない。
ただし、次の富士山大噴火で要注意なのが「山頂噴火」の可能性だ。富士山の山頂火口では今から約2100年前頃を境に「火道」が閉じたという見方がある一方、逆に2100年間も沈黙していたので、そろそろ山頂大噴火が再開してもおかしくないという火山学者や専門家も多い。
これまで本誌の地震・噴火関連特集にさまざまな独自見解を寄せてくれた琉球大学名誉教授の木村政昭氏も、著書『富士山の噴火は始まっている!』(宝島社、共著者・山村武彦)の中で、今度の噴火活動が山頂火口で再発する可能性に触れている。それは、どういう理由なのか?
「非常に気になるのが、実は明治時代初期から富士山頂の噴気現象が始まっていたことです。その場所は山頂南東の荒巻と呼ばれる火口縁で、明治から大正時代にかけて噴き続けた80度以上の高温噴気が登山客相手の酒の燗や調理に利用されていたといいます」
過去の例から、この噴気の発生が、山頂噴火の予兆になっている可能性があるという。
「関東大震災(1923年)の発生前後には特に強い熱水蒸気が噴いたという、静岡測候所の調査記録もあります。しかも、あまり知られていませんが1970年代まで荒巻では地熱現象が続いていたんです。つまり、富士山噴火再開の兆候は100年以上前にいち早く山頂で始まったともいえるわけで、次の噴火が山頂型になる危険性は十分にあり得ます」
このように、次の富士山大噴火の発生時期と噴火地点については、専門家たちの意見も定まっていない。しかし「起こるとすれば」山頂付近という予測は、現実味を帯び始めている。