2012年11月8日木曜日

幸せの富士山_静岡駅付近のカーブで逆側の車窓に30秒くらい小さく見える逆富士_鮭三昧ときのこご飯_東海道新幹線パーサーの神子綾恵さん

●産経ニュース 2012年11月8日
東海道に現れる“幸せの富士山”とは?http://sankei.jp.msn.com/life/news/121108/trd12110814000010-n1.htm
 パーサーたちの間で“幸せの富士山”と呼ばれている富士山がある。東海道新幹線の上りなら左側、下りなら右側にしか見えないはずの富士山が、晴れていれば静岡駅付近のカーブで逆側の車窓に30秒くらい小さく見えるそうだ。入社13年目の神子綾恵さんには思い出がある。
 乗客に「富士山はいつ見えますか?」と聞かれたとき、既に通過していたが、もうすぐ“逆富士”の時刻だった。天気が良くてとてもきれいに見えたという。
 「『幸せの富士山と言われてるんですよ』とお伝えしたところ、『大きな富士山は見逃したが、とても貴重な富士山を見ることができた』ととても喜んでくださいました」
 1日300本以上という列車本数の多さに加え、秒単位で正確に運行されているからこそのエピソードだ。

東海道新幹線パーサーの神子綾恵さん
パーサーとしても時間管理は重要だ。「勤務によって乗務する列車が異なるため、出勤時刻も違ってくる。早出の日は午前4時に起きることも珍しくない」と明かす。「睡眠時間が不足していると思ったら少しでも仮眠を取る。早めの就寝など常に時間を意識した生活を心掛けてます」
 しっかり者の一方で、「外国人のお客様の接客の後、うっかり日本人のお客様へも英語で対応してしまった」とかわいらしい失敗も。
 締めくくりには「東京-新大阪間で約2時間半しかありませんが、快適に過ごしていただけるように精いっぱいお手伝いをいたします。商品やサービスに関して何かございましたらお気軽にお申し付けください」と頼もしいメッセージをいただいた。=おわり(産経デジタル)

 ■お勧めのお弁当 「鮭三昧ときのこご飯」(税込み1千円)脂の乗ったサーモンハラス焼きをメーンに、 いくらの醤油漬けや鮭フレークを存分に満喫できる“鮭三昧”の一品。