2012年8月30日木曜日

放射線被ばく_健康への影響_福島県内の18歳以下の子どもを対象に行っている検査では約36%の子どもの甲状腺に異常_栃木県那須塩原の住民団体が子どもの健康調査や被ばく低減を求め陳情_日本甲状腺学会_よくわかる原子力_高線量放射線・低線量放射線による障害

これでいいのか?!

●河北新聞社 2012年08月28日
福島・18歳以下の36%甲状腺にしこり 他地域と比較調査http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120828t63029.htm
 政府は27日までに、福島県以外の全国3カ所で、18歳以下の4500人を対象に甲状腺超音波検査の実施を決めた。東京電力福島第1原発事故を受け、福島県内の18歳以下の子どもを対象に行っている検査では約36%の子どもの甲状腺にしこりなどが見つかり、これらが事故による影響かどうかを見極めるためデータを集める。
 内閣府原子力被災者生活支援チーム医療班は「良性のしこりは健康な人にもよく見られるものだが、疫学的な調査がこれまでにない。福島県からできるだけ遠く、放射線の影響がない場所で調べる」と話している。
 同チームによると、福島県内で行っている検査と同様の方法で、来年3月まで実施。日本甲状腺学会などの専門医が担当し、疫学の専門家も加えて結果を検討する。
 1986年のチェルノブイリ原発事故では、数年後から周辺の子どもたちに甲状腺がんの増加がみられたため、福島県は県内の18歳以下、約36万人を対象に甲状腺検査を順次進めている。県によると、今年3月末までに実施した3万8114人のうち、1万3646人でしこりなどが見つかっていた。
 県は一定の大きさのしこりなどが見つかった186人については2次検査の対象としたが、それ以外のごく小さなしこりなどがあった1万3460人は経過観察としている。

福島県内の18歳以下の子どもを対象に行っている検査で
約36%の子どもの甲状腺に異常。

チェルノブイリより早いペースのようだ。

●毎日新聞 2012年08月28日
東日本大震災:福島第1原発事故 健康調査求め陳情、子どもの被ばく低減も 那須塩原の住民団体、市議会に提出 /栃木http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20120828ddlk09040080000c.html
 福島第1原発事故による放射線被ばく対策で、那須塩原市内の住民組織「那須野が原の放能汚染を考える住民の会」(西川峰城会長)など4団体が27日、市に「子どもたちの被ばく低減と健康調査」をするよう求める陳情書を市議会に提出した。
 陳情書によると、「市には福島県内と同程度の放射能汚染を受けた地域が広がっている」と指摘。その上で「18歳以下の子どもたちが福島県内の市町村と同じ放射線被ばくに関する継続的な健康調査を受けられるようにすべきだ」と訴えている。
 具体策として▽ガラスバッジによる外部被ばく調査▽ホールボディーカウンターを導入し内部被ばくを検査する▽血液検査、甲状腺検査▽検査結果が記録できる健康手帳の配布??を掲げている。
 西川会長は「現時点の汚染のうち大半を占めるセシウム137は半減期が30年と長く、総合かつ継続的な対策が必要だ」と話した。

明らかに汚染された地域の場合は、
調査や検査も重要だが、
結果を待つより、
子どもたちの非難を優先できないだろうか。

●原子力教育を考える会「よくわかる原子力」
放射線の健康影響
http://www.nuketext.org/kenkoueikyou.html
(一部抜粋)

高線量放射線による障害

低線量放射線による障害


東北~関東~東海・甲信越などの
高濃度放射能汚染地域に住む子供、
妊婦やこれから子孫を残す人たちなどへの

早期対応を!

だけど、避難先の決定は難しい。
現在のところ西へ行くか海外脱出だろうが、
福島第一原発からの放射能汚染状況だけでは決められないだろう。
がしかし・・・