2012年7月15日日曜日

X1.4の大規模フレア_CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れが地球に到達_地磁気の乱れ_地震の誘発

7月12日にX1.4の大規模フレアが発生。
CMEによる太陽風の乱れが地球に到達。
地震を誘発しそうで心配。

●NICT SWC宇宙天気情報センター
http://swc.nict.go.jp/contents/
12日15時37分(UT)に活動領域1520(S14W01)において、X1.4/2BのLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)(16時49分(UT)に最大)が発生しました。
また、SOHO衛星とSTEREO衛星の太陽コロナ画像(LASCO、COR)によると、このフレアに伴い、地球方向へ向かうCME(コロナ質量放出)が発生した模様です。

2012/07/14 15:00 更新
担当 田中
太陽面でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、やや低速な350km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
12日17時(UT)頃に発生したCME(コロナ質量放出)の影響が、本日から明日頃にかけて到来し、地磁気が乱れる可能性があります。今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。
12日18時35分(UT)に発生したプロトン現象は、現在も継続中です。