2012年7月31日火曜日

放射能汚染_県は国の基準値を超えた牧草地に限り除染_岩手県葛巻町内全ての牧草地を4年間で2千ヘクタール除染

●岩手日報 2012年7月30日
葛巻町の全牧草地を除染へ 基準値以下で県内初
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120730_1
 葛巻町は、福島第1原発事故に伴う風評被害対策として、町内全ての牧草地を除染する方針を固めた。本年度から4年間で2千ヘクタールを除染する計画で、総事業費は5億円。放射性セシウム濃度が国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超えた同町の牧草地は74ヘクタールで全体の3%にとどまるが、町内全域を除染することで「安全安心な酪農産地」を宣言する。基準値を下回る牧草地の除染に着手するのは県内で初めてとなる。
 町はこれまで県内全ての牧草地の除染を県に求めてきたが、県は国の基準値を超えた牧草地に限り除染する方針。このため、町単独で基準値以下の牧草地の除染に踏み切る。
関連経費を盛り込んだ一般会計補正予算案を30日の町議会臨時会に提案する。
 計画では町内の牧草地2400ヘクタールのうち、採草地2千ヘクタールを2015年度までに除染。残り400ヘクタールもその後、除染する方針だ。作業は各農家が担い、大型トラクターで土壌の反転などを行う。

町単位での除染効果はどれくらいあるのだろうか?
国の除染対策を望む!


放射能汚染_千葉県松戸市で住宅敷地の除染の受付開始_早川由紀夫「千葉県北西部の放射線量」「放射能汚染図(七訂版)」

●東京新聞 2012年7月30日
松戸市、住宅敷地の除染 きょう受け付け開始
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120730/CK2012073002000100.html
 松戸市は三十日から、市の除染計画に基づく住宅敷地(集合住宅を含む)の除染について、郵送による申し込み受け付けをスタートさせる。二十九日付の市広報紙「放射能対策特集号」の中の除染測定申込書兼同意書に記入し、切り取ってのり付けして作る専用封筒に入れ、九月三十日(消印有効)までに送る。
 除染対象は、小学生以下の子どもがいる住宅。さらに空間放射線量が文部科学省の航空機モニタリングと市が実施した調査測定で除染実施区域とされた区域内の住宅。
区域名は特集号に載っている。
 受け付け後、住宅敷地の放射線量を測定して毎時〇・二三マイクロシーベルト以上(地表一メートル)の箇所があれば後に除染作業を行い、同〇・二三マイクロシーベルト未満(地表一メートル。小学生以下の子どもがいる住宅は地表五十センチ)にする。

人間もセシウムなどの放射性物質も動く!
申し込み受付ではなく、
高線量の住宅及び場所すべての除染が望ましい。


●早川由紀夫の火山ブログ
千葉県北西部の放射線量 2012年5月7日
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-499.html


放射能汚染図(七訂版)2012年7月28日
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-535.html

2012年7月30日月曜日

放射能汚染_セシウム_大阪府茨木市_福島県伊達市_桃も食べ放題_JA伊達の桃ジュース「桃の恵み」_ピーチプロジェクト中止決定

●日々雑感
大阪府茨木の小学5年6年生を福島へ連れて行ってその地域の大人たちを元気づけよう!と​いうプロジェクトがキチガイじみてると話題!「桃も食べ放題」
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/57282023.html
(一部抜粋)
農協・行政・教育委員会が後援、自民​党会派が共催となって催されるようです。

子供を使えば美しい話仕立てに、いっちょ上がり!!
『伊達市だから大丈夫!!』という判断でしょうか?
ていうか逆だろ!?本来なら
『伊達市の子供を茨木市へ。』にするべきじゃないの?
これは体のいい、『福島の桃は安全!福島は安全!』という桃と福島の販促活動でしょ?

「子どもたちから元気をもらおう!」
って?
「子どもたちの元気がなくなる」ってこと?

●チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~
JA伊達の桃ジュース「桃の恵み」のセシウム。
 http://ameblo.jp/c-dai/entry-11301775622.html
33ベクレルです。
国の検査基準は下回っておりましたが、
「セシウムは検出された」と判断できます。

●厚生労働省2012年7月26日公表
食品中の放射性物質の検査結果について(第442報)http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002gcf8-att/2r9852000002gcji.pdf
福島県伊達市の桃は、
放射性セシウム合計1キロあたり30ベクレルを検出。

これでいいのか?!

<追記>
●茨木市議会議員 福丸孝之 2012年07月29日
ピーチプロジェクトについて
ブログ、Twitter、メール、電話など様々なご意見を賜り本当にありがとうございます。
子どもたちを福島に連れて行くことは、みなさまの賛同が得られないと判断し、中止することとなりました。


5月に福島にお伺いし、福島県内の行政の方々や福島県民の方々からお話しをお聞きしました。いっこうに進まない福島の現状を目の当たりにし、何とか自分自身の立場で出来ることを実行したいとの思いで今回の企画をいたしましたが、何かとご迷惑をおかけしたことお詫び申し上げますm(_ _)m
今回の件で、私と同じように福島の復興を願う皆様の思いを感じられたことはとても良かったです。今回頂いた皆様の思いを福島復興につなげたいと思います。

中止決定!!!

2012年7月29日日曜日

内部被ばく_子どもの尿検査結果_32名中12名の尿から放射性セシウムを検出_宮城県(栗原市)、千葉県(松戸市)、栃木県(那須郡、芳賀郡)、福島県(福島市)に在住

●福島老朽原発を考える会 (フクロウの会) 2012/07/13
【254】継続検査でより確実な内部被ばく予防へ-福島・宮城・栃木・千葉県の子どもの尿検査結果http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2012/07/--bfe2.html
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)は7月13日添付のプレスリリースを発出しました。
今回のプレスリリースは調査に協力したフランスの放射能測定NGO-ACROも仏において同日発表(現地時間)しています。
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      福島・宮城・栃木・千葉県の子どもの尿検査結果について
                                    2012.7.13
                福島老朽原発を考える会・放射能測定プロジェクト
                                         青木 一政
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福島老朽原発を考える会(フクロウの会)はフランスの放射能測定NGO ACROと連携して、福島県内および宮城・栃木・千葉各県の子どもの尿検査の放射能分析を行った。
今回の検査結果の分析からは次のポイントを指摘することができる:
● 事故後1年4カ月経過しているが、広い範囲でこれまでと同程度のセシウムが検出される。
● 継続検査でより確実な内部被ばく予防へつなげることができる。
● 同様な食生活パターンからは同レベルの体内セシウム量になる。
● 食材からの摂取だけでなく土ほこりなどからの吸入の可能性がある。

プレスリリース資料(pdf)をダウンロード
資料1尿検査結果一覧表(2012.2.27~6.15)をダウンロード

1. 検査の目的
(1) 2011年5月に開始した尿検査を継続し、尿検査の対象者、地域を更に広げて実態を把握する。
(2) 昨年以来の一連の検査で比較的高い測定結果が出た被験者のフォロー調査を行い生活パターンとの関連を把握する。
(3) 生活パターン改善とフォロー検査で内部被ばく防止につながることを広く告知して、内部被ばく予防、健康リスク低減に役立てる。

2. 検査対象

 (参考:過去の検査対象)
これまでの尿検査対象 2011年5月末~2012年2月15日 延べ66人
詳細についてはパンフレット「続・子どもたちの尿検査から見えてきたもの」(福島老朽原発を考える会発行)をご覧ください。

3. 検査方法
2012年2月末~5月末に採尿(350~500ml)。
仏ACROで高純度ゲルマニウム半導体によるガンマ・スペクトロ・メトリにてガンマ線解析

4. 検査結果データ
- 別紙1「福島・岩手・宮城・千葉県の子どもの尿検査」参照 -

5. 検査結果のまとめ
(1) 検査対象者32名中12名の尿から放射性セシウムを検出した。検出レベルはセシウム134、137合わせて0.66~2.49Bq/Lである。このレベルは2011年5月末~2012年2月中旬のレベル(0.71~4.64Bq/L)と比べても同程度である。広い範囲で放射性セシウムの摂取・吸入による内部被ばくが起こっている。
(2) 今回の検査対象者のうち5名は過去の検査でセシウムが検出された者のフォローアップ対象者である。フォローアップ対象者の全てが減少傾向を示しており3名は検出限界(0.2~0.4Bq/L)以下となった。
(3) 検出された被験者は宮城県(栗原市)、千葉県(松戸市)、栃木県(那須郡、芳賀郡)、福島県(福島市)に在住である。これまでの調査と同様に広い範囲の子ども(一部大人も含む)の内部被ばくが確認された。
(4) 宮城県栗原市の5名は同程度のレベル(1.68~2.49Bq/L)で尿中セシウムが検出された。

6. 分析
(1) 継続検査でより確実な内部被ばく予防へつなげることができる。
今回のフォローアップ検査対象者にはフォローアップ3回目、4回目の対象者が含まれる。検査回数を重ねることで、生活パターンの改善が充分か、すなわち追加的なセシウム摂取をしていないかどうかの傾向把握ができることが分かる。

                     [図1. 23歳男性の継続調査]

図1は23歳男性のフォローアップ検査の結果である(サンプルNo.120514U-2)。2回目検査で1回目検査より約10%程度低減したが減り方としては少なかった。3回目検査では検出限界以下となった。2回目と3回目検査の間の生活パターンの変化としては、①冬場で積雪のため毎週実施していたソフトボールの練習をせず。②3~4月にかけて花粉症対策のためマスクを着用の2点があった。
尚、食事については1回目検査以降、食材を選んで購入、飲料水・調理水はミネラルウオーターを使用に変えていて大きな変化はない。
 
図2は17歳高校生(運動部)のフォローアップ検査の結果である(サンプルNo.120514U-1)。
1回目検査から4回目検査にかけて徐々に低下してきている。しかし生物学的半減期100日と仮定したシミュレーションと比較すると減少率が低く、0.6Bq/L程度で平衡状態となる傾向もうかがわせている。1回目検査以降、①食材を選んで購入、飲料水・調理水はミネラルウオーターを使用、②帰宅後すぐ食事をしていたのを、入浴してから食事に変更した。
しかし減少傾向からは食材等の他に未だ定常的にセシウムを摂取していることをうかがわせる。運動部で土ぼこりを吸い込んでいる可能性も考えられ、継続調査が必要である。

[図2. 17歳高校生の継続調査]

(2) 今回測定した宮城県栗原市の子ども5名全員から同程度のセシウムが検出された。
 120227U-1 ~ 120227U-5は宮城県栗原市在住の子どもである。尿中のセシウムレベルは1.68~2.49Bq/Lの範囲である。これまでの我々の測定による検出範囲(0.71~4.64Bq/L)と比べて、比較的狭い範囲に集中している(全体のバラツキの約20%の範囲)。
 この子どもたちの共通点は同一地域にすむ農家の子どもで、自家栽培の米、野菜を食べている。同様な食生活パターンから同程度のセシウムレベルになっていることが推測される。
 
以上

※本件についての問い合わせ先
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)・放射能測定プロジェクト 青木一政
090-7245-7761
QZL00322@nifty.com

【参考】
1. フランスの放射能測定NGO ACROについて
http://acro.eu.org/ 参照
2. これまでのフクロウの会の尿検査結果について
(1) 1回目記者会見(2011.6.30)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/06/1010-b831.html
(2) 2回目記者会見(2011.9.7)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/09/post-0cd0.html
(3) 3回目記者会見(2011.12.16)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/12/post-2f31.html
(4) 4回目記者会見(2012.3.7)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2012/03/post-8642.html
(5) 尿検査と生活改善で内部被ばく低減-一関の4歳女児のその後(ブログ記事)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2012/04/post-56c0.html

子どもたちの内部被ばくの低減を!

富士山で遭難相次ぐ

●Yahooニュース 産経新聞 7月29日
富士山で遭難相次ぐ 男性3人救助 静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120729-00000057-san-l22
 28日午前10時半ごろ、富士山の富士宮登山道元祖7合目から新7合目間で、川崎市幸区南加瀬、調理師、石井忠男さん(60)が下山中に石を踏み外して転倒したと、同行の男性から富士宮署に通報があった。石井さんは同署山岳遭難救助隊員や富士宮市消防山岳救助隊員らに救助されて富士宮市内の病院に搬送されたが、左足に軽いけが。
 また同日午後1時20分ごろ、富士山を登山中の静岡市葵区昭府、会社員、平岩達也さん(37)から、携帯電話で救助を求める110番通報があった。平岩さんは県警航空隊のヘリコプターに収容され、静岡市内の病院へ搬送された。
 富士宮署によると、平岩さんは1人で富士宮登山道を登山中、6合目から大沢崩れに入って沢を登っていたところ、岩が崩れて5、6メートル滑落した。平岩さんは左足に軽いけが。
 さらに同日午後5時45分ごろ、富士宮登山道の新7合目付近で、三重県松阪市蒲田町、会社員、飛矢徹さん(46)が苦しくなって動けなくなったと、付近にある山荘経営者から富士宮署に通報があった。飛矢さんは県警航空隊のヘリコプターに収容され、富士宮市内の病院へ搬送された。

十分注意して富士登山してほしい。

国が行う福島県の除染_平成24年度田村市除染等工事・受注者:鹿島建設・三井住友建設・日立プラントテクノロジーJV_環境省「除染特別地域」「除染状況重点調査地域」

●福島民友 2012年7月28日
「特別地域」初の本格除染 田村でお盆を前に
http://www.minyu-net.com/news/news/0728/news7.html
 国が直轄で除染する特別地域の11市町村で初めての本格除染が田村市で始まり、環境省は27日、現地での作業を報道陣に公開した。同地域の同市都路地区では、お盆を前に、住民の墓参りなどに向けた墓地や神社での除染が行われている。

墓地の除染作業に取り組む作業員=田村市都路町古道
 除染は25日に始まり、同地区の建物約720件と道路43ヘクタール、農地150ヘクタール、生活圏から20メートル以内の森林270ヘクタールを対象に本年度中の除染完了を目指す。除染で出た廃棄物は当面、同地区の一時保管場所に置く。住民の希望などを受け、墓地や神社計7カ所の除染を優先して実施。終了後に住宅などの除染に移る。
 作業は鹿島建設など大手3社による共同企業体(JV)が受注、1日最大500人態勢を組む。公開された都路町の合子地区の墓地と神社では、作業員40人が表土や落ち葉の除去や墓石の拭き取りなど除染と放射線測定などに当たっていた。
 作業員で同市都路町から同市船引町に避難する坪井スイさん(63)は「住民ができるだけ早く戻れるように作業を進めたい」と話した。

●毎日新聞 2012年07月27日
国直轄除染:「住めるようになるのか…」住民は期待と不安http://mainichi.jp/select/news/20120728k0000m040162000c.html
 東京電力福島第1原発事故で放射性物質で高濃度汚染された「特別地域」を対象にした国直轄の初の本格除染が27日、同原発から20キロ圏内にある福島県田村市都路(みやこじ)地区で始まった。今年度中の事業完了を目指すが、前例のない大規模な除染の現場は手探り状態だ。一方、地区から約20キロ離れた仮設住宅で暮らす住民約380人のほとんどは60歳を超え、「来年の春は都路で桜を見たい」と期待しながらも
「本当に住めるようになるのか」と不安を抱える。
環境省が直接除染を行う福島県田村市の除染特別地域で、お盆を目前に控え合子地区墓地の除染を行う作業員ら。中には「早く戻ってこられるように」と、近所の住人が作業にあたる姿も見られた=2012年7月27日午前10時28分、岩下幸一郎撮影

 除染はお盆を前に、墓地と神社を優先して始まった。作業員が雑草を刈り取り、落ち葉を集め、袋に詰めていく。原発事故から1年4カ月余。雑草は伸び放題で、落ち葉は予想以上に堆積(たいせき)している。
 「草を刈ってこの線量か……」。除染元請けの大手ゼネコン社員が、線量計を袋に当てた後、雑草を刈った地面に近づけ、つぶやいた。線量は毎時約1.5マイクロシーベルトから0.9マイクロシーベルトになったが、目標の0.23マイクロシーベルトには程遠い。社員は「表土をはぎ取るかどうか、これから検討します」と言った。

●環境汚染・対策情報局 2012年07月05日
福島県田村市除染工事⇒国直轄本格除染の初弾、鹿島JVに
http://blog.livedoor.jp/gnetcom-environmentalpollution/archives/5646274.html
(一部抜粋)
落札者を鹿島・三井住友建設・日立プラントテクノロジーJVに決めた。
落札金額は31億7790万円。
入札には同JVのほかに奥村組が参加。奥村組の入札金額は32億4000万円。
加算点(60点満点)は鹿島JVが55点、奥村組が30点だった。
入札には施工体制確認型総合評価方式を採用。
6月28日に開札した後、ヒアリングなど施工体制の審査を行っていた。
工事の除染対象エリアは、福島県田村市内の約570ヘクタール。
内訳は住居約400件、道路約41ヘクタール、水田約95ヘクタール、畑・牧草地約56ヘクタール、森林約270ヘクタール(住宅近傍20メートル以内)。
除去物の一時保管場所(4地区)の整備を行った上で、地権者などの同意を得た場所から除染作業に着手する。
工期は13年3月29日まで。


環境省「除染特別地域」「除染状況重点調査地域」
環境省 平成24年1月5日版
http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/ask_qa02.pdf
■「除染特別地域」
福島県の11市町村楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村及び飯舘村の全域並びに田村市、南相馬市、川俣町及び川内村の区域のうち警戒区域又は計画的避難区域である区域

■「除染状況重点調査地域」
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14598
8県102市町村
岩手県
 一関市、奥州市及び平泉町の全域
宮城県 石巻市、白石市、角田市、栗原市、七ヶ宿町、大河原町、丸森町及び山元町の全域
福島県 福島市、郡山市、いわき市、白河市、須賀川市、相馬市、二本松市、伊達市、本宮市、桑折町、国見町、大玉村、鏡石町、天栄村、会津坂下町、湯川村、三島町、昭和村、会津美里町、西郷村、泉崎村、中島村、矢吹町、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町、広野町及び新地町の全域並びに田村市、南相馬市、川俣町及び川内村の区域のうち警戒区域又は計画的避難区域である区域を除く区域
茨城県 日立市、土浦市、龍ケ崎市、常総市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、取手市、牛久市、つくば市、ひたちなか市、鹿嶋市、守谷市、稲敷市、鉾田市、つくばみらい市、東海村、美浦村、阿見町及び利根町の全域
栃木県 佐野市、鹿沼市、日光市、大田原市、矢板市、那須塩原市、塩谷町及び那須町の全域
群馬県 桐生市、沼田市、渋川市、安中市、みどり市、下仁田町、中之条町、高山村、東吾妻町、片品村、川場村及びみなかみ町の全域
埼玉県 三郷市及び吉川市の全域
千葉県 松戸市、野田市、佐倉市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市、印西市及び白井市の全域

London 2012 Summer Olympics_ロンドンオリンピックの開会式にUFO出現

ロンドンオリンピックLondon 2012 Summer Olympicsの開会式に
UFOが出現したと騒がれている。
これからも現れる可能性が高いらしい。


はたして本物か?!

2012年7月27日金曜日

エジプト・アブラワシュ(Abu Rawash)_5000年前のファラオの「太陽の船」発掘

●AFPBB News 2012年07月26日
5000年前のファラオの「太陽の船」発掘、エジプト
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2891608/9293314?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Thu_p1
エジプトの首都カイロ(Cairo)西部にあるアブラワシュ(Abu Rawash)地区で、およそ5000年前にファラオ(王)が建造した「太陽の船」がフランスの考古学チームによって発掘された。エジプト文化庁が25日、発表した。
 古代エジプトのファラオたちは、埋葬場所の近くに埋められた太陽の船が自分たちを死後の世界へと導いてくれると信じていた。今回見つかったのは全長6メートル、幅1.5メートルの木造船で、保存状態は良いという。修復作業の後、博物館に展示される予定だ。

Abu Roash

2012年7月26日木曜日

放射能汚染_セシウム_今すぐ「高線量を発する黒い物質=苔や藻」を取り除け!_行政が正面から取り組むべき課題

高線量を発する黒い物質=苔や藻

●私設原子力情報室 2012/07/25
今すぐ、『黒い物質』を取り除け ―
http://nucleus.asablo.jp/blog/2012/07/25/6522076
先にアップした『南相馬の黒い物質』の続編です。
高い放射線量を示す黒い物質の正体は、生物学的にはらん藻や地衣類。一般には苔や藻の一種と受け取られている原始的な植物でした。

なぜ、苔や藻に放射性セシウムが濃縮されるのか… それは、みずからが生き延びるために栄養素としてカリウムが不可欠で、化学的な性質が似ているセシウムをカリウムと間違えて取り込んでしまうからです。
苔や藻は、雨水や河川の水から巧みにカリウムを吸い取って生きています。そのメカニズムに放射性セシウムが入り込んでいるのです。

自然界での水の循環という視点で見ると、苔や藻は、雨水から放射性セシウムを漉し取っています。山林から川や田んぼへと流れ込む水からもです。いわば天然のフィルターとして働いているのです。
掃除機のフィルターには、家中の埃が集まります。そんなイメージで苔や藻に放射性セシウムが集まっているのです。

苔や藻というフィルターに放射性セシウムが集まっている… 放っておけば、その汚れたフィルターに触る子どもが出てきます。赤ちゃんだったら、触った指先をそのまま口に入れるでしょう。

一方、苔や藻に集まっている分、若干ですが環境中の放射性セシウムは減ります。しかし、そのまま放っておけば、いつかは枯れて、ふたたび環境の中に戻ってしまいます。苔や藻に集まっている間こそが、放射性セシウムを回収する絶好のチャンスとも言えるのです。

さて、南相馬の大山こういちさんと京都大学原子炉実験所の小出裕章先生のやり取りの中で、「黒い物質」に含まれる放射性セシウム(134と137の合計)に関して、
南相馬で200万~600万ベクレル/キログラム
葛飾区の水元公園で20万~30万ベクレル/キログラム
都下東村山市で2万ベクレル/キログラム
という分析結果が出ています。
大山さんたちの独自の調査では、南相馬では1000万ベクレル/キログラムというデータもあるようです。
●参照:『南相馬市 大山こういちのブログ』

視点を変えて、現行の法律で、放射性物質の取扱について、どのように規定されているのか見ていきましょう(リンク先は、例によって分かり難い役所用語の羅列ですが、詳しく知りたい方はご参照ください)。

『放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行令』に、別に定める下限数量と下限濃度を越える放射性同位元素を厳重に管理すべく規定されています。
その下限数量と下限濃度を定めたのが、以下の文科省(旧科技庁)の告示です。
『放射線を放出する同位元素の数量等を定める件』の別表第1「放射線を放出する同位元素の数量及び濃度」(19ページ)には、放射性物質として扱わなくてはいけないセシウム134とセシウム137の下限数量が=1万ベクレル、濃度が10ベクレル/グラム以上と定めれています。
10ベクレル/グラム=1万ベクレル/キログラムです。
要は、
「1万ベクレル/キログラム以上の濃度の放射性セシウムが1万ベクレル以上あったら、それは厳重に管理しなくてはならない」と定められているのです。

今ここに、スプーンでこそげ取った苔か藻が10グラムあったとします。放射性セシウムの濃度を計測したら100万ベクレル/キログラム。総量は「管理すべき下限数量」の1万ベクレルに達します。濃度が1000万ベクレル/キログラムなら1グラムで下限数量越えです。

東村山の2万ベクレル/キログラムで言えば、500グラムで下限数量越え。500グラムの苔や藻は、ちょっと一生懸命やれば、一人でも10分もあれば集められます。
そんな危険な放射性物質が、私たちの身の回りのいたるとこに存在しているのです。しかし、政府も自治体も、こういった苔や藻の撤去や管理に乗り出していません。法律的に見てもその義務は明白なのに…
また、前述の通り、
苔や藻に集まっている間こそが、放射性セシウムを回収するチャンスでもあるのです。

「苔や藻には絶対触ってはいけないよ」。何十年にもわたって、子供たちに教えていくのでしょうか?川で遊ぶことも、森で遊ぶことも一切禁じるのでしょうか?

高線量を発する黒い物質=苔や藻があったら、とにかく安全に撤去する。もちろん、素人がやると危険ですので、
今すぐ、行政が正面から取り組むべき課題です。

放射性物質の拡散を少しでも食い止める!

浜岡原発5号機_海水約400トンが流入した事故_5トンは圧力容器に達したと推定_多数の機器が腐食_廃炉

●毎日新聞 2012年07月25日
浜岡原発:5号機原子炉に海水、影響検討へ 専門家初会合
http://mainichi.jp/select/news/20120725k0000m040153000c.html
 中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市、2005年運転開始)で昨年5月、「復水器」と呼ばれる装置に海水約400トンが流入した事故について、経済産業省原子力安全・保安院は、海水が原子炉など広範囲に及んでいるとして、稼働に耐えるか判断するため、専門家による検討を25日から始める。
原子炉の主材料である金属は塩分で腐食しやすくなることが知られており、最悪の場合、廃炉を迫られる可能性もある。
 東京電力福島第1原発事故では、原子炉冷却のための淡水が不足し、1〜3号機に大量の海水を注入、東電は廃炉を決めた。
 浜岡5号機の事故は昨年5月14日、政府の要請で運転を停止した直後に起きた。発電タービンを回した後の蒸気を冷やして水に戻す復水器内で、冷却用の海水で満たされたパイプが破断。漏れた海水が混ざった水が原子炉全体を巡った。中部電は、漏れた海水は約400トン、うち約5トンが原子炉に達したと推計している。


●時事通信社 2012/07/25
浜岡5号機に腐食多数=流入の海水、圧力容器到達か-中部電
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012072501067
 中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)で昨年5月、停止作業中に海水が流入した問題で、同社は25日、
海水が原因とみられる腐食が多数の機器で見つかったことを明らかにした。
経済産業省原子力安全・保安院の専門家意見聴取会で説明した。
 浜岡原発は当時、菅直人首相(当時)の要請で停止作業中だった。中部電によると、5号機では昨年5月14日、タービンを回し終えた蒸気を冷却して水に戻す復水器の細管43本が損傷し、海水約400トンが流入。うち5トンは圧力容器に達したと推定される。

廃炉!

2012年7月25日水曜日

放射能汚染_日本_太平洋から日本海へ_数十年後の放射能拡散予測地図

確実に広がっている放射能汚染

●特定非営利活動法人 食品と暮らしの安全基金
都道府県別の放射能汚染格付図(2012年5月)
http://tabemono.info/report/kakuduke_nihon.html
●マルエツ 放射性物質自主検査結果
2012年7月24日更新 検査結果
http://www.maruetsu.co.jp/brand/pdf/kensa120724.pdf
静岡県産 深蒸し煎茶
神奈川県産 桜もち豚ももかたまり
和歌山県産 あゆ(養殖)
神奈川県産 かぼちゃ
山形県産 桃
神奈川県産 ごまさば
小笠原沖産 生めかじき
岩手県産 刺身わかめ
<ブログ内リンク>
北海道
http://japan-mountfuji.blogspot.jp/2012/07/201256.html
東京都多摩地域など
http://japan-mountfuji.blogspot.jp/2012/07/2012567.html
九州
http://japan-mountfuji.blogspot.jp/2012/07/blog-post_25.html


太平洋から日本海へ・・・
止められないのか!
どうすることも出来ないのか!

●数十年後の放射能拡散予測地図 太平洋全部が高濃度放射能汚染


<ブログ内リンク>
放射性物質の拡散を食い止める。
「黒い物質=苔や藻を取り除け!」

放射能汚染_九州の椎茸どんこ(箱入り)(乾物)から放射性セシウムを検出_製造地:福岡県久留米市_原料産地:大分・宮崎・熊本_長崎佐世保市の土

九州の椎茸どんこから、放射性セシウム137を検出。
・原料産地:大分・宮崎・熊本
・製造地:福岡県久留米市
●グリーンコープ GNN
2012年7月24日 残留放射能検査の結果をお知らせします(vol.59)
http://www.greencoop.or.jp/news/gnn/201207/20120724-1/
東京電力の原子力発電所の事故を受けて行った残留放射能検査結果をお知らせします。
7月13日~7月19日に24品目の検査を行い、うち1品目(1292・(常温加工品)椎茸どんこ(箱入り)(乾物))について、グリーンコープの基準(10ベクレル)内の残留放射能が検出されました。
放射性セシウムについては、2012年4月からの国の基準は、一般食品100ベクレル/kg、乳児用食品・牛乳50ベクレル/kg、飲料水10ベクレル/kg以下です。

放射線測定結果一覧(Vol.59 7月24日公表分)
http://www.greencoop.or.jp/genpatsu/img/kensadata/kensa120724.pdf
・商品名:椎茸どんこ(箱入り)(乾物)
・原料産地:大分・宮崎・熊本
・製造地:福岡県久留米市
・製造日、収穫日等:2012年2~4月収穫
・測定日:2012/7/17
・放射能測定結果:セシウム137 5.1ベクレル/1kg


長崎県佐世保市の土から、放射性セシウムを検出。

●八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場
http://hachisoku.org/blog/
測定結果公開シート2012年
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AsJ6Md4KtBkbdDNraUFwSXAyYzc5N3kzNHJQcXRpeFE&hl=ja#gid=7
測定番号12071402
「長崎県佐世保市の土」
採集:2012年6月
セシウム137 15.7ベクレル/kg
セシウム134 12.6ベクレル/kg

九州にも・・・

放射能汚染_セシウム_多摩地区・日比谷公園・静岡県藁科川上流・長崎県佐世保市など_2012年5月・6月・7月

汚染が広がっているように感じる。

●八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場
http://hachisoku.org/blog/

測定結果公開シート2012年
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AsJ6Md4KtBkbdDNraUFwSXAyYzc5N3kzNHJQcXRpeFE&hl=ja#gid=7
「セシウムが検出された場所と検体種類」
八王子市西浅川町 木灰
山梨県北杜市 土
埼玉県鴻巣市 庭の土・砂
相模原市中央区 庭の土
町田市相原 庭の土
町田市金井の公園 公園の砂
東村山市恩多町 林の土
東久留米市の公園 公園の土
東村山市 じゃがいも
青梅市 庭の土・土
日野市三沢 庭の土
日比谷公園 土
八王子市緑町緑公園 土・砂
町田市成瀬 庭の土
静岡県藁科川上流 茶葉
日野市石田 公園の砂場
日野市万願寺 公園の砂場
八王子市北野台 土・砂
長崎県佐世保市 土
八王子市 畑の土
八王子市東浅川町 庭土
東松山市森林公園 赤土
八王子市緑町 黒土
八王子市小比企町 庭土
八王子市館町 乾燥落ち葉・庭の苔
あきる野市 土
群馬県吾妻郡 玄米
相模原市緑区 畑の土
昭島市郷地町 夏みかん
藤沢市亀井野 土

伊東市長へ「伊東市の放射能汚染に対する要望書」を提出_放射能からこどもを守る市民の会 ・伊豆_放射能防御プロジェクト 静岡_Facebook

静岡県で活動しているグループの一部

●「放射能からこどもを守る市民の会 ・伊豆」
http://www.geocities.jp/dangosenka/mamorukai/index.html
H24/7/24(火)午後2時、伊東市長へ「伊東市の放射能汚染に対する要望書」を提出してきました。
<Facebook>
https://www.facebook.com/save.izu

●「放射能防御プロジェクト 静岡」Facebook
http://www.facebook.com/rdp.shizuoka


ブログ内リンク
2012年3月3日 静岡県_伊東市_放射性物質_セシウム_放射線量等分布マップ_文部科学省_早川由紀夫

2012年7月24日火曜日

茨城県・霞ヶ浦周辺も高濃度放射性セシウム汚染_牛久市・土浦市_NPO法人アサザ基金や霞ケ浦の再生を考える会などで構成される市民団体「いのちの水・霞ケ浦を守る市民ネットワーク」

●ベストアンドワースト 2012年7月24日
牛久の川岸で1万3200ベクレルを計時!茨城県・霞ヶ浦周辺も高濃度放射性セシウム汚染!
http://www.best-worst.net/news_aaTSyj8jQM.html

■霞ヶ浦周辺の放射性セシウム汚染
2012年7月22日、茨城県のNPO法人アサザ基金や霞ケ浦の再生を考える会などで構成される市民団体「いのちの水・霞ケ浦を守る市民ネットワーク」は霞ヶ浦周辺の放射性セシウム汚染の調査結果を発表した。
霞ヶ浦に流れ込んでいる56本の河川から高い数値の放射性セシウムが検出された。


霞ケ浦の流入河川では東京湾の流入河川のホットスポットの数倍の数値が検出されている現状を考えると、一刻の猶予も許されない危機的状況であるとしている。

現在、調査結果は、NPO法人アサザ基金のサイトに掲載されている。

■霞ヶ浦周辺の放射性セシウム汚染
同団体の調査で最も放射性セシウム汚染がひどい状態であったのは、牛久市、小野川の岡田橋川岸で1キログラム当たり1万3200ベクレルとなる。
高濃度放射性セシウム汚染地点TO3は以下のようになる。

1位:牛久市、小野川の岡田橋川岸(1万3200ベクレル)
2位:土浦市、新川の天王橋川岸(1万1500ベクレル)
3位:土浦市、備前川の岩田橋川岸(9980ベクレル)


昨年12月3日に文部科学省より発表された「茨城県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの測定結果」では、かすみがうら市、菱木川の菱木橋の右岸が同6900ベクレルで最高値となっている。

明らかに放射性セシウム汚染の状況が悪化しているようであり、同団体の主張するように余談の許せない状況にあるのかもしれない。
同団体では7月22日に土浦市民会館で報告会を実施。この結果を発表するとともに、行政、研究機関の協力の必要性を訴えた。

こんな状況だとは思っていなかった。
これからもっと蓄積していく可能性もある。

磁気異常_地震・魚_全国航空磁気異常図(国土地理院)_富士山や駿河湾などの伊豆、伊勢湾などの東海、房総半島、東京湾、鳥取や島根などの山陰、中国地方、東北地方、北海道東部

磁気異常という言葉を聞き始めてから久しい。
クジラやイルカなど海の動物や、深海魚など魚たちの彷徨、異常行動、海岸に漂着などは磁気異常が原因ではないかとも言われている。
以前から、富士山や駿河湾などの伊豆、伊勢湾などの東海、房総半島、東京湾、鳥取や島根などの山陰、東北地方、北海道東部などの磁気異常が伝えられている。

地球は動いている。
生きている。

●国土交通省 国土地理院
「高度5000mにおける全国航空磁気異常図」を整備発表日時:2001年05月21日(月) 14時00分
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2001-0521.html
(一部抜粋)
国土地理院(院長 矢野善章)は、日本列島及びその周辺地域の「高度5000mにおける全国航空磁気異常図」を完成させました。この全国航空磁気異常図は、1984年~1999年に実施した精密な航空磁気測量に基づき作成されたもので、観測された地磁気から標準的な地球磁場を取り除き、局地的な磁気異常を表したものです。
 この図から、中国地方や伊豆・東北地方の火山地域などでは岩石の磁化が強い正の磁気異常(ピンク)が見られ、北海道東部などでは磁性の弱い堆積岩類等が広がっており、磁気異常の弱い地域(ブルー)が見られています。また、全国的に見られる正と負の模様は、火山活動や地下構造を反映しています。
 地震予知や火山噴火予知の研究のためには、地質構造を議論することが重要であることから、この成果は、そうした研究に役立てられることが期待されます。

地震の発生と関係ありそうにも見える。

●週プレNEWS 2011年06月03日
房総半島の磁気異常が示す「M7首都圏直下型地震」の可能性http://wpb.shueisha.co.jp/2011/06/03/4911/
東日本大震災から3ヶ月近くが過ぎ、一時は間断なく続いた震源地付近の余震も大分数は減ってきた。だがこの1週間だけで見ても、東北地方だけでなく、新潟、茨城、千葉などを震源とする地震が頻発しており、まだまだ日本列島は不安定だ。事実、過去の「海溝型巨大地震」の例を見ても、まだ完全に安心とは言い難い状況であることが分かる。
例えば、1707年10月28日に西日本の太平洋沿岸を襲った「宝永地震(最大M8.7)」では、翌年2月13日に本震の震源地に近い紀伊半島沖で推定M7~8の余震が発生。また、2004年12月26日の「スマトラ沖地震(M9.1)」でも、翌年3月28日に南東へ約250キロメートル離れた海底を震源とするM8.6の大地震が起きた。巨大な本震の3、4ヶ月後に、本震に近いレベルの余震が起きた例は多い。
しかも、今回の震災では「首都圏直下型地震」が引き起こされる危険が高いという。それを裏付けるデータが房総半島の「磁気異常」だ。海洋学者の辻維周氏によれば、
房総半島北東の犬吠埼から南端の野島崎まで約200キロメートルの太平洋沿岸で、2009年頃から方位磁石の針が大きく狂う異常現象が頻発している。
地震発生前に自然界で起こる多くの異変(宏観現象)について研究してきた、大阪市立大学名誉教授の弘原海清理学博士(今年1月逝去)は2009年の調査時に、こうした磁気異常が表す意味をこう解説している。
「房総半島と周辺海底の岩盤内部で圧力、つまり地震エネルギーが高まり、細かい亀裂が生じるときに起きる放電現象(ピエゾ効果)が地上の磁場を歪めているのでしょう。1923年の関東大震災(M7.9)の数ヶ月前にも、震源域の南東約50キロメートルの野島埼灯台でコンパスが狂い始めたそうですから、今回の磁気異常も大規模な地殻破壊(本震)が起きる前ぶれとみられます」
弘原海博士の言葉通り、それから約1年半後に東日本大震災が起こった。そして現在、磁気異常は収まるどころかさらに拡大を続けている。調査を続けていた辻氏によると、
これまで異常が見られなかった房総半島北部、さらには江東区や江戸川区といった東京湾沿岸の臨海地区でも次々と磁気異常が観測されている。なかでも、東関東自動車道の大栄PAでは東へ140度、そして酒々井PAでは磁針が南北逆転するほどの大きなズレがあったという。
琉球大学名誉教授の木村政昭博士(海洋地質学)は、この成田を挟んだ磁気異常の分布が、今後の直下型地震の震源を特定するカギになる指摘する。
「この成田地域は、強い磁気異常が起き始めた酒々井と大栄を結ぶドーナツ状の地帯の中心に入る“地震の目”です。
つまり、成田付近の千葉県北東部の地下では今、急激に岩盤が壊れ、最後に成田直下で本震が起きる危険が迫っているとしか思えません。そしてもうひとつドーナツ状の磁気異常域に囲まれたのが東京湾北部。成田と東京湾北部を震源とするM7前後の直下型地震を警戒すべきです」


●週プレNEWS 2011年08月24日
富士山、駿河湾周辺で“磁気異常”が発生。東海地震の前兆か?http://wpb.shueisha.co.jp/2011/08/24/6437/
23日、アメリカ東海岸でマグニチュード(M)5.8の地震が発生、首都ワシントンなどを中心に推定震度3~4の揺れが広い範囲を襲った。同地域でこの規模の地震は93年ぶりという。M9.0の東日本大地震が、太平洋プレートの対岸にまで影響を及ぼした可能性も否定できない。
もちろん日本列島もいまだ余震が続き、全国各地の活断層で大地震が起きやすい状態が続いている。その前兆ともいえるのが、『房総半島で方位磁石の南北が逆転する怪奇現象“磁気異常”が多発』『房総半島の磁気異常が示す「M7首都圏直下地震」の可能性』で警告した、謎の「磁気異常」だ。現在、東京湾沿岸部と千葉県房総半島内陸部では、コンパスの針が大きく狂うという奇妙な事態が頻発している。
そして最近になって、この現象が東京・千葉以外でも観測され始めたという。磁気異常と地震発生の関係を研究してきた海洋学者の辻維周氏は、8月1日に駿河湾でマグニチュード6.1という地震が起きた東海地方でもこうした異常現象が観測されているとして、次のように警告する。
「地震発生前には、震源を取り巻く地下の岩盤に細かいクラック(ヒビ割れ)が走り、その際に放出される電磁波が地磁気に影響を及ぼします。この異常現象が観測されると、1、2年以内に岩盤で大規模な破壊(地震)が起きることがわかってきました。
駿河湾沿岸から渥美半島にかけての地域で、5月以降、方位が狂い出しています。おそらく、3月11日の超巨大地震で生じた太平洋の地殻の歪みが少し遅れて伝わったのでしょう。この東海地域の磁気異常は強まるばかりです。7月前半の調査では、とうとう駿河湾各地で最大30度のズレを計測しました。これは通常ではありえない数値です」
駿河湾沖の東海地震、愛知県沖の東南海地震、紀伊半島沖の南海地震。これら3つの震源域で起きる「海溝型巨大地震」は、基本的に単独で終わらず、ほとんどが連動発生してきた。東海地方の磁気異常はその前兆だと読み取れると辻氏は言う。
「強い磁気異常は駿河湾地域だけでなく、愛知県・渥美半島先端の伊良湖岬まで広い地域で発生しています。福田港に至っては35度もズレている。
明らかに、東南海地震の接近を告げています。また、7月5日に和歌山でM5.5が観測されるなど、このところ紀伊半島でも地震活動が目立ってきました。これらは南海地震の予兆と考えられます。つまり、1、2年以内に、東海・東南海・南海すべてが連動したトリプル超巨大地震が襲来する可能性があるのです」
首都圏だけでなく、東海地方にまでその範囲が広がった「磁気異常」。杞憂に終わることを祈るばかりだ。

●週プレNEWS 2012年07月14日
房総半島イワシ大量漂着の原因は“磁気異常”だった?http://wpb.shueisha.co.jp/2012/07/14/12653/
6月3日、千葉県いすみ市の大原港に推定十万トンものイワシの大群が打ち上げられる“怪現象”が起きた。このイワシたちの不可解な行動の裏には、磁石の針や電子コンパスの表示を狂わせる“磁気異常”が関わっている可能性がある。
実は、
大原港がある房総半島北端の「犬吠埼」から南端の「野島崎」まで約170kmの太平洋沿岸部ではここ数年、広範囲に渡り磁気異常が発生している。
この現象にいち早く気付いたのは、10年以上前から房総半島で魚類の生態調査に取り組んできた海洋学者の辻維周氏だ。
「私が知る限り、この房総半島の磁気異常は2008年に犬吠埼で観測され始めました。短くて数秒間、長ければ数十秒間も、磁針が東西どちらかの方向にブレてしまいます。その幅が90度を超えることも決して珍しくありません」(辻氏)
この異常現象は何を意味しているのか。昨年1月に他界された大阪市立大学名誉教授(当時)の弘原海清博士(理学、情報地質学)は1995年1月の「兵庫県南部地震」をきっかけに、地震予知に利用できそうな多くの自然現象を研究してきた。結果、大地震の発生前には、巨大な圧力が集中した地殻内部に細かいヒビ割れ(クラック)が走り、その際に起きる放電現象(ピエゾ効果)が磁気異常を発生させると主張している。
大量のイワシが打ち上げられた大原港は、2012年1月の時点では異常は見られなかったものの、6月の調査時には磁針が西へ90~120度、振動するようになっていた。
つまり、イワシたちの不可解な行動は、ピエゾ効果で放射された強い電磁波が原因だったのかもしれないのだ。
果たして、浜を埋め尽くしたイワシたちは「大地震の前触れ」を示すものだったのか。弘原海博士は生前、磁気異常と大地震の関連性について、次のような言葉も残している。
「1923年9月の関東大震災前にも、房総半島各地で磁気異常が発生したと聞いています。とにかく今後も粘り強く観測を続け、変化を見届けることが大切。そうすれば、地震活動との関わりも必ずはっきりしてくるでしょう」

磁気異常と地震との関係は如何に。

2012年7月23日月曜日

東海地震_駿河トラフ・南海トラフ_駿河湾海底の地殻にひずみが蓄積_巨大な津波が発生_名古屋大と東海大海洋研究所

●東京新聞 2012年7月23日
駿河湾海底 ひずみ蓄積 津波巨大化の可能性
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012072302000097.html
 近い将来に予想される東海地震で、駿河湾でこれまで震源域と思われていなかったプレート境界付近で、津波を巨大化させる恐れのあるひずみが蓄積されている可能性があることを、名古屋大と東海大海洋研究所(静岡市)のグループが突き止めた。
 グループは衛星利用測位システム(GPS)と音波を利用し、二〇〇四年から一〇年まで、太平洋のプレート境界・南海トラフのすぐ西側の海底の動きを調査。その結果、清水港(静岡市)の南東十キロの地点で、海底が一年に四センチの割合で西に動いていた。この動きから、境界近くの海底下五キロ以内の場所で、プレート同士がくっつき(固着)、ひずみがたまっていると判断した。
 プレートとプレートが重なり合うと、地中の岩盤に大きな力が加わり、地殻にひずみが蓄積。長年のひずみが限界に達したとき、それを解放する現象として地震が起きる。これまでは、海底に近い浅い部分ではプレート同士は固着せず、ひずみは蓄積されないと考えられていた。浅い部分で蓄積されたひずみが動けば、プレートの先端までがはね返り、海水が押し上げられて津波が大きくなる。
 昨年三月の東日本大震災では、プレート境界のすぐ西側が盛り上がり、津波が大きくなった。震災を受け、内閣府の有識者会議が今年三月に公表した南海トラフ地震の最大級想定では、プレート境界付近も震源域に盛り込まれた。

 これまでプレート境界のすぐ西側でひずみは見つかっておらず、今回が初めての観測結果。内閣府が想定する巨大な津波が発生しうることを示す証拠となる。
 グループの田所敬一・名古屋大大学院准教授は「調査をすれば、ほかの場所でも軸のひずみが見つかる可能性が高い。観測網の整備が必要だ」と話している。


<駿河トラフと東海地震> 駿河トラフは静岡・駿河湾から沖合に向かって延びる海底の盆地状の地形。陸側プレート(岩板)の下にフィリピン海プレートが沈み込む境界部分と考えられる。東海沖から四国沖にかけての南海トラフの北東端に当たる。東海地震は主に駿河トラフ沿いで、東南海地震はその西側で起きるとされる。東南海地震が1944年に発生しているのに対し、東海地震は連動して起こった1854年が最後で、他の地震より切迫性が高いとされる根拠の一つになっている。

2012年7月21日土曜日

木村政昭著「富士山の噴火は始まっている!」について

●不二草紙 本日のおススメ
正直呆れます…木村政昭著「富士山の噴火は始まっている!」のウソとこじつけ
http://fuji-san.txt-nifty.com/osusume/2012/07/post-2.html
 今日の「教科書にのせたい!」に琉球大の木村政昭さんが出ていました。富士山の噴火の兆候を野口健さんと一緒に紹介していましたが、私のような富士山人からすると申し訳ないけれども噴飯モノのレベルでした。
 まあ、民放のバラエティーですから別にいいと言えばいいのですが、大震災以降富士山に特別な変化があったかのように都合のよい事例のみピックアップして報告するのはどうかと思います。
 ちなみに昨年の赤池の出現は地震の影響、噴火の兆候ではなく台風15号による精進湖の増水と連動したものですし、富士風穴の氷筍は昨年から今年にかけて急に小さくなったわけではありません。たしかに20年前と比べると氷の量は減っていますが、それは温暖化に伴うものであり、赤池同様気象性の現象であると思います。
 こうした事例が「都合よく」紹介されているのがこの本ですね。震災前のずいぶん古い事例も引っ張ってきていて、その涙ぐましい(?)努力には恐れ入ります(笑)。
 しかし、こういう内容を、あまり知識のない方が読むと、本当に富士山の噴火が迫っているという恐怖感を抱くでしょう。地元の人でもそうです。ましてや地元に土地勘がない方は必要以上に心配なさるでしょうね。
 もちろん、富士山の噴火が近づいていることは確かです。将来100%噴火するわけですから、それは間違いありません。3.11や3.15の影響が大きいことも承知しています。しかし、ウソやこじつけはいけません。
 ちょっと次の文章を読み図を見てみてください。
 どうですか。これはこの本の冒頭部分からの抜粋です。国立大学の教授がこういうことを書けば、誰もが「富士山麓の忍野村で今までにない地震が頻発している。富士山自体が揺れ始めているのだ。これは噴火の兆候に違いない」と思うことでしょう。
 実際、そういう事例として紹介された文章です。
 しかし、この文章にはあまりに多くの「ウソ」があります。呆れるほどです。
 まず、「富士山北東麓はこれまでほとんど地震が起きない場所だった」という部分です。どこまでが北東麓と言うか問題ですけれども、次の1月28日の地震に触れていることからすると、道志方面もそのエリアに含めていると考えられます。なぜなら1月28日の地震は道志川断層帯を震源とする地震だったからです。ご存知の方も多いと思いますが、道志川断層帯は比較的活発な活断層です。こちらの記事に書いたとおり、10年から20年に一度M5の中規模地震が起きます。地元の人ならおなじみの地震です。
 今年の道志の地震を取り上げておいて、「ほとんど地震が起きない」はないでしょう。
 続いて「東日本大地震が起きてから急に地震活動が活発化している」という部分です。これはある意味結論的な大嘘なので最後に回します。
 次は「忍野村では、東日本大地震までの10年間、震度1以上の有感地震は一度も起きていなかった」という部分を検証しましょう。
 これもありえないウソですよ。たとえばこちらの甲府気象台発表の資料を御覧ください。2011年2月の月報です。この資料に2011年2月5日の千葉南方沖M5.2による山梨県下の震度一覧がありますが、ご覧のように震度2のところにしっかり「忍野村忍草」とあります。
 つまり、震災の前月にも震度2の地震を観測しているのです。
 いや、木村さんは、忍野村震源の地震のことを言っているのではないか、とおっしゃる読者もいるかもしれませんが、とんでもない。そここそこの文章のウソのツボです。それを確かめるために続く文を読んでみましょう。
 「それが、大地震後に一転。2011年5月に震度2を2回観測したあと、発生回数が急増している(図2)。2012年1月には前述の震度5弱を含め、7回の有感地震を観測した」
 これはひどいですね。たしかにここに示されている図は正しい。たしかに5月以降忍野村では図のような震度の地震を観測しています(ちなみに5月は震度2が3回です)。
 しかし、たとえばこちらの甲府気象台の5月の月報でも分かるとおり、これらの震源はほとんど全て「千葉」「茨城」「福島」などです。忍野村はもちろん、富士山北東麓も、山梨県もありません(たぶん。全部調べるのも馬鹿らしいので)。
 つまり、大地震の余震で忍野村が揺れたに過ぎず、これは忍野村に限らず東京でも全く同じ傾向があるわけですよね。それをまるで忍野村震源の地震が急増したかのように書いているわけです。
 これは詐欺ですよ。本を売るための詐欺とも言えますし、人心を乱す「風説の流布」にも当たりますでしょう。
 というわけで、結論的として後回しにした「東日本大地震が起きてから急に地震活動が活発化している」というのは、「忍野村(あるいは富士山北東麓、または富士山周辺)では」ではなく、「東日本では」ということなのです。
 あまりにひどいと思いませんか?こういうことを国立大学の教授が平気でやってのけるなんて。
 木村さんの業績には見るべき点も多々ありますし、この本自体にもウソではなく本当のこと、あるいは私も賛同できる予測もあります。しかし、ここで取り上げた1ページのみならず、他の部分にも「ウソ」や「こじつけ」があるのも事実です。
 読者の皆さんには、この本はそういう種類の本だということを知って読んでいただきたい。必要以上に恐れないでもらいたいということです。
 そして、情報はしっかり自分で得てほしい。自分で考えて自分で判断してほしい。こういう便利なネット時代になったんですから。エラい人の言葉を鵜呑みにしてると、またエラい目に合っちゃいますよ。
 こうしてツッコミを入れながら読めば、とても良いメディア・リテラシーの教材だと思います。特に富士山麓にお住まいの方にはおススメしておきます。

感動です!

2012年7月20日金曜日

アカエイ数百匹の大群が千葉の川を遡上_夷隅(いすみ)川

●毎日新聞 2012年07月19日
アカエイ:大群が千葉の川遡上 専門家も理由分からずhttp://mainichi.jp/select/news/20120719mog00m040012000c.html
 千葉県いすみ市岬町の夷隅(いすみ)川で、上流に向かってアカエイの群れが姿を現し、近隣住民の間で話題になっている。
 茂原市のゴルフクラブ製造販売業、大川和好さん(54)は17日朝、河口から約3キロの場所にかかる橋を車で通りかかったところ、助手席の妻が群れを発見。数百匹はいると見られ、ゆっくりと川を遡上(そじょう)。川面は茶色や黒色のエイの大群でおおわれたが、昼前には姿を消したという。

 エイの群れは18日朝にも同じ場所に現れた。近くの人は「例年この時期の遡上は少なくない。初めての人は驚くのでは」と指摘するが、
写真を見た鴨川シーワールド(鴨川市)の飼育担当者は
「体長30〜40センチ程度はあり、大人のアカエイではないか。春から夏にかけてたまに河口に現れることはあるが、
これだけ多くのエイが一斉に川をさかのぼる姿は珍しい。
理由はわからない」
と話した。

2012年7月19日木曜日

東京マグニチュード8.0_2012年7月21日土曜日15時46分頃_フジテレビ

2012年7月21日土曜日15時46分頃。
マグニチュード8.0の東京湾北部を震源とする海溝型大地震が発生する。

東京マグニチュード8.0_1/11

(2/11 ~10/11は、You Tubeからどうぞ。)

東京マグニチュード8.0_11/11

現実になったらどうしよう。
備えあれば憂いなし!

放射能汚染_セシウム_北海道産の海産物・魚介類_昆布_サケ_カラフトマスホッケ_カレイ_マダラ_スケソウダラ_2012年5月・6月・7月

北海道の海にも・・・
北海道の海産物・魚介類にも放射能汚染(放射性セシウム)が広がっている。

■スケソウダラ 登別市胆振沖 結果判明日:2012年7月14日
厚生労働省・食品中の放射性物質の検査結果について(第436報)(2012年7月18日公表分)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002fleu-att/2r9852000002flil.pdf

■マダラ 登別市胆振沖 結果判明日:2012年7月13日
厚生労働省・食品中の放射性物質の検査結果について(第435報)(2012年7月17日公表分)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002fhwz-att/2r9852000002fi0q.pdf
■マダラ 登別市胆振沖/釧路市釧路十勝沖/函館市渡島沖 結果判明日:2012年6月28日~30日
厚生労働省・食品中の放射性物質の検査結果について(第426報)(2012年7月3日公表分)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002elwd-att/2r9852000002em06.pdf

■真かれい 検査日:2012年6月26日
マルエツ・取扱食品の放射性物質の自主検査結果報告書
http://www.maruetsu.co.jp/brand/pdf/kensa120703.pdf

■真ホッケ 検査日:2012年6月23日
マルエツ・取扱食品の放射性物質 自主検査結果報告書
http://www.maruetsu.co.jp/brand/pdf/kensa120626.pdf

■サケ/カラフトマス  根室市北海道・青森県沖太平洋 結果判明日:2012年6月7日
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002clkx-att/2r9852000002cloo.pdf

■昆布 検査日:2012年5月24日
マルエツ・取扱食品の放射性物質の自主検査結果報告書
http://www.maruetsu.co.jp/brand/pdf/kensa120529.pdf

2012年7月18日水曜日

栃木県大田原市の中学生の5人に1人が高血圧_放射能汚染_被曝と高血圧_チェルノブイリ原発事故

●下野新聞SOON 7月16日
大田原の中学生、5人に1人が高血圧 肥満や塩分、ストレス要因?http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120716/827592
 大田原市が市内の小中学生を対象に実施した2011年度「小児生活習慣病予防健診」で、中学生の2割が「高血圧」(最高120以上、最低70以上)と診断されたことが15日までに分かった。年々増加の傾向にあり、同市保健福祉部は「食事や運動などの事後指導を通し、改善につなげたい」としている。
 予防健診の対象は小学5年生から中学3年生で、11年度は小学生1453人、中学生2077人が受診。血液検査と血圧測定のほか、問診票による調査を実施した。
 指導や医療機関受診、精密検査が必要と診断された割合は、小学生が21・9%、中学生が19・4%だった。
 検査項目別では、「高血圧」の小学生は6・5%と微減だったのに対し、
中学生は20・6%で、2006年度の9・3%と比べ倍増した。地区別にみると、大田原が20・0%、黒羽25・9%、湯津上14・3%だった。

 市子ども幸福課は「高血圧でも肥満でない生徒もおり、高血圧の原因特定は難しい。塩分の取りすぎやストレスも一因にあるのでは」と分析し、事後指導の強化を図る方針。

福島第一原発からの放射能の影響はないだろうか?

●これが現実
Q. 被曝でどんな病気になるか? 2011-07-06
http://genjitsu.jp/archives/238
(一部抜粋)
1985年から90年にかけて、1232人の原爆被爆者を調べた結果についても引用すると、
腰痛は3.6倍、高血圧は1.7倍、目の病気は5倍、神経痛と筋肉リウマチは4.7倍に増えており、胃痛・胃炎などでも同じ傾向である

追記 2011-08-14
 Stchastlivenko氏は
「今回得られたデータが示すのは、高濃度の放射能汚染が起こった地域で、新たに高血圧を発症する人が多く、高血圧の罹患率そのものも高いということ。脂質代謝異常が高血圧の発症に先行して起こる可能性も示唆されている」と分析。「恐らくは健康不安を含む将来への不安がストレスとなり、脂質代謝異常を引き起こしているのだろうが、継続的に放射線を浴びたことによる影響も考えられる」

2012年7月16日月曜日

スーパー異常気象_氷河期が近づいている?_活発化している火山活動_首都直下型東京湾大地震_広島大学の長沼毅准教授_北海道大学地震火山研究観測センターの村上亮教授_武蔵野学院大学の島村英紀特任教授

●現代ビジネス 2012年07月16日週刊現代
このスーパー異常気象には意味がある なんかそろそろ来そう 東京湾巨大地震http://gendai.ismedia.jp/articles/print/33012
 東日本大震災から、1年3ヵ月が経過したいま、私たちは大自然の猛威への恐怖を忘れかけていないだろうか。だが日本の地殻と気候は、すでに大変動期に入っている。本当の恐怖はこれからだ。

過去のデータが信用できない
 早朝、ゴウ、という異様な音で目が覚めた。外に出てみると、瞬く間に道路が川のようになり、膝の高さまで水が押し寄せた---。
「60年近く生きとって、はじめて見る『天気』があるとは、思わなかったね」
 福岡県在住の男性(59歳)はこう語ってくれた。7月3日から降り始め、大分県や福岡県を襲った豪雨は1時間の雨量が観測史上最多の91mm(大分県中津市耶馬渓町)を記録した。こたつ板ほどの広さ(1m2)に2リットルサイズのペットボトルが約45本ぶちまけられたことに相当する水量だ。
 近頃、日本の気候はどうもおかしい。今年に入ってからだけでも、
●1月 記録的寒波。各地で大雪。1月下旬の北日本の平均気温は今世紀最低の平年比マイナス1・4度。
●4月 爆弾低気圧が日本縦断。各地で台風並みの突風、豪雨に襲われた。5人死亡、350人負傷。
●5月 茨城県つくば市で竜巻とみられる突風発生。12kmにわたって民家や工場をなぎ倒し、男子中学生1人が犠牲に。
 など、「スーパー異常気象」ともいえる記録的な気候の異変が止まらない。
 7月も早々から全国で真夏日が続出し、「この夏一番の暑さ」というフレーズが飛び交うなどイヤな気配が立ち込めている。
 気象庁が発表した7月~9月の「3ヵ月予報」では今夏は全国的に暑さ、降水量ともに平年並みとされている。だが予報をよく読むと、不可解な文言が目に入る。「今回の予測には不確定性が大きい」。これは一体、どういう意味なのか。
「天候を左右する海水温や偏西風などの数値予測は、過去30年のデータから約50通りの異なる予想をはじき出し、平均を取って作ります。今回はほとんどのパターンで赤道付近の海水温が高くなるエルニーニョ現象が現れていました。
 ところが、我々は冬の終わり頃から『エルニーニョになる』と予想しているのに、現実には一向に起きてこない。それで『不確定性が大きい』としたのです。
 実は昨年も予想に反してエルニーニョが起きず、逆に海水温が低くなるラニーニャ現象が起きてしまった。原因はまだよくわかっていません」(気象庁予報課)
 気象庁も首をかしげる、奇妙な気候の変化。これから一体、何が起ころうとしているのか。
「残念ながら、激甚災害が日常的に起きてしまうかもしれません。すでに風の吹き方ひとつ取っても、以前とは違う、極端なものに変わってしまったのです」
 と話すのは極地や砂漠など辺境の調査を行ってきた長沼毅広島大学准教授だ。
「最近、温暖化が危惧される一方、地球の寒冷化を主張する意見もあります。ふたつは正反対ですが、大きな気候変動である点では同じです。気候変動期の特徴は『激甚化』。これまでも起きていた現象が極端になってしまうということです。
 たとえば、竜巻に襲われたつくば市は昔から雷で有名です。つまりもともと、雷を発生させる積乱雲が発達しやすい地域だった。それが現在では、極端に発達してスーパーセル(巨大積乱雲)にまでなってしまうようになったのです」
 雨、風、雷、熱波・・・・・・。これらが発生する頻度や規模、変化の速さが極限化し、記録的なスーパー異常気象を引き起こすのだ。
 あらためて気象庁予報課に聞くと、最近になって、ようやく少しずつエルニーニョ現象が発生し始めたという。こうなると基本的に日本は多雨・冷夏の傾向となり、残暑が厳しい。一方で、西日本と沖縄・奄美地方では太平洋高気圧が張り出し、晴れて暑い日が多くなるという予想もある。

「氷河期」が近づいている?
 仮にこの気候が極端なものになったとすると、単純に言えば、東日本は日照不足で農作物が不作に、西日本は酷暑で水不足となる地域が増えると考えられる。
 天候の急変が起こりやすいかを判断する、ひとつの目安は偏西風の蛇行だ。
「偏西風が北に離れていれば日本は晴れて暑くなり、南下してくれば竜巻や急な大雨に見舞われたりしやすいでしょう。気象庁HPで公開している『高層天気図』では、偏西風の通るおよその位置に矢印をつけてあるので、参照してみてください」(気象庁予報課)
 前出の長沼准教授は、この激甚化の先に、さらに恐るべき未来が待っているかもしれないという。
「長期的にみて、地球が温暖化と寒冷化のどちらに向かうかといえば、私は寒冷化だと思います。ひとつの根拠として、過去の気候変動を見ると、10万年間の氷期(氷河期)と1万年間の間氷期(温暖な時期)が交互に繰り返していて、いまの間氷期はそろそろ終わるという考え方があります。もしそうだとしたら、今は10万年続く氷期の入り口かもしれないのです」
 かつての氷河期には海さえも凍りつき、大陸と地続きになった日本列島に日本人の祖先が移住してきた。気候の大変動を経た数百年後には「海開き」など不可能になるかもしれない。
 今夏、日本を襲うかもしれないのは「天」の異変ばかりではない。足元の「地」でも変動が起こっている。「天災地変」という言葉もあるように、古来、賢者たちは天と地の変異をワンセットでとらえてきた。
 国土地理院地理地殻活動研究センター地殻変動研究室で日本各地に設置されたGPS(全地球測位システム)データの分析に携わっている西村卓也主任研究官はこう話す。
「東日本大震災では、それまで長い期間、太平洋側から東日本を押していた大地の力が一気に解放されました。今まで北西向きに押し潰されていた東日本は、圧力が抜けたことで、逆に太平洋側に向かって東に伸びているのです」
 震災直後、宮城県の牡鹿半島は約5・3m東に移動。震源付近の海底に至っては24mも移動したとされる。
「この動きは現在も続き、1ヵ月に1cm程度は東に動いています」(同前)

首都直下型のイヤな感じ
 つまりM9に達した超巨大地震のエネルギーは、いまだにこの日本列島に強い影響を及ぼしているのだ。そしてその力が、次なる大地震や火山の噴火を引き起こす可能性が高まっている。気象庁地震火山部火山課は日本のシンボル、富士山に注視しているという。
「東日本大震災後の3月15日に富士山の直下を震源とするM6・4の地震が発生して以来、富士山で地震活動が高まっています。
 今年2月には3合目付近で湯気が出ているのが観測されています。地下で熱せられた水蒸気が地上に出てきた。富士山はまさに『活きている火山』なのです」
 さらに、鹿児島県の桜島では7月1日に年明けからの噴火回数が600回を超えた。観測史上2番目のスピードだ。
 東北地方では福島の吾妻山で震災以前には見られなかった場所に火山性ガスの噴気孔が出現。秋田駒ヶ岳では山頂付近の地熱が上昇し、木々が枯れ始めた。
 一方、6月30日夜、北海道・大雪山系の十勝岳で異変が起こった。札幌管区気象台の設置した高感度カメラで、夜間、火口が真っ赤に燃え上がるような発光現象が撮影されたのだ。
「噴気孔の温度が上がって付着していた硫黄が燃えたと考えられます」
 と話すのは、北海道大学地震火山研究観測センターの村上亮教授だ。
「発光現象や硫黄の噴出、噴気の増加など、火山活動の高まりが表に出てくることを『表面現象』と呼びます。十勝岳で直近に起きた過去3回の大きな噴火では、いずれも表面現象が増加した後、マグマが関係する噴火が起きました」
 十勝岳では大正時代以来、ほぼ30年おきに大規模な噴火が起きている。1926(大正15)年の大正噴火では大規模な水蒸気爆発で中央火口丘の半分が崩壊。山頂周辺の残雪が融けて泥流となり、噴火後25分で約25km離れた上富良野市街に到達した。この噴火による死傷者・行方不明者は344名、倒壊した家屋は372棟にのぼっている。
「今回の現象がすぐに噴火に結びつくかはわかりませんが、過去の履歴を考えると中長期的には今後、噴火が起こるのは確実だと思います。
 地震はいつ起こるかわからないが、噴火は火山性地震の増加などで前兆がわかるから、まだましだ、という人もいるようです。確かにそういう側面はありますが、過信してはいけません。火山でも、地震などが起き始めてすぐに噴火に至る場合もある。専門家が警告し、行政が避難などの対処を取るのも必ず間に合うとは言い切れない。今後も常に油断をしないで見ていく必要があると思います」(同前)
 活発化しているのは火山活動ばかりではない。首都を襲う大地震の可能性もまた、高まっている。
 7月3日、昼前の関東地方を最大震度4、M5・4の地震が襲った。震源は房総半島南端、館山市付近の東京湾だ。
 地震学が専門の武蔵野学院大学・島村英紀特任教授は、「この場所は、元禄型関東地震の震源と極めて近い」と指摘している。
 右の図を見てほしい。これは6月4日から7月4日の1ヵ月間に、東京湾周辺から房総半島南端付近で発生した地震の震源をプロットしたものだ。
 7月3日のM5・4地震は、政府の地震調査委員会が発表している、元禄型関東地震、大正型関東地震の双方の想定震源域に含まれていることがわかる。
 元禄の関東地震は、1703(元禄16)年に発生し江戸城の門などが倒壊。小田原城下は大火となり死者約2300名。関東全域の12ヵ所で火災が発生し、被災者は3万7000人にのぼった。この4年後に紀伊半島沖を震源とする宝永地震が発生し、富士山の宝永噴火につながっている。

スカイツリーは大丈夫か
 一方の大正関東地震は、1923(大正12)年に発生した、いわゆる「関東大震災」だ。東京は壊滅し、被災者190万人、死者・行方不明者10万5000人以上。日本災害史上、最大級の被害を出している。
「関東地震のような、いわゆる首都直下地震は、江戸時代から17年に1回ずつ起こっていた。ところが関東大震災以来、パッタリなくなっています。東日本大震災の影響もあるはずですから、もういつ起こってもおかしくないと思います。
 震源が近い場合、マグニチュードは小さくても海底でM8~M9級の地震が起きたときと同等か、もっと強い揺れが感じられると思います」(前出・島村氏)
 関東大震災では8年前から周辺で地震が相次ぎ、東京湾の入り口である浦賀水道でも前震が起きている。今回の地震も、東京湾での大地震の前兆である可能性は否定できない。
 さらに、気になる点もある。もう一度、上の図をよく見てほしい。フィリピン海プレートが陸側のプレートに沈み込む相模トラフの北縁に、地震が頻発しているエリアがあるのだ。いま、東京の喉元である房総半島南端周辺で、確実に何かが起きようとしている。
 今年4月に東京都が発表した被害想定では、M8・2の元禄型関東地震が発生した場合、広い範囲が震度6以上、大田区や品川区、町田市の一部では震度7の揺れに襲われ、死者約5900人、負傷者は約10万8300人に達するとしている(冬18時発生の場合)。
 さらにこのタイプの地震で都は唯一、津波の発生を想定している。高さは最大2・61mだが大田区の埋め立て地や江東区の海抜ゼロメートル地帯などが襲われ、約2500棟の建物が全半壊する予想だ。
 しかもこの被害想定には、海抜ゼロメートル地帯にある地下鉄の駅や換気口から浸水が起こることは含まれていない。対策が急がれているとはいえ、東京メトロ東西線東陽町駅や門前仲町駅、半蔵門線清澄白河駅、そして東京スカイツリーの足元、押上駅などはいまだに浸水の可能性があり、最悪の場合、地下鉄のトンネル内で溺れる人が続出する恐れもあるのだ。
 この夏、天と地から迫り来る大異変。あなた自身と家族を守れるかは、日本が直面する危険を認識し、覚悟と備えができるかにかかっている。
「週刊現代」2012年7月21・28日号より

2012年7月15日日曜日

Snow and rain causes chaos across South Africa _南アフリカで雪と雨

南アフリカで雪と雨。
死者も出ているようだ。

●Sott.net IOL News Sat, 14 Jul 2012 14:56 CDT
Snow and rain causes chaos across South Africa
http://www.sott.net/articles/show/248161-Snow-and-rain-causes-chaos-across-South-Africa

Several serious incidents have been reported as the rain and snowfall gripped some parts of the country, the Road Traffic Management Centre (RTMC) said on Saturday.
RTMC spokesman Ashraf Ismail said three people were killed and two others injured in an accident on the N6 between Jamestown and Queenstown.
In the Western Cape, a search party for an ambulanc that had gone missing was launched.
"The ambulance left Beaufort West earlier today and was on route to Loxton. It's unclear what became of it," said Ismail.
Rescue workers were also trying to get to a bus that was stuck in the snow in the Three Sisters area. The bus was carrying 60 passengers.
The RTMC has called on motorists to exercise caution on the roads and delay their trips until the troubling weather subsides.
"The N1 between Beaufort West and the N12 is not working in the Western Cape," said Ismail. The N12 between the Beaufort West and Victoria West was closed. The Outeniqua pass was also closed due to no visibility in the area.
The M12 and M9 between Waboomskraal was flooded and therefore closed off. In Knysna, the M2, Wilderness was also closed.
"Disruptions have also been reported on routes leading to the George airport due to a flooded bridge." said Ismail.
The rain and snowfall is expected to continue throughout the day.
Motorists who have to use the roads were urged to drive with their headlights on and to maintain a safe following distance.
Heavy rain and snow had been forecasted in Cape Town, KwaZulu-Natal and the Free State, while Gauteng was experiencing extreme cold.
In the Eastern Cape the Barkley Pass on the R58 between Barkley East and Elliot has been closed, as well as the Kraairivier Pass, also on the R58 between Barkley East and Lady Grey.
Snowfall was increasing in Graaf Reinet, Tsitsikamma and the surrounding passes, the provincial disaster management centre said.
Four people were killed in the province on Friday due to the weather.
Two vehicles collided at the Panhoek Pass, the provincial disaster management centre said.
"We assume the accident was caused by poor visibility and the roads being slippery," disaster management spokesman, Lungile Qabisisa said in a statement on Saturday.
"In another incident, four people were left trapped in snowfall between Molteno and Sterkstroom. Police were called in to assist," said Qabisisa.
The Nelson Mandela Bay Municipality evacuated 20 people from the Missionvale area on Friday. Officials have urged locals in low-lying areas to prepare themselves for possible evacuations.
Meanwhile, graders have been dispersed to the Joe Gqabi and Chris Hani districts to try and clear the roads.

X1.4の大規模フレア_CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れが地球に到達_地磁気の乱れ_地震の誘発

7月12日にX1.4の大規模フレアが発生。
CMEによる太陽風の乱れが地球に到達。
地震を誘発しそうで心配。

●NICT SWC宇宙天気情報センター
http://swc.nict.go.jp/contents/
12日15時37分(UT)に活動領域1520(S14W01)において、X1.4/2BのLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)(16時49分(UT)に最大)が発生しました。
また、SOHO衛星とSTEREO衛星の太陽コロナ画像(LASCO、COR)によると、このフレアに伴い、地球方向へ向かうCME(コロナ質量放出)が発生した模様です。

2012/07/14 15:00 更新
担当 田中
太陽面でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、やや低速な350km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
12日17時(UT)頃に発生したCME(コロナ質量放出)の影響が、本日から明日頃にかけて到来し、地磁気が乱れる可能性があります。今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。
12日18時35分(UT)に発生したプロトン現象は、現在も継続中です。

2012年7月13日金曜日

世界各地で急速なサンゴ礁の減少_国際サンゴ礁シンポジウム(ICRS)_2012年7月9日オーストラリアのケアンズ(Cairns)

●AFPBB News 2012年07月12日  
世界のサンゴ礁が急減、8割消えた海も 国際シンポで警鐘
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2889173/9232339
世界の海洋学者ら2600人余りが集まる国際サンゴ礁シンポジウム(International Coral Reef Symposium、ICRS)」が9日、オーストラリアのケアンズ(Cairns)で開かれ、

参加者たちは世界各地での急速なサンゴ礁の減少に警鐘を鳴らした。また、気候変動に対する世界規模での迅速な取り組みを求めるとともに、サンゴ礁の減少は数百万人の生活を危機にもさらすと訴えた。

 サンゴ礁は世界の沿岸部に暮らす多くの人々に食料や職をもたらし、サンゴ礁観光を通じて多額の収益を生んでいる。さらに高波や暴風時に自然の防波堤の役割も果たす。今回のシンポジウムでは、海水温上昇、海洋の酸性化、乱獲、陸地からの汚染などによるサンゴ礁破壊を防ぐ対策を求める声明が採択された。
 米スミソニアン協会(Smithsonian Institution)のシニア・サイエンティスト、ジェレミー・ジャクソン(Jeremy Jackson)氏によれば、

世界各地でこの数十年間、サンゴ礁が激減しているという。
 例えばカリブ海では、過去35年間で75~85%のサンゴが失われている。サンゴ礁生態系の保護が最も進んでいるオーストラリアのグレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)でさえ、この50年間でサンゴが半減した。
 またインドネシア、マレーシア、パプアニューギニア、フィリピン、ソロモン諸島、東ティモールにまたがる広い海域は「コーラル・トライアングル(Coral Triangle、サンゴ礁三角地帯)」と呼ばれ、世界のサンゴ礁の3割が集中し3000種を超える魚類が生息するが、ここでもサンゴ礁の85%以上が沿岸開発や汚染など人間の活動によって危機的な状態にあるという。

 国際サンゴ礁学会(International Society for Reef Studies、ISRS)のロバート・リッチモンド(Robert Richmond)会長はシンポジウムで採択した声明について、山積する問題を文書化しただけではなく、現時点で最も有効な科学を各国の指導者たちに提示することが目的だと強調した。
 4年ごとに開かれる同シンポジウムには、80か国から約2000人の海洋専門家らが参加する。

2012年7月12日木曜日

丹波山地の微小地震活動が静穏状態_西日本は地震の活動期_京都大防災研究所・片尾浩准教授_地震予知研究センター・阿武山観測所

●京都新聞 2012年07月11日
丹波山地の微小地震活動、専門家「再び静穏状態」
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20120711000039

 琵琶湖西岸から京都府中部、大阪府北部へ続く丹波山地の微小地震活動が昨年2月から再び、発生回数の少ない静穏状態に入っていることが京都大防災研究所(宇治市)の研究で分かった。丹波山地は微小地震が定常的に活発だが、2003年から09年にも静穏化が続いた。過去には阪神大震災や昭和南海地震の前にも静穏期があり、専門家は「西日本は地震の活動期で、どこで地震が起こるか分からない。推移の注視が必要」としている。

 丹波山地は地下の岩盤が東西の両方向から圧縮される場所で、マグニチュード3以下の微小地震が定常的に頻発する。このため、同研究所が地中の異変を知る指標の一つとして調査を続けている。
 丹波山地にある同研究所付属地震予知研究センター・阿武山観測所(大阪府高槻市)などの記録では、微小地震は月150~200回前後で推移していたが、03年2月ごろから約6年間、発生回数が約3割減少していた。その後、活発化に転じたが、昨年2月から静穏化し、低調な状態が約1年半続いている。
 同様の静穏期は1992年後半から94年前半にもあった。その半年後に阪神大震災が発生。46年の南海地震でも3年前から静穏状態が続いていた。
 内閣府の中央防災会議や日本地震学会などで、多くの学者が南海トラフによる海溝型地震が2030~40年ごろに起こるという予測を報告。地震史の研究を踏まえ、その発生前の約半世紀は西日本の内陸地震の活動期にあたると指摘している。

 京都大防災研究所の片尾浩准教授は「大地震前の静穏化現象は世界でも報告されている。静穏化と大地震との関係は証明できていないが、過去の事例と今が活動期である事実を踏まえれば、京滋でも危機意識を高めるべき」と話す。

脱原発_静岡県しいたけ生産者大会_「農林業が、放射性セシウム被害を引き金として崩壊の危機にある」

●中日新聞 2012年7月11日
シイタケ生産者「脱原発」 県協議会
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120711/CK2012071102000060.html
 福島第一原発事故で、風評被害にさらされているシイタケの生産者などが集う「静岡県しいたけ生産者大会」が十日、浜松市西区で開かれ、出席者約百三十人が「脱原発」を盛り込んだ大会宣言を採択した。
 農林業界で、原発問題について一定の方向性を打ち出すのは異例だ。
 大会では、主催者を代表して県椎茸(しいたけ)産業振興協議会の榛村純一会長が
「農林業が、放射性セシウム被害を引き金として崩壊の危機にある」などと問題提起。

 大会宣言は、県産シイタケの風評被害が続き、生産・流通が大きく損なわれかねない危機的な状態
などとした上で▽品質の適正化▽ブランドの確立-といった五項目のうちの一つを「生産技術の向上と後継者の育成、脱原発を視野に自然・安全を心掛ける」とした。
 同協議会によると昨秋、伊豆市で加工された干しシイタケから放射性セシウムが検出されて消費が低迷。例年一キロ当たり四千円ほどだった価格が、今年は二千円ほどの安値が続いている。
 星谷彦衛副会長は「伊豆地区の強い気持ちがあった」と、大会宣言に脱原発を盛り込んだ背景を説明。「風評被害がいつ収束するか分からない。今年いっぱいなら何とか持ち直すが、来年以降も続くと、かなりの生産者が痛手を被る」と語った。

2012年7月11日水曜日

行方不明_2012年度神奈川県内の居所不明児童・生徒は8自治体_横浜84人・川崎33人_帰国やDV

●カナコロ(神奈川新聞社) 2012年7月10日
県内小中学生140人の居所不明、親と帰国やDV逃れ/神奈川
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1207100015/
 ことし5月1日現在、県内で140人の小中学生が、住民票を残したまま1年以上所在が分からなくなっていることが9日、各市町村教育委員会への取材で分かった。各教委は所在確認を進めるが、教育環境の確保に向け民生委員や児童相談所などの関係機関、自治体間の連携も課題となっており、文部科学省は「全国の傾向を把握して対策をまとめる」と話している。
 文科省は、毎年5月に行う学校基本調査に基づき、都道府県教委から居所不明児童・生徒数の報告を受ける。8月に速報値として全国の人数を発表する予定。
 最新の2012年度県内の居所不明児童・生徒は、8自治体で140人の報告があり、横浜84人、川崎33人と大都市部が全体の8割を占めている。


 県子ども教育支援課は居所不明の理由を、外国籍の親が届け出せずに子どもを連れて帰国したり、ドメスティックバイオレンス(DV、家族間の暴力)被害者が転出入を隠したりするためなどとみている。
 しかし、居所不明児童・生徒の所在確認は難しいのが実情。子どもが海外に出国した場合の追跡調査は、さらに困難が伴う。
 相模原市では、電気メーターや郵便物を点検しながら訪問を重ねるうちに、父親と面会でき、外国人の母親が子どもを連れて帰国したことを確認できたケースがあった。一方、「就学年齢なのに通学しない子どもの住所を訪ねたら別の住人がおり、転出先も分からなかった」(秦野市)という例も多いという。
 そうした制約の中で子どもの安全と教育環境を守るため、各教委は取り組みを進めている。居所不明数が最多の横浜市では6月、庁内にプロジェクトチームを設置。実態把握に努めるほか、家庭への支援策を検討し年度内にまとめる方針だ。
 小田原市教委は、「市内で暮らしていても他の自治体から見れば居所不明となっている例が考えられる」として、DVから逃れようと小田原に移ったケースの把握と、安全のための情報管理の徹底を目指す。
 また横須賀市教委は、「実態確認には他市町村との連携システム構築が必要」と説明。県教委も横浜市などと連携し対応する考えだ。

◆居所不明児童・生徒
 学校行政全般を調べる文科省の学校基本調査において、全国の教育委員会から「1年以上居所不明者数」として報告される。

2011年度は全国で1192人、県内は142人。同省は11年に学校や教育委員会に対し、不明者の把握にとどまらず、適切な対応を行うよう通知した。10年度まで各教育委員会の調査方法が統一されていなかったため、300人台で推移していたが、適正化したところ千人以上が行方不明であることが分かった。

セシウム_千葉県八街市の落花生_2011年9~11月に収穫

千葉県八街市産の落花生からセシウム。


●Merx 2012年7月10日
千葉・八街市産の原料を使用し、福岡・飯塚市の工場で製造の菓子類からセシウム
http://merx.me/archives/25659
グリーンコープは7月10日、取り扱い商品の放射能汚染自主検査で、千葉県産の原料を使用し、福岡県飯塚市の工場で製造されたおつまみ豆と柿ピーナッツから、それぞれ1キログラム当たり9.34ベクレル、3.88ベクレルの放射性セシウムを検出したと公表した。原料の落花生はどちらも2011年9~11月に千葉県八街市で収穫されたもの。

セシウム_熊本県産の原木生しいたけ(九州自然の会)_山形県産の産直サクランボ(早生)(米沢郷牧場)_2012年6月

熊本県産の原木生シイタケ・山形県産の産直サクランボからセシウム。

●Merx 2012年7月3日
熊本県産の原木生しいたけからセシウム
九州地方・中国地方・関西地方で展開している生活協同組合グリーンコープ(本部=福岡県福岡市博多区)による残留放射能検査結果によると、熊本県産の原木生しいたけ(九州自然の会)、山形県産の産直サクランボ(早生)(米沢郷牧場)から、それぞれセシウム137が2.86ベクレル/Kg、3.46ベクレル/Kg検出されている。原木栽培は天然の木を用い木材腐朽菌のきのこを栽培する方法。

2012年7月10日火曜日

空間放射線量_東京都立水元公園(葛飾区)_初の除染が終了

東京都初の除染が終了した。

●産経ニュース 2012.6.25
都立水元公園で基準値越える放射線! 東京都、初の除染へ
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120625/dst12062519030013-n1.htm
東京都は25日、都立水元公園(葛飾区)の駐車場付近の植え込みで、地上1メートルの空間放射線量を調査し、最高で毎時1・22マイクロシーベルトが検出されたと発表した。都は文部科学省と調整し、除染などの対応をとることを決めた。都が都内で除染を実施するのは初めて。
 国は周辺より1マイクロシーベルトを上回る地点を除染の対象としている。同公園内の場合は、1・16マイクロシーベルト以上が基準となる。
 都建設局が同日午前、公園の駐車場近くの植え込みなどを測定したところ、14地点のうち、9地点で1・16マイクロシーベルトを上回った。これらの地点は柵で囲って立ち入れないような措置がとられている。
 同公園の駐車場周辺は、共産党都議団が独自に測定し、都や文科省に指摘していた。


●東京都建設局公園緑地部公園建設課 平成24年7月9日
水元公園内の除染作業の終了について
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/07/20m7ac00.htm
本日お知らせした「水元公園内で局所的に文部科学省のガイドラインを上回る放射線量が測定された箇所の除染について」は、環境省策定の除染関係ガイドライン等に沿って、除染作業を終了しました。
 作業終了後に、地上高さ1メートルの空間線量を測定した結果は、下表及び別図(PDF形式:1.06MB)のとおりです。
 除染した箇所は、引き続き空間線量を測定するため、柵で囲い、立ち入れないようにしております。
 なお、本日の作業では、駐車場西側で約0.3立方メートル、駐車場南側で約0.9立方メートル、合わせて約1.2立方メートルの土壌等を除去しました。

「さようなら原発1000万人アクション」_2012年7月16日東京渋谷区の代々木公園「さようなら原発10万人集会」を開催_内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔

●農業共同組合新聞
「さようなら原発」で10万人集会開催 7月16日代々木公園でhttp://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120706-17354.php

内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔の各氏が呼びかけ人となっている「さようなら原発1000万人アクション」は、7月16日(月・祝)、東京渋谷区の代々木公園で「さようなら原発10万人集会」を開催する。

 集会は7月16日12時15分から、メインステージとなる代々木公園サッカー場で開催される。13時〜14時のメイン集会終了後、明治公園などの解散地点に向けてパレードを行う。
 また、メインステージ以外でも同公園の数箇所にサブステージを設け、11時から15時30分頃までライブやトークセッションを行うことになっている。


代々木公園に集まろう!

 この集会では
1.停止した原子力発電所は運転再開せず、廃炉にする。建設中の原発と建設計画は中止する。
2.もっとも危険なプルトニウムを利用する、高速増殖炉「もんじゅ」と再処理工場の運転を
断念し、すみやかに廃棄する。
3.省エネ、持続可能な自然エネルギーを中心に据えた、エネルギー政策に早急に転換する。
の3点を集会では要請事項として求めていくことにしている。




(追記)2012年7月17日
●東京新聞
さよなら原発「17万人」集う
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012071790070013.html


 東京電力福島第一原発事故を受け、作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた「さようなら原発10万人集会」が十六日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれた。三連休の最終日で全国から参加者が集まり、関西電力大飯(おおい)原発3号機に続き、4号機でも再稼働を決めた政府への抗議の声に包まれた。
 参加者数は主催者発表で約十七万人で、警視庁関係者によると約七万五千人。主催者によると、反原発を訴える集会としては、昨年九月に東京都新宿区の明治公園で行われた集会を上回り、過去最大規模という。
 公園内のサッカー場に設けられたステージには呼び掛け人の著名人らが登壇。音楽家の坂本龍一さんは「電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすべきではない」と訴えた。参加者はサッカー場を埋め尽くしたほか、野外音楽堂前の広場や公園内の道路などにも広がった。「福島につながろう」「再稼働おことわり」などと書かれたパネルなどを掲げた。
 労組や市民団体など組織による呼び掛けに応じた人だけでなく、インターネットなどで集会を知った市民らも加わった。会場内や最寄り駅を結ぶ歩道などでは一時身動きが取れないほど混雑し、警察官がマイクを使って誘導や警戒に当たった。
 会場から新宿や恵比寿方面など三コースに分かれてパレードが繰り広げられ、会場内でトークや音楽のライブも行われた。
 この日は、東京都心の最高気温が平年より四度近く高い三三度の暑さ。会場の自動販売機の清涼飲料水は午前中でほぼ売り切れ、売店前に水を求めて長い列ができた。大江さんらが「原発ゼロ」を訴えて一千万人を目標に取り組んできた署名は、七月八日現在で約七百八十五万人分に達しているという。

家庭用地震探知機ナマジー_キングナマジー_東京・埼玉・名古屋_ナマジー日記 Google MAP_2012年7月10日

2012年7月10日現在、
東京・埼玉・名古屋にキングナマジーが出現中。

●ナマジー日記 Google MAP
http://www.sinjidai.com/~miyagi/namaji_data/google_map.html

●地震情報のまとめ速報
http://jishin.b5note.com/xn-0kqv4szr2a29z/7658/
(一部抜粋)
噂によると、ナマジーは10日程度後の地震を探知しているとも言われているようだ。
家庭用地震探知機ナマジーでは、異常を検知するとオドロキナマジーとなるのだが、そのポイントを集計して地図上に表示する「ナマジー日記 Google MAP」では、15ポイント以上でキングナマジーが出現、20ポイント以上で幻のクイーンナマジーが出現するということになっているようだ。

2012年7月9日月曜日

富士山5合目に亀裂_東日本大震災_NHK

●NHK 7月9日
富士山5合目に亀裂 山梨県が調査http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120709/k10013455471000.html
富士山の5合目の登山口の近くに、去年3月の震災後の地震のあと、30メートル以上にわたって亀裂が入っていたことが分かりました。専門家は火山活動との関連性はないとみていますが、大規模な土砂災害につながるおそれがないか調べる必要があると指摘し、山梨県が調査に乗り出しました。
この亀裂は、山梨県の富士山の5合目の登山口に近い県有地で見つかりました。
長さは30メートル以上、幅は5センチから8センチほどあり、小さな段差も確認されました。
近くの冨士山小御嶽神社の宮司によりますと、亀裂は東日本大震災の4日後の去年3月15日、静岡県東部を震源とするマグニチュード6.4の地震が起きたあと見つかり、その後、しだいに埋もれて去年の夏ごろにははっきり見えなくなったということです。
富士山に詳しく、当時亀裂を確認した山梨県環境科学研究所の荒牧重雄所長は「地震の揺れでできた可能性が考えられる。亀裂の10メートルほど先は崖になっていて、今後の地震などで大規模な土砂崩れが起きるおそれがないか、調査する必要がある」と指摘しています。
山梨県は、専門家の指摘を受けて先月から現場で測量を始め、周辺に亀裂が広がったり地滑りが起きたりする兆候がないか、本格的に調査を始めました。
亀裂からおよそ50メートル離れた場所には、富士山の5合目の駐車場やレストハウスもあり、この付近はかつて盛り土などで造成された可能性もあるため、当時の経緯も調べることにしています。
火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣東京大学名誉教授は、「地中のマグマが浅いところに上がってきている証拠はないので、火山活動によってできた亀裂とは思えない」としたうえで「亀裂は古い火口のへりの崩れやすい場所にあり、次の地震や激しい雨で崩れる可能性もあるので、調査は必要だ」と話しています。

なぜ、今頃?

2012年7月8日に東海大地震が発生する!?_皆既日食・月食・近地点と満月による潮汐力などから_NASA_環境農業新聞

●環境農業新聞
7月8日に東海大地震!? (6月15日付け)
http://kankyounougyou.jimdo.com/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/
8日に起きるという衝撃な予測がアメリカのナサのホームページに掲載されている。それも皆既日食に関係しており、沈み込んだ地殻構造プレート上に関連する極端な潮の圧力の両方に等しい相関関係に基づいているという。最近は「首都圏直下型地震がいつ来る」とか、NHKが「大地震」に関する報道特別番組を放送、週刊誌も大地震関係の記事を掲載しているが、これは東大地震研究所が「今後4年以内に約70%の確率で発生する」という試算を発表してから「防災グッズ」が売れ切れてしまうという現象が起きている。7月8日に東海大地震が起きるという話もその一環なのだろうかー。
東海地震が7月8日に起きるという情報を送ってくれた方は、群馬県桐生市でのれん工房の㈱コスモの久保田勝利社長。
 同社長は、私の友人からの情報で『アメリカのNASAがホームページで東海地震の発生日時を発表している』という英文を届けて下さいました。早速、訳したのでご報告します。このNASAの情報は地球天体物理学の専門家達のレポートのようです。彼らはこの中で昨年の2月10日に3月8日に日本で巨大地震が3月8日に起きると予測していました。「月の魔力」という本があるが、このNASAのレポートとほぼ同じとー。
 そのホームページは次のように書かれている。
日本の次の東海地震が最も可能性が高く2012年7月8日に起こります。予測は、2011年3月30日に作成され、2012年1月に精洗された。予測は、同じサロス系列の月と太陽の日食や沈み込んだ地殻構造プレート上に関連する極端な潮の圧力の両方に等しい相関関係に基づいています。
我々は21012年5月20日に日本を通過する日食があります。しかしながら、それは2012年6月4日の日食で、地震を引き起こすと予測される月のサロスシリーズ140です。
 データベース質問の結果は以下の通り。我々は140サロスシリーズの食の日から90日以内にある地震を調べました。我々は、次の歴史的な地震を発見し、地震サイクルを調べて、次の地震を予測する歴史的な食が先行するか、後日になるのかの日数に基づいて予測を算出した。
 可能なことはプレート間の力を蓄積を計算し、月のサロスからの潮の圧力を考慮に入れることで地域の例えば台湾や日本で何時、何処で地震が発生するかを計算するためこの全てが必要です。
 東海地震がほぼ150年ごとに発生し、最後のものは1854年12月24日にあった。北緯33・20東経135・60で8・3の地震に見舞われた。この地震は、サロス140の最近の歴史の中で最長の複合日食の後、34日目に発生した。これと同じサロス(140)2012年6月4日に月食を生成させます。前のサロスと地震の相関関係に基づいて我々は6月4日サロス140 の月食の後、34日目、それは今年の7月8日頃に、またもう一つの震度8・3に出会うことが可能であると推定している。
 追加の懸念は、2012年7月1日に、月は地球から362361キロで、近地点(地球の軌道に最も近接)に達するということです。満月の連接は2日後の7月3日になる。これはその時には、通常より高い潮汐力が日本の沖合海底下深く沈み込んだプレートに圧力をかけることを意味します。
 その状態は、将にそのときに日本では本当に大きな地震の発生に調度よいと推定される。我々は2012年に東海地震に対して3つの予測可能な日付を、4月下旬、6月初旬と7月を見積ります。研究と観測の最後の3年間に基づいて、我々は繰り返される潮の圧力は累積的効果があり、7月に地震の可能性が最も高い日になると信じています(他は省略)。

●Japan Tokai Earthquake Predicted July 2012
http://www.garagegames.com/community/blog/view/15946/9


追記 7月9日
とりあえず、ほっとした。
しかし、しばらくは注意が必要かも。

2012年7月8日日曜日

群馬県_セシウム_赤城大沼のワカサギなどの魚から高濃度_野生獣肉イノシシ・ツキノワグマ・ニホンジカ_環境省の環境研究総合推進費(環境問題対応型研究領域)

群馬県の野山の高濃度放射性セシウム。
環境省の「環境研究総合推進費(環境問題対応型研究領域)」に採択された。

●毎日新聞 2012年07月07日
東日本大震災:セシウムの蓄積、国が研究費採択 県、群大など共同 /群馬http://mainichi.jp/area/gunma/news/20120707ddlk10040192000c.html
 赤城大沼のワカサギなどから高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、県は6日、群馬大などと進める共同研究が環境省の「環境研究総合推進費(環境問題対応型研究領域)」に採択されたと発表した。来年度までの2カ年計画で、研究費の上限は年間約5000万円。赤城大沼は、湖底の土壌が他の湖沼と同水準であっても魚に高濃度のセシウムが蓄積する傾向があり、原因究明に注目が集まる。
 共同研究は、群馬大大学院工学研究科の角田欣一教授を中心に、県水産試験場▽国立環境研究所▽武蔵大−−が連携。湖底の土壌や魚のエサとなる生物、周囲の森林などを調べ、他の湖沼と比較して、原発事故後にセシウムが蓄積したメカニズムを解明する。将来的な展望も予測し、今後の除染対策に役立てる。

●産経ニュース 2012.7.5
野生獣肉2種から基準値超セシウム 県内初 群馬http://sankei.jp.msn.com/region/news/120705/gnm12070523230010-n1.htm
 群馬県は5日、
有害鳥獣として捕獲された野生のイノシシ(沼田市)とツキノワグマ(安中市、渋川市、中之条町)から、食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える450~122ベクレルのセシウムが検出されたと発表した。4月の新基準値適用後、県内の野生獣肉から基準値超のセシウムが検出されたのは初めて。
 県内では毎年11月~翌3月に鳥獣の狩猟が解禁されている。ただ、シーズン外に有害鳥獣として処分された鳥獣も食用に利用されるケースがあるため、県は4市町に対し、自家消費と出荷の自粛を要請した。
 県自然環境課によると、このほか、イノシシ(前橋市、安中市)とニホンジカ(前橋市、桐生市、高崎市、嬬恋村)から、基準値を下回る99~18ベクレルのセシウムを検出。動物が移動することなども考慮し、県は各市町村に自家消費などの注意喚起を求める方針。

群馬の山々にも・・・

2012年7月7日土曜日

富士山や御殿場にUFO_勝俣州和

●日刊スポーツ 2012年7月7日
「富士山にUFO何機も…」勝俣州和見た
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20120707-979447.html
タレント勝俣州和(47)が7日、「子供のころUFOを何度も見た」と明かした。都内で行われた夏休みの自由研究イベント「ベネッセコーポレーション主催」に参加。「富士山や御殿場に何機もUFOが飛んでいたのを見ました。人に言うと『え~?』と言うので、僕は言わないようにしていた。子供に『え~?』と言ったらダメ。子供の感性は伸ばしてあげなきゃ」とアピールした。
また、8日に結婚披露宴を行う同じ欽ちゃんファミリーの東貴博、安めぐみ夫妻に向けて「楽しい時間は長く続かない。戦友を見つけたと思った方がいい」と、辛口メッセージを送った。

静岡県_2012年富士山夏期マイカー規制_富士宮口(富士山スカイライン)と須走口(ふじあざみライン)

静岡県は、富士山の2カ所の登山口で、13日から8月24日までの週末を中心にマイカー規制を実施すると発表した。

●静岡県 平成24年7月5日
静岡県富士山夏期マイカー規制
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/fujisan/index.html
静岡県にある3つの登山口(富士宮口、御殿場口、須走口)のうち、五合目駐車場付近で夏期の登山シーズンに登山客や観光客が集中し、交通渋滞が発生している富士宮口(富士山スカイライン)と須走口(ふじあざみライン)において、渋滞を緩和して、富士山への来訪者の安全と快適性の確保、富士山の自然環境を保全するために、マイカー規制を実施します。
平成24年度は、登山者が急増する7月最終週からお盆までの平日にも規制期間を拡大し、平成23年度より8日間延長して34日間で実施します。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
規制期間中、マイカーでお越しの方は、規制区間入口付近にある有料の乗換駐車場(駐車料金は1台あたり1000円)に車を停め、五合目までは有料のシャトルバスまたはシャトルタクシーのご利用をお願いいたします。
なお、規制開始前に五合目に登った車は、規制後に、五合目から下る事は出来ます。

平成24年度のマイカー規制期間(富士宮口・須走口とも同期間)
7月13日(金曜日)17時~7月16日(月曜日・祝日)17時
7月20日(金曜日)17時~7月22日(日曜日)17時
7月27日(金曜日)17時~8月19日(日曜日)17時
8月24日(金曜日)17時~8月26日(日曜日)17時

2012年7月6日金曜日

放射能汚染_セシウム_山梨県北杜市_八王子市・東村山市・町田市・相模原市・鴻巣市_2012年6月・7月

八ヶ岳にも・・・
山梨県北杜市の土などから放射性セシウムが検出されている。

●八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場
http://hachisoku.org/blog/

測定結果公開シート2012年
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AsJ6Md4KtBkbdDNraUFwSXAyYzc5N3kzNHJQcXRpeFE&hl=ja#gid=7
・山梨県北杜市 土
備考:Cs134が30というのは、大きく出すぎている。Cs137に対する比率で10程度で、合わせて25程度がせいぜいのところ。トリウム系列の自然放射能が強く出ていてる。
・八王子市西浅川町 木灰
・東村山市 林の土・じゃがいも
・東久留米市 公園の土
・町田市 庭の土・公園の砂
・相模原市中央区 庭の土
・埼玉県鴻巣市 庭の土・砂

●牛乳 ゲルマニウム半導体検出器による放射能濃度測定結果測定:2012年6月〜
http://securitytokyo.com/data/milk2012.html
信州八ヶ岳野辺山高原3.6牛乳

放射能汚染_セシウム_山形県産さくらんぼ(佐藤錦)

山形のサクランボも・・・
山形県産のさくらんぼ(佐藤錦)からセシウムが検出されている。

●東都生協・東都生協自主検査による残留放射能測定結果一覧
(2012年6月11日~15日の検査結果)
http://www.tohto-coop.or.jp/news/upload_pdf/upload/6%E6%9C%8811%E6%97%A5%EF%BD%9E6%E6%9C%8815%E6%97%A5%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E6%9B%B8%E5%BC%8F%E3%80%80.pdf

山本太郎_姉・山本利華逮捕_大麻取締法(所持)違反の疑い_脱原発_陰謀説

●東京スポーツ 2012年07月03日
山本太郎姉逮捕に〝陰謀説〟も
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/20297/
 脱原発を訴える俳優山本太郎(37)の姉・山本利華容疑者(48)が大麻取締法(所持)違反の疑いで、現行犯逮捕されていたことが判明。この日は東京・永田町の首相官邸前で、弟・山本が〝参加〟する大飯原発再稼働に反対する脱原発大規模デモの開催日と重なった。山本はこのデモをヘリに乗ってネット番組でリポートした。

 姉の逮捕についてはツイッターで「えーっ!マジか? 逮捕されてたなんて知らなかった。ショック。何やってんだ、いい大人が。脱原発と、彼女がやった事は何の関係もない。全ては自己責任。法の裁きを受け、一日も早く社会復帰してくれ、姉よ」とつぶやいた。

 インターネット生放送「ニコニコ動画」でも「当初、姉は僕の反原発運動に反対していたので1年半くらい、連絡を取っていなかった」「(脱原発運動を一緒にやっていたとの報道には)いい加減なこと書くな!」「姉のせいで決まっていたテレビの仕事が飛んだ」などと語った。

 だが
〝反原発運動の旗手〟山本の姉逮捕発表がデモ当日になったことに脱原発支持者は「この時期にぶつけるのは当局の陰謀」「原子力村の陰謀に違いない!」「官邸も焦ってるね…デモが効いている証拠!」などと、ツイッターで〝陰謀説〟を飛び交わせていた。

2012年7月5日木曜日

群馬県沼田市・昭和村_放射性セシウム基準値を超える牧草

●東京新聞 2012年7月3日
沼田、昭和の牧草 基準値超セシウム 利用を自粛
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120703/CK2012070302000129.html
群馬県は二日、沼田市内の二カ所と昭和村の一カ所の牧草地で、それぞれ永年生牧草から基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
沼田市内の二カ所は同一一〇ベクレルと同二〇〇ベクレル、昭和村の一カ所は同一七〇ベクレルが検出された。両市村では利用を自粛し、近く残りの牧草地を調査する。
川場村(一カ所)とみなかみ町(七カ所)では不検出か基準値を下回ったため、利用が可能になった。

福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの冷却装置が故障_放射線防護緊急時のシュミレーション

トラブルが続く福島第一原発。
大飯原発3号は5日に発電再開。
緊急時の放射線防護を知っておきたい。

●東京新聞 2012年7月1日
福島4号機プール冷却再開 一時42・9度まで上昇
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012070101000480.html
東京電力福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの冷却装置が故障、停止した問題で、東電は1日、応急的な復旧作業を行い、午後3時すぎに冷却を再開したと発表した。冷却再開時点で、水温は42・9度まで上がった。
 冷却装置は6月30日午前6時25分ごろに自動停止。停止時の水温は33・3度で、10度近く上昇したことになる。4号機プールでは6月4~6日にも循環水ポンプの故障で冷却が停止、水温が42度まで上がるトラブルがあったばかり。
 東電は、非常用電源装置の一部に不具合があったのが原因とみて、近く、故障した装置を交換する。

●アーバンプレッパー 2012.07.03
放射線防護の仕方「緊急時編」-注釈付
http://prepper.blog.fc2.com/blog-entry-287.html
(一部抜粋)

放射線防護の仕方(緊急時編)
1.
ある程度の高さの空間線量が 0.5μSv/h(東京の場合)を超えたら屋内退避。
ガンマ7核種で 2μSv/hを超えたら、実効線量は希ガスもふくめると 1000μSv/day にもなる。
屋内退避はコンクリート建物で、窓から離れた建物中央に位置する。
2.
マスクがなければハンカチやタオルを厚くたたみ、濡らして鼻と口を覆う。
核種が眼球に付着した場合には失明の危険があるので、目を閉じる。(子供は特に)
チェルノブイリでは即座に失明した子ども達がいた。
3.
家にいる場合は、窓と通気用のガラリを閉め、換気扇を止め、窒息しない程度にガムテープ等で密閉する。
木造やALCの建物などは、外部被曝としては外にいるのと変わらないことに留意する。
4.
線量が下がったら、気象予報で風向きを必ず予測し、安全な方角へ逃げる。
局地的な風にも注意。
風があると核種が地表面から舞い上がる。
マスク、ゴーグルは必須。
家に留まるかどうかの判断が運命を分けるので、慎重に判断する。あわてて逃げないこと。
5.
道路状況や交通状況。
あるいは行政的な規制が入ると交通機関が止まってしまう可能性もある。
その場合は屋内退避よりも被曝量は大きくなってしまう。
家に留まるか、避難するか、判断の分かれ目になる。
6.
避難する場合には、原発から最大限距離をあける。
ここまで逃げれば大丈夫ということはない。
原発事故の場合、最低1000kmは離れろというのは昔からいわれていたこと。
7.
避難の際、友人知人を説得することで避難が遅れる場合がある。
避難する旨を伝えたら、あとはそれぞれの判断しかない。
説得は無駄で、膨大な時間をとられてしまう。
「津波てんでんこ」ならぬ「原発てんでんこ」。
家族には、常にゴーグル(顔との間に隙間のできないもの)とマスク(n95以上)を持たせ、連絡の取り方を打ち合わせておく。
緊急時に、すぐにこうした決断ができるようにしておくために、たまに家族間で、友人間で話しあっておくことが必要です。
8.
避難するときは夏でも長ズボンとジャンバーを着る。
ジャンバーはビニールに近い安手のものがよい。
出来る限りからだを覆う。
外出先でそれがなければ、大きめのゴミ袋(80リットルとか)に頭と腕を出す穴をあけて頭から被る。
隙間はガムテープでふさぐ。
8の補遺:
避難に使った服は、洗濯などせずにキッパリと捨てること。
その際も、取り扱いには十分注意する。
子どもの服ははさみで切って、頭からぬがせたりしない。
(脱がせるときに、服に着いた放射性物質が再び舞って、子供が吸い込んでしまう)。
9.
フォールアウトがあったときに使ったマスクは極めて高い汚染をされている。
無頓着に扱って食物などにばらまいては意味がない。
10.
航空機や新幹線で避難する場合でも、マスクはしたままにする。
乗客は機内に汚染物を服につけて持ち込んでいる。
子どものマスクは不織布テープかセロテープなどで縁をはってズレないようにする。
車の場合も同様。
エアコンは内気循環にする。
11.
自治体の線量計は、去年3/15の時にあり得ないほど低い値だった。
各自で線量計を持つか、民間で定点観測を行っているサイトを参照。 
12.
情報収集力が明暗を分けます。
冷静な判断ができるように、いざというときをシュミレーションしておいてください。

国やメディアを信じない事。これが重要です。

2012年7月4日水曜日

7月3日の東京湾地震_巨大地震の前震?!_元禄型関東地震_災害の多発期に入った可能性_武蔵野学院大の島村英紀特任教授

●zakzak 2012.07.04
3日の東京湾地震…実は大津波の前兆か!大学教授が警告http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120704/dms1207041138008-n1.htm
東京湾を震源とした3日のマグニチュード(M)5・4(推定)の地震では、最大震度4の揺れにヒヤリとした人も多いだろう。震源地は東京都が被害想定に加えている元禄型関東地震のすぐ近く。このタイプでは首都へ津波が襲来する危険が高いだけに、昨日の揺れが巨大地震の前震だったのか、不安はつのる。
 気象庁によると、3日午前11時31分ごろに起きた地震の震源地は東京湾で、震源の深さは約100キロ。発生の直後から「津波の恐れはない」とされ、幸いに目立った被害は報告されていない。
 しかし、
武蔵野学院大の島村英紀特任教授(地震学)は、「震源が元禄型関東地震と極めて近い。もう少し浅く、大きな規模で発生していたらかなりの被害が出た可能性もある」と指摘した。
 元禄型関東地震とは、1703年にあった元禄大地震(M7・9-8・2)と同タイプのものを指す。徳川綱吉が将軍だった時代の大地震では、江戸を中心に多数の死者が出て、現在の東京・両国や千葉・浦安などに津波が押し寄せた。首都が津波に飲まれた珍しいタイプのため、都では被害想定の前提となる4つの想定地震の1つに同型の地震を加えている。
昨年の東日本大震災では本震の2日前、前触れとなる最大震度5弱の前震が起こっていた。
後の検証で、明らかな前震が確認されたケースだ。では、3日の地震はどうなのか。
 「現在の地震学では本震の発生前に前震を見極める方法はない。ただ、これまで元禄型関東地震の発生は関東大震災から200年の間隔があるとされてきたが、3・11による変動でいつ起きてもおかしくない状態になった。また、元禄大地震の後には大きな災害が続いたことも見逃せない」(島村氏)

 確かに、18世紀初頭には大災害が相次いだ=地図。元禄大地震の約4年後、紀伊半島沖を震源とする宝永地震(M8・4-8・7)が発生。東日本大震災の前には日本史上最大とされた地震で、最高で20メートル級の津波により2万人以上が犠牲になったといわれる。大阪湾にも津波が押し寄せ、現在の大阪市街地で7000人が溺死したという。
 さらに宝永地震の49日後には富士山が大噴火。富士山周辺の農耕地が壊滅的な被害を受けたほか、江戸にも大量の火山灰が降り注ぎ、経済活動を停滞させた。
前出の島村氏は「あまり脅かすのはよくないが、大地震は頻発する時期がある。災害の多発期に入った可能性はある」と警告する。
 昨日の地震は大地震の前兆なのか。特に東京湾の沿岸では津波被害の危険もあるだけに警戒が必要だ。