2012年7月10日火曜日

「さようなら原発1000万人アクション」_2012年7月16日東京渋谷区の代々木公園「さようなら原発10万人集会」を開催_内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔

●農業共同組合新聞
「さようなら原発」で10万人集会開催 7月16日代々木公園でhttp://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120706-17354.php

内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔の各氏が呼びかけ人となっている「さようなら原発1000万人アクション」は、7月16日(月・祝)、東京渋谷区の代々木公園で「さようなら原発10万人集会」を開催する。

 集会は7月16日12時15分から、メインステージとなる代々木公園サッカー場で開催される。13時〜14時のメイン集会終了後、明治公園などの解散地点に向けてパレードを行う。
 また、メインステージ以外でも同公園の数箇所にサブステージを設け、11時から15時30分頃までライブやトークセッションを行うことになっている。


代々木公園に集まろう!

 この集会では
1.停止した原子力発電所は運転再開せず、廃炉にする。建設中の原発と建設計画は中止する。
2.もっとも危険なプルトニウムを利用する、高速増殖炉「もんじゅ」と再処理工場の運転を
断念し、すみやかに廃棄する。
3.省エネ、持続可能な自然エネルギーを中心に据えた、エネルギー政策に早急に転換する。
の3点を集会では要請事項として求めていくことにしている。




(追記)2012年7月17日
●東京新聞
さよなら原発「17万人」集う
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012071790070013.html


 東京電力福島第一原発事故を受け、作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた「さようなら原発10万人集会」が十六日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれた。三連休の最終日で全国から参加者が集まり、関西電力大飯(おおい)原発3号機に続き、4号機でも再稼働を決めた政府への抗議の声に包まれた。
 参加者数は主催者発表で約十七万人で、警視庁関係者によると約七万五千人。主催者によると、反原発を訴える集会としては、昨年九月に東京都新宿区の明治公園で行われた集会を上回り、過去最大規模という。
 公園内のサッカー場に設けられたステージには呼び掛け人の著名人らが登壇。音楽家の坂本龍一さんは「電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすべきではない」と訴えた。参加者はサッカー場を埋め尽くしたほか、野外音楽堂前の広場や公園内の道路などにも広がった。「福島につながろう」「再稼働おことわり」などと書かれたパネルなどを掲げた。
 労組や市民団体など組織による呼び掛けに応じた人だけでなく、インターネットなどで集会を知った市民らも加わった。会場内や最寄り駅を結ぶ歩道などでは一時身動きが取れないほど混雑し、警察官がマイクを使って誘導や警戒に当たった。
 会場から新宿や恵比寿方面など三コースに分かれてパレードが繰り広げられ、会場内でトークや音楽のライブも行われた。
 この日は、東京都心の最高気温が平年より四度近く高い三三度の暑さ。会場の自動販売機の清涼飲料水は午前中でほぼ売り切れ、売店前に水を求めて長い列ができた。大江さんらが「原発ゼロ」を訴えて一千万人を目標に取り組んできた署名は、七月八日現在で約七百八十五万人分に達しているという。