2012年10月12日金曜日

除染の新技術・新開発_超音波洗浄の原理を応用して放射性物質に汚染された路面を除染する装置を開発_日本工業大学機械工学科の神雅彦教授らの研究グループ

●日刊工業新聞 2012年10月11日
日本工大、超音波で除染性能3倍の装置開発
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720121011eaam.html
日本工業大学機械工学科の神雅彦教授らの研究グループは、超音波洗浄の原理を応用して放射性物質に汚染された路面を除染する装置を開発した。主流の高圧洗浄機より除染能力が高く、水が飛散しないため安全性確保や水消費量抑制にもつながる。今後、一層の小型化などに取り組み、早期の実用化を目指す。
 路面に供給した水を超音波で振動させ、発生した気泡が破裂する際に生じるエネルギーで、放射性物質が付着している粒子を取り除く仕組み。
 試作した装置は、ブラシ内側の路面に接する部分が円板状になっており、これが路面と装置の隙間にある水に縦方向の振動を伝える。周波数は20キロヘルツで、振幅は8マイクロメートル(マイクロは100万分の1)前後。

高圧洗浄機に問題や疑問があるので、
早く現場で使えるようにしてもらいたい!