2012年3月5日月曜日

宏観異常現象_地下水異常_琵琶湖_兵庫県川辺郡猪名川町_兵庫県西宮市武田尾温泉_静岡県焼津_紀伊半島潮岬_佃為成

静岡県富士宮市の異常湧き水のニュースが昨年大きく伝わったが、
全国で地下水異常が続いているようだ。

(記事から一部抜粋)
■2012年3月3日(土)10時0分配信@niftyニュース(日刊ゲンダイ2012年2月29日掲載)
全国で頻発 地下水異常
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-000165265/1.htm

<元東大地震研学者が警告>
全国28カ所に井戸水など地下水の観測点を置き、調べているのは、元東大地震研究所准教授の佃為成氏だ。
佃氏の調査では、過去、次のような現象があったという。
「阪神・淡路大震災の2日前、明石海峡での高圧地下水の噴出と推定できる異変がありました。
海面の一部が黒褐色に渦巻いていたのが目撃されており、これは深さ50~100メートルの海底において地下水が噴出しヘドロが巻き上げられたと考えられます。01年3月の安芸灘(芸予)地震の前にも、岩国市で井戸から49度の熱湯が記録されています」
そして現在、不気味な動きをしているのが琵琶湖だ。09年12月下旬、琵琶湖環境科学研究センターの潜水ロボット探査により、琵琶湖北部の水深90~100メートルの湖底から土砂が噴き上がっているのが発見された。「この異変はいまでも継続している。地下水の濁りや、湖底異変は深部の水やガスの上昇が原因でしょう。琵琶湖は、新潟から神戸にかけての『ひずみ集中帯』の上にある。琵琶湖ほどの湖で大規模な異変が起きているということは、今後、京都、大阪、神戸の一帯で大地震が起きる予兆とも考えられます。
兵庫県川辺郡猪名川町では、地下水が09年以降、年間1000分の9.4度のペースで上昇しています。一方で兵庫県西宮市武田尾温泉では02年中ごろから水温が年間100分の31度のペースで降下しています。こういった変化に注目しています」

今後、京都、大阪、神戸の一帯で
大地震が起きる予兆とも考えられます。

<静岡・焼津でも湧き水>
異常現象は他地域でも頻発している。
「紀伊半島南端の潮岬で05年から測定している水位が最近2年で、1メートルほど上昇したというデータが出ています。
南紀一帯で測定中の水温にも乱れが表れています。東海では静岡県焼津で水温が上昇し続け、湧き水の量も増え続けています」

静岡県焼津で水温が上昇し続け、
湧き水の量も増え続けています。