2018年7月13日金曜日

富士山の残雪・南箱根ダイヤランド・アオジソに似た葉の植物オドリコソウ、イラクサ、ヤブマオ、カラムシ、アカソ・道沿いの土を掘り起す動物イノシシ、ハクビシン、イタチ・花ヤマユリ山百合、ススキの下ナンバンギセル・虫セミ


富士山の残雪が少なく、僅かになってきた。

草木は茎や枝を伸ばし、葉を増やし続けている。
家に迫り来て、空が増々狭くなっていく。
椿の実は、グリーン色のまま落下するものと
見上げると赤く色づいた実もある。

昆虫や動物なども活動が活発な季節。
鳥たちに加えて、セミの大きな合唱。
ミミズやカエルも人工物の上で見かけるようになった。
一日中、蚊。
夕方からは灯りに集まる様々な虫が網戸外に蠢く。
当然、肌色のニホンヤモリも。
虫たちは、野山や川で遊んだ少年時代も蘇らせる。

あらゆる植物の葉は、虫たちに食べられたり、葉裏には卵。
アブラムシとアリ、そして白い綿のようなカイガラムシ。
アジサイの先端を切り落とすゾウムシ・シロオビアシナガゾウムシ。
アリは今だにどこからか家の中に入ってくる。

道沿いの土を掘り起す動物がいる。
ネコも荒らすが、こんなに大きく穴を掘るのはイノシシだが
こんな暑くなってもイノシシなのだろうか・・・
ハクビシン?イタチ?タヌキ?アライグマ?
それとも、クマ?サル?

場所によっては、紫陽花の花が終わりかけ、
山百合が甘い香りを放ちながら開花し始めた。
ギボウシの白やピンクの花々は無風でも揺れている。

ユツクサのブルーやミズヒキのピンクの目立たぬ花も付き始めた。
オレンジやイエローのヤブカンゾウやルドベキアは鮮やかな空間を造る。

道沿いの斜面に生えるススキの下には、
根に寄生した葉のないナンバンギセルがアチコチで赤紫色を放つ。

8年前の6〜7月に東京から移植した草花たちも元気だ。
チョウセンヨメナとセイヨウノコギリソウが陣地を広げ、
シオンも1m以上に茎を伸ばしている。

知人から7年ほど前に貰って植えたアオジソのこぼれ種から発芽した
今年のアオジソもある。
アオジソに気付いたのは5月。
それ以前は、アオジソのことなど忘れていて、除草していた。

これが一番大変。アオジソによく似た葉の植物が多いのだ。
オドリコソウやイラクサとの違いはすぐ分るが、
まだ小さい頃は、ヤブマオ、カラムシ、アカソ、コアカソ、クサコアカソなどと見分けが付かない。

しばらくして分ったのは、アオジソは他の植物ほど密集せず、
アチコチの端の方にポツポツと生えてくる。
葉の特徴は、アオジソの葉は波打つ。
最後は、少し大きくなってから香りで判断する。

今日は、13日の金曜日。