2012年10月2日火曜日

海の異変_東京湾の魚_巨大地震発生の前兆現象・宏観異常現象_異常行動・磁気異常_放射能海洋汚染・放射性物質・セシウム・奇形魚

今年の新年早々、東京港の青海コンテナ埠頭近くの海面に、
体長10m以上もあるシロナガスクジラの死骸が見つかった。
その後も異変が続いているようだ。

「東京湾は赤潮が大発生して酸欠状態になり、魚たちが住みづらくなっている。」
「東京港の放射性物質の濃度が増加している。」
「東京港の魚からセシウムが検出され続けている。」
「東京湾でも奇形魚が発見されている。」

海洋生物の異常行動の原因は、
海底岩盤のヒビ割れで発生する磁気異常だとも言われている。
巨大地震発生の前兆現象・宏観異常現象の一つ。

最近数ヶ月のニュースをググッてみた。

●産経新聞 10月1日
マハゼ、酸欠? 異常行動…青潮原因の可能性
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121001-00000083-san-soci
 東京都中央区の朝潮運河で、普段は水の底で生活するマハゼの大群が、水面近くを泳ぐ異常行動をとり、そのうちの一部が死んでいることが分かった。
 東京湾では9月下旬、千葉県船橋市や千葉市の沿岸などで青潮が広がり、カニや小魚などの死骸が大量に打ち上げられた。東京湾の青潮は、富栄養化で海水中の酸素が減少し、硫化物を含んだ海底付近の水が風向きなどによって上昇することで発生。その結果、魚などが酸欠に陥るとされる。
 マハゼの異常行動と青潮の関係は不明だが、サンシャイン水族館では「東京湾で青潮が発生しているのなら、運河が低酸素状態になっている可能性もある」としている。

●東京湾ロマン 2012-10-01
“寄りフグ”はもう死語か!?
http://blog.goo.ne.jp/fu-goo-log
(一部抜粋)
 東京湾のフグ釣りの大貫沖はこの秋も波乱含みだ。本来、秋の湾フグはショウサイフグの若手、“寄りフグ”が楽しみだったが、寄りフグは一昨年、去年と2年続けてファンの期待を裏切った。代わってフグの主役に躍り出たのはアカメ。かくて湾フグの秋~冬の釣り場もすっかり様変わり。

●cyzo woman
奇形魚の増加を告発! いまだ広がる放射能汚染を伝えた「週刊女性」http://www.cyzowoman.com/2012/08/post_6628.html
(一部抜粋)
 そんな中、果敢にも放射能食品ネタをトップ記事に持ってきたのが「週女」である。かねてよりネットラジオやTwitterで東京湾の放射線汚染を訴えていた元猟師・本間一功氏を大きく取り上げたのだ。
 本間氏の告発によれば、南房総で今年1月から奇形魚がこれまでより多く穫れ始めた。スズキ、ヒラメ、カワハギなどの海底魚のほか、ブリ、マグロ、カツオ、サバなどにも奇形は見られた。奇形魚の放射線量を測るとセシウムが基準値の100を大きく超え、500から700ベクレルという高数値を出したという。漁協での計測は奇形を排除しているためか、これまで不検出が続いているが、しかし奇形魚は廃棄されることはなく激安で売買されているという。またこうした本間氏の行動は仲間の反感を買い、漁師を休業中だという。
 一方、記事には漁協や県の水産課などの「奇形魚の増加データは出ていない」「銚子漁協などは毎日のように検査をしている」という反論コメントも掲載。しかし漁協によって検査方法や頻度が違うこと、また魚の放射線量測定の困難さからサンプリングから抜け落ちる魚は存在すること、奇形魚が肥料として使用されていることへの今後の影響を指摘している。
 未曾有の原発事故で、今後のことははっきり言って「誰にもわからない」。だからこそ、最大の防御が必要だ。そもそも海の汚染は、事故直後より時間を経てからの方が高くなると指摘されていた。実際、山間部での川魚から高濃度のセシウムが検出され、その川水は次第に海に流れ込む。ここ数年は広範囲で詳細なモニタリングが必要だというのは以前からわかっていたことだ。だが国や自治体は現在に至るまであまりにも無責任だ。水産庁は今回の件についてこんなコメントをしている。
「(サンプルとしてどの魚を抽出するか漁協に任せている)本来、漁師は奇形魚が出れば検査したいと思うはず。そうあってほしい」
 奇形の指摘があっても自ら調査に乗り出すわけでもなく、原発被害者でもある漁協関係者に責任を押し付け、彼らの生活の補償も十分することはなく、しかし検査は彼らの“良心”を信じて任せる――。これこそ行政の不作為であり、漁民、国民をバカにするのもいい加減にしろ、といいたい。放射線汚染が未だに広がっているということを改めて認識させてくれた特集記事であった。
「週刊女性」9月11日号(主婦と生活社)

●47NEWS 2012/09/06 共同通信
東京湾でロブスター捕獲 落とした?故意に放流?
http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012090601001061.html
 高級食材「アメリカンロブスター4 件」として知られる外来種アメリカウミザリガニが7月、東京湾4 件で捕獲されていたことが6日、分かった。神奈川県水産技術センター(同県三浦市)によると、日本近海での発見は数例しかなく、東京湾の確認は初めてという。
 体長約30センチで、重さ約1・2キロ。横浜市漁業協同組合柴支所の底引き網漁船が、同市の八景島沖約8キロの海底(水深約50メートル)で捕獲した。
 同センターの主任研究員は「輸入ロブスターを間違えて海に落としたか、故意に放流した可能性がある」と指摘。東京湾4 件に天敵は少ないため生態系に影響があるのではないかと懸念している。

●サンスポ 2012.5.1
なぜ?“シログチ”、束越えが連続する異変http://www.sanspo.com/etc/news/20120501/fis12050112590001-n1.html
(一部抜粋)
 “どうやっても釣れる”と思えるほどの魚影の濃さ。何で、どうして? 船長を直撃した。「例年とはっきり違うのは、釣れるポイント。例年、潮温が下がる冬期は、猿島沖の水深70メートル前後に落ちていた。そして、潮温が上がり出す春先に赤灯周辺の30、40メートルの浅場に移ってきていた。しかし、今シーズンは深場に落ちず浅場に居付いた。
 「60数年船頭をやってきたけど、こんな釣れっぷりは初めてだよ。これまでは11月末から水深70メートル以上の深場に移動して越冬し、潮温が上がる翌年の春に30、40メートルの浅場に移って産卵というのが、私が知っているシログチの生態だった。しかし、今シーズンは昨年秋以降の潮温の低下が少なく、浅場で越冬したようだ。お腹をさくと、割り箸ぐらいの太さで長さ4、5センチの頭と尻がとがったものを持つ魚が多い。おそらく卵巣だと思う。潮温が高いので、何度も産卵しているんじゃないか。その結果、魚影が濃くなったとみているよ」

●週プレNEWS 2012年04月12日
漁師が証言する大地震の前兆「サガミザメのオスが揚がったら要注意」
http://news.livedoor.com/article/detail/6461035/
 ここ最近、東京・築地市場で不穏な動きがあるという。仲卸業者A氏が浮かない表情でこう話す。
「岩礁帯に生息し、普段はそう多く揚がらない“根魚(ねざかな)”が異常に多く競(せ)り場に並ぶんだ。アイナメ、ドンコ、深さ100mほどの海底にいるメヌケ……」
 大漁でめでたいんじゃないのか? 「実は……」と、A氏が小声でさらに続ける。
「去年もそうだった。3月11日の1ヵ月ほど前から、三陸産の根魚が異常なほど入ったんだ。最初は『なんだ?』と思う程度だったが、水揚げが日に日に増えるにつれて“嫌な予感”がしてきた。そして、あの巨大地震だ。ここ数日、根魚の入りは少し落ち着いているが、仲間内であえずガソリンは備蓄しとけ!』なんて言い合ってるよ」
 つまり、地震を察知した大量の根魚が、網に入る層まで浮上して“避難”していると? その漁場はどこなのか?
「ひとつは相模湾を漁場にする三浦半島の佐島(さじま)。そして、より多いのは駿河湾を漁場にする静岡県の焼津(やいづ)あたりだな」(A氏)
 駿河湾といえば、いつ起きてもおかしくないとされる東海地震の想定震源域。そこでは、根魚以外にもさまざまな形で“異変”が起きていた。焼津市の漁師B氏の話。
「商売あがったりだ……。今シーズンはスルメイカがまったく獲れない。例年、70kgから100kgは毎日獲れるのに、今年はよくて10kg程度。この道30年だが、こんな状況は初めてだよ」
 その一方で、同市のエビ漁師は歴史的豊漁に沸いていた。
「こんなのは50年に一度。地元で『本えび』と呼ぶヒゲナガエビが連日、例年の5倍は揚がる。水深300mの海底にいて網にかかりづらく、普段は湾内でも伊豆側でしかほとんど獲れないのに……。うれしい半面、少し不気味な気もするよ」
 50年に一度の大豊漁と、ここ30年でも初めての大凶漁……。さらに、ほかにも海底から“避難”しているような動きを見せる魚がいた。沼津市の漁師がこう話す。
「3月8日、駿河湾沖で体長約2mの“生きた化石”とも呼ばれる深海ザメ『ラブカ』が底引き網にかかりました。水深500mから1000mに生息し、ぶっとい棘(とげ)のような歯が何本も突き出た姿は漁師でもめったにお目にかかれない。実は、2008年4月にもラブカが相模湾で捕獲されたんですが、その1ヵ月後に茨城県沖でM(マグニチユード)7級の地震が起きた。今回も捕獲から1ヵ月がたつので、そろそろ……」
 駿河湾の深海ザメを獲り続けている焼津市の漁師C氏が、その生態について解説する。
「深海ザメは、海中や砂の中のわずかな静電気の乱れを察知してエサの生物を捕らえる。“第六感”とも言われるこの機能が発達しているんですね」
 その“第六感”が地震を予知する……と、C氏は断言する。
「私の場合、『サガミザメ』を目安にしています。漁では水深350mにいるメスを狙って延縄(はえなわ)を垂らすので、さらに100mから200m深海にいるオスは普段はまったくかからない。ところが、忘れもしません。地震が発生した09年8月11日(M6.5・駿河湾地震)、昨年3月11日(M9.0・東北地方太平洋沖地震)、同8月1日(M6.1・駿河湾地震)、今年1月28日(M5.5・山梨県東部・富士五湖地震)に限っては、その3、4日前からオスばかり大量に揚がったんです! 『今度、オスがたくさん獲れたら連絡しろ』と、知人や親戚にはしつこく言われています」
 では、直近の漁獲量は?
「実は体調を崩し、2月から船を出せていません。漁は4月中旬にも再開するつもりです」
 近く東海地震はあるのか。深海ザメの“避難状況”に注目だ。