2012年9月28日金曜日

未来を見据えて「もう想定外は許されない」_震災復興プロジェクトチーム_仙台赤十字病院医師・東北大学臨床教授・岡山博先生_福島第一原発付近に土地を確保し放射性廃棄物を全て集めて山積み管理_宮城・岩手地区の津波がれきは全て集めて山積みし津波記念公園として整備_一人の手・本田路津子

●震災復興プロジェクト
http://savechildproject.web.fc2.com/
このプロジェクトチームは、仙台赤十字病院医師・東北大学臨床教授・岡山博先生のブログの読者で結成されました。
私たちは、岡山博先生が提案する「福島第一原発付近に土地を確保し、放射性廃棄物を全て集めて山積み管理」と「宮城・岩手地区の津波がれきは、全て集めて山積みし、津波記念公園として整備」に賛同し、この提案を、岡山先生のブログ内だけでなく、“署名”という形で世間に広く知らせ、その実現を目指します。
多くの署名を集めることで、それは市民の声、有権者の声としてメッセージを国に届けることができます。このような草の根の運動を広げることで、私たちが社会を変えていきたいと考えています。
どうぞ、要望書の内容だけでなく、「岡山博ブログ」もご覧になり、この提案の詳細をご確認ください。そして、提案にご賛同いただければ、真の復興への第一歩として、このプロジェクトにご協力をお願い申し上げます。

全国の皆さんへ
<仙台赤十字病院医師・東北大学臨床教授・岡山 博>
「瓦礫を引き受けよう」というのは被災者や被災地支援にならず、復興を阻害するかもしれません。大切な税金を浪費し、復興を阻害します。被災者が財産・仕事・生活を破壊されたままでほとんど放置されている現実から、国民の認識をそらしています。
利権や打算に結びつかない、直接、被災者個人と被災地の回復に役立つ支援が必要です。
瓦礫引き受けは被災地支援にはなりません。東京電力に好都合の、政府視点で行っている瓦礫引き受けニュースの氾濫は、広域処分に眼が向いて、現地処分を進めない現実や、被災者の就業・生活が殆ど破壊されている現実とその原因を見えなくしています。被災者の復興を阻害していると私は考えます。
自分や子どもの被曝を危険と考えて引き受け反対を主張する際は、それよりも高い被曝を受けている福島の人や、はるかに高い被曝を受けて、今も原発事故拡大を防ぐための福島原発作業をしている人のことを考えましょう。その人たちの被曝を防ぐことを同時に考え、彼らの被曝を下げさせましょう。
瓦礫引き受け反対するときは、被災地で今も被曝している人々の支援・救援を明らかにした上で、受け入れに反対しましょう。利己主義助長、社会の健全性を破壊し、被害者を隠蔽する東電と幹部、関連業界利権を守るための政府路線を助け、被災者を苦しめる力にならないよう注意して、瓦礫と利権を拡散させない活動を頑張ってください。

・焼却処分はすべきではありません。
・福島第一原発付近の高度に汚染されてしまった土地に、
全て山積みして管理することが最も合理的で経済的です。
など同意見です。賛同します。
この案であれば、今後の災害にも対応できそうだとも思った。


未来を見据えて・・・

■地震や津波などの災害
同じような、いやそれ以上もあり得る。
「災害は、これからもある。」

■原発事故と放射性物質
過去と現状
・1979年スリーマイル島原発事故、1986年チェルノブイリ原発事故、1999年東海村JCO臨界事故など。
・2011年3月11日~31日に放出された福島第一原発1~3号機だけで約90京ベクレル。
・その後も放出され続け、2012年9月現在も1時間当たり最大1千万ベクレル放出している。
未来
・福島第一原発4号機や海外を含めた他の原発事故もあり得る。
「今後の原発事故で、今以上に地球が放射能汚染されるかもしれない。」

■被災
かつての被災、東日本大震災の被災、これからもある。
「これからの被災も確実にある。」

■処分場
現在の課題は、東日本大震災+福島第一原発が放出した放射性物質で発生したものだけの処分場。
「これから発生するものも、どこかで処分しなくてはならない。」

■除染
除染は移染。多くの場合、その場所から別の場所に移動させるだけ。
「放射性物質は、なくならない。」

■食品
遺伝子組み換えに、放射能汚染された食品が加わった。
18都道県(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡、北海道)だけじゃない。
「今は日本中が放射能の被災地なのかもしれない。」


「もう想定外は許されない」
のです!!!!!


まずは、ひとりの手から・・・


一人の手 〔本田路津子〕

一人の小さな手 何もできないけど
それでも みんなの手と手をあわせれば
何かできる 何かできる

一人の小さな目 何も見えないけど
それでも みんなの瞳でみつめれば
何か見える 何か見える

一人の小さな声 何も言えないけど
それでも みんなの声が集まれば
何か言える 何か言える

一人で歩く道 遠くてつらいけど
それでも みんなのあしぶみ響かせば
楽しくなる 長い道も

一人の人間は とても弱いけれど
それでも みんながみんなが集まれば
強くなれる 強くなれる

それでも みんながみんなが集まれば
強くなれる 強くなれる