2012年11月12日月曜日

食品と暮らしの安全基金・第3回ウクライナ調査報告_日刊ゲンダイ『さいたま市と同じ線量 ウクライナで健康な子どもは6%』

食品が10ベクレル/kg 程度汚染されているだけで、
足が痛い子が7割、頭痛が2割、喉痛が3割もいることが、
今回(2012年9月24日~10月4日)のウクライナ調査で分かった。

●食品と暮らしの安全基金
http://tabemono.info/
日刊ゲンダイ(11月8日発行)(記事:jpg273KB)
 小若代表の記事が掲載されました
『さいたま市と同じ線量で
  ウクライナ 健康な子どもは6%』


ウクライナ調査の概要
http://tabemono.info/report/chernobyl.html
 福島原発の事故後、政府の専門家は、健康影響は出ないと言い続けています。
 本当にそうなのかを調べるには、チェルノブイリ原発事故が起きた国、ウクライナに行って調べると、
 最も正確な情報を得られます。遺伝的な影響を念頭に置きながら、実態調査することを決めたのが今年1月。
  2月末から1回目の調査を行い、「食品と暮らしの安全」の読者のみな様から、取材費と、 ガンの子どもが適切な医療を受けられるようにするためのカンパをいただき、2回目の調査を5月末から行いました。
 3回目の調査は9月末に行いました。

最新|第3回ウクライナ調査報告
食品が10 ベクレル/kg 程度汚染されているだけで、足が痛い子が7割、頭痛が2割、喉痛が3割もいることが、 今回の調査でわかりました。

第3回ウクライナ調査報告(2012年9月24日~10月4日)
  今回は、1回目の調査が終わったときに企画されたツアーを兼ねており、調査団に加え、ジャーナリスト、放射能測定の専門家や、 原発に関心のある方も加わっていただいた。
  行く先々で大歓迎を受けたので、皆さん驚かれたが、2回目に、一部の講演や訪問を予約し、あいさつ回りをしてきた私も、想像以上の大歓迎と、 魂を揺さぶられる数々の話に、感動の日々を過ごすことができた。
  初訪問の方はもっと驚かれて、ウクライナが大好きになったようだ。その一端を、この報告書でお届けしたい。

第3回ウクライナ報告書「調査の概要」より抜粋
≪目次≫
 2号炉運転室
 調査の概要
 決死で止めた2度目の爆発(アンドレーエフ氏)
 2号炉運転室でポーリッシュ氏に聞く
 10ベクレル食で子どもの7割に健康異常
 心臓と あちこち痛いのが治った26歳女性
 ツアーと調査―全体の日程と概要―
 ツアー参加者からのひとこと
 「チェルノブイリ断想」
 調査のまとめと展望