2012年10月2日火曜日

2012年8月30日~_福島第一原発1、2、3号機原子炉の冷却水量低下・原因不明_中間地下から黒煙_1号機の放射性クリプトンと水素の濃度が上昇_2号機の配管に穴_汚染水漏れ_2号機の温度計は残り一つ_3号機に鉄骨(長さ約7メートル、重さ約470キロ)をプール内に落下

不安は、まだまだ解消されない!!!

2012年10月1日
●毎日新聞 2012年10月01日
福島第1原発:2号機圧力容器の温度計、1台だけにhttp://mainichi.jp/select/news/20121002k0000m040049000c.html
 東京電力は1日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部に設置した温度計のうち、正常に測定できるのは1台だけになったとする報告書を原子力規制委員会に提出した。
 東電によると、2号機の圧力容器底部には6台の温度計があったが、事故で炉内が高温多湿状態になったことなどから5台が正常に機能しなくなった。東電は今月上旬にも新しい温度計1台を設置する方針。 東電や政府は昨年末、「圧力容器底部の温度が100度未満になった」として1〜3号機を「冷温停止(れいおんていし)状態」と宣言した。東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は1日の記者会見で「圧力容器周辺にある温度計で傾向は把握できており、底部の温度計がゼロになっても問題ない」と述べた。
9月26日
●福島テレビ
福島第1原発1号機の温度計が上昇。9月26日5:00 65.8℃。9月24日5:00 55.9℃。

●NHK NEWSWEB
3号機のプールに複数の鉄骨

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120926/k10015285931000.html
9月22日
●産経新聞 9月22日(土)16時21分配信
3号機で、原子炉建屋のがれきを撤去中、誤って鉄骨(長さ約7メートル、重さ約470キロ)を燃料貯蔵プール内に落下させた。

9月15日
●時事通信 2012/09/15-15:06
淡水化装置で汚染水漏れ=福島第1、少なくとも7件目-東電

 東京電力は15日、福島第1原発の汚染水の塩分や放射性セシウムなどを低減させる淡水化装置が置かれている建屋内で、汚染水が漏えいしたと発表した。同原発事故以降、淡水化装置関連の水漏れは少なくとも7件起きているという。
 東電によると、巡回中の同社社員が15日午前9時40分すぎ、同原発4号機原子炉建屋南西側にある淡水化装置に接続されている高圧ポンプの継ぎ目付近から、汚染水が漏れているのを確認。装置を停止させ、同11時15分に漏えいは止まった。 漏れた汚染水は約50平方メートルの範囲に及び、表面線量は1時間当たり1.4ミリシーベルト。セシウムなどのガンマ線を出す放射性物質はある程度除去されているものの、ベータ線を出すストロンチウムなどは高い濃度で含まれている。
9月14日
●産経ニュース 
原子炉注水また低下 福島第1原発1、2号機
 東京電力は14日、福島第1原発1、2号機で、原子炉を冷却するための注水量が同日未明から朝にかけて一時的に低下したと発表した。東電は「機器の故障ではない」としており、流量を増やし、いずれも安定状態に戻ったとしている。
 1~3号機への注水は8月、一時的に保安規定上の必要量を下回り、その後も不安定な状況が続いていた。水を送る配管内のごみを取り除く作業で改善したため、東電は13日、経済産業省原子力安全・保安院に「流量が安定した」と報告したばかりだった。

9月9日東京電力「2号機の配管に穴」
9月8日東京新聞「1号機の放射性クリプトンと水素の濃度が上昇」
9月4日YouTube「中間地下から黒煙」

1、2、3号機の冷却水量が低下。

2012年9月13日
東京電力は、流量低下につながるような異物が確認されなかったことなどから、本日午後4時、運転上の制限を満足する状態に復帰したと判断した。
配管の材料であるポリエチレンの切りくずが、弁に詰まったためとみている。

<東京電力>
TEPCOダイレクト 2012年 
http://www.tepco.co.jp/cc/direct/index-j.html
・9月13日:9月7日に流量調整を実施した以降、流量は安定していること、本日(9月13日)午前中に、バッファータンクの水を冷やしている空冷チラーのストレーナを確認した結果、流量低下につながるような異物が確認されなかったことなどから、本日午後4時、運転上の制限を満足する状態に復帰したと判断しました。・9月9日:15時3分頃2号機の配管から音→小さな穴→応急処置としてテープによる補修→15時28分、気体音が止まった。
・9月8日と9日:バッファタンク内の浮遊物等の浄化作業。
・9月8日:流量に大きな低下が見られていないため、注水量の調整は行っていない。

●TBS系(JNN) 8月31日(金)05:18
福島第一原発、注水量安定せず
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5120116.html
 原子力安全・保安院は
東京電力福島第一原発の原子炉に注水している冷却水の量が低下し、2度にわたって燃料の冷却に必要な注水量を下回ったと発表しました。
 原子力安全・保安院などによりますと、30日午後3時ごろ、1、2、3号機に注水している冷却水の量がそれぞれ、1時間あたりで0.9トンから1.5トン減り、それまでのおよそ8割の量になっているのを東京電力の社員がみつけました。その後、午後4時半に冷却水の量を戻しましたが、午後8時に再び水の量が低下したということです。
 現在、水の量は元に戻っており、原子炉の温度にも変化はないということですが、
注水が安定しない状況が続いていることから東京電力で注水ポンプを点検するなどして原因を調べています。

●2012年9月4日
2号機と3号機の中間地下から黒煙
ALERT!TEPCO!FUKUSHIMA!2012.09.04_10.57--11.20(TBS_JNN)
nuckelchenblogde さんが 2012/09/05 に公開

●東京新聞 2012年9月8日 17時02分
福島1号機、水素濃度が時折上昇 核分裂時発生の希ガスも
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012090801001627.html
 東京電力福島第1原発1号機の原子炉格納容器内で今年4月以降、窒素封入量やガス管理設備の排気流量を変更していないのに、
核分裂反応で発生する希ガス「放射性クリプトン」と水素の濃度が時折、上昇する状態が続いている。
東電は再臨界や爆発の恐れはないとしているが、原因を突き止めるための作業を始めた。
 昨年3月に起きた原子炉建屋の水素爆発は、燃料集合体を覆う被覆管が水と反応して発生した水素が原因になった。クリプトンは再臨界を判断する指標の一つだ。格納容器内のこれまでの水素濃度は最高で0・5%程度で、可燃限界の4%には達していない。