2012年8月29日水曜日

年間被曝線量_子どもや妊婦の被ばく線量を年間1ミリシーベルト以下に抑えることなどを日本政府に勧告_原子力ムラの腐敗した影響力が広がっている_核戦争防止国際医師会議(IPPNW)International Physicians for the Prevention of Nuclear War

●時事通信 2012/08/29
被ばく年1ミリシーベルト以下に=ノーベル平和賞団体が勧告-東京
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012082900430
 1985年にノーベル平和賞を受賞した核戦争防止を求める医師や学者らの国際団体「核戦争防止国際医師会議」(IPPNW)が29日、東京都内で記者会見を開き、子どもや妊婦の被ばく線量を年間1ミリシーベルト以下に抑えることなどを日本政府に勧告した。


 IPPNWは28日に福島県を視察。勧告では、子どもや妊婦の被ばくが年1ミリシーベルト超と予想される場合、移住を希望する人の住居や雇用、教育などを支援するよう求め、東京電力福島第1原発事故で1ミリシーベルト超の被ばくをした人の登録制度を早期に確立することも要望した。
 さらに、「原子力ムラの腐敗した影響力が広がっている」と指摘。放射線の健康影響について、正確な情報の公開が妨げられているとの懸念を表明した。


その通り!!!

子どもや妊婦の被ばく線量を年間1ミリシーベルト以下に!
腐敗した原子力ムラ!
正確な情報の公開を!

●International Physicians for the Prevention of Nuclear War
IPPNW日本支部
http://www.hiroshima.med.or.jp/ippnw/

●JB PRESS 2011.05.06
絶対におかしい、年間被曝量の引き上げ政府による「狂った基準」で国民のガンは多発しないか
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/6537
府は通常人の年間被曝量を20ミリシーベルト/毎年という値に引き上げました。これは従来の1ミリシーベルト/毎年の一挙に20倍の値ですが、お医者さんたちは「たいしたことない」「すぐに影響は出ない」などと鷹揚に構えています。
 ところが、内閣参与を務めていた小佐古敏荘・東京大学大学院教授(放射線安全学)は「行き当たりばったり」の破綻した政策だとして、参与の職を電撃辞任し、抗議の声明を発しました。
 ポイントはどこにあるか? 1つの注目点は「放射線管理区域」の設定です。
 私も物理学の大学生時代、放射線管理区域に隣接して寝起きの生活をしていましたので実感が湧くのですが、3カ月当たり1.3ミリシーベルトを超すエリアを放射線管理区域とし、この中では18歳以下のものを就労させてはいけないし、飲食などもってのほか、管理者は十分に神経を使わねばなりません。
 さて、この「放射線管理区域」の線量が・・・3カ月で1.3ミリシーベルトですから、年間5.2ミリシーベルトになります。
 白血病の発病を認定する労災では年間5ミリシーベルトで認定が行われるとのことですが、今の値は・・・20ミリシーベルト/毎年!
 実にその4倍の値、飲食厳禁どころか生活全般をここで行い、さらに子育てまでしようという話になっています。
(後略)