福島・葛尾 農地の4割、5000ベクレル超 村調査http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120912t61017.htm
福島県葛尾村の農地の約4割から1キログラム当たり5000ベクレル以上の放射性セシウムが検出されたことが11日、村の調査で分かった。松本允秀村長が村議会9月定例会で明らかにした。村は福島第1原発事故で全村民が避難し、村内で農業は行われていない。
警戒区域と高線量の広谷地を除く村内全ての農地を1辺100メートルで1038の区域に分け、5~7月に調べた。1区域5地点で土壌を採取して検査し、検出値の平均を導き出した。
1000ベクレル未満が6カ所、1000ベクレル以上5000ベクレル未満が626カ所、5000ベクレル以上1万ベクレル未満が354カ所、1万ベクレル以上が52カ所。最低は742ベクレル、最高は1万8890ベクレルだった。
農地除染で表土はぎ取りの基準となる5000ベクレル以上は
計406カ所で全体の39.1%に達した。
松本村長は「村内の広範囲が汚染されている。国に農地除染をしっかり行うよう要請する」と話した。●毎日新聞 2012年9月12日
放射性セシウム:南相馬・小高区の井戸水から、基準の8倍強 /福島http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120912-00000007-maiall-soci
環境省は11日、南相馬市小高区の井戸水から
水道水の管理目標値(1キロ当たり10ベクレル)の8倍強に当たる
最大88ベクレルの放射性セシウム
を検出したと発表した。6〜7月に採取した同市の避難指示解除準備区域の飲用井戸など436カ所のうち2カ所の水が10ベクレルを超えた。88ベクレルを検出した井戸水には土のようなものが混じり濁っていたという。430カ所は不検出(検出限界値未満)だった。【乾達】