2012年4月19日木曜日

食品と放射性セシウム_農畜水産物_出荷制限_農林水産省_岐阜県は独自検査_濃度を薄める?!

放射性セシウムの基準値越えや出荷自粛、出荷制限などのニュースが後を絶たない。
新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超す放射性セシウムが検出された農畜水産物は、東北から関東まで広く、多品目に及ぶが、

基準値以下のものは流通している。

■農林水産省
出荷制限要請等の状況 (毎日更新)
http://www.maff.go.jp/mobile/kinkyu/tohoku_saigai/01/syokuhin/seigen/shukka_seigen.html
■日本農業新聞
地震関連情報(国や行政の動き)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=5196

岐阜県は、17都県産の農水産物と加工品を独自に検査を開始する。

■2012年4月18日 毎日新聞
東日本大震災:県が放射性物質検査 24日から、17都県産の食品 /岐阜
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20120418ddlk21040013000c.html
今月から食品に含まれる放射性セシウムの基準値が厳格化されたのに伴い、県は24日から、東日本大震災の被災地など17都県産の農水産物と加工品に含まれる放射性物質の検査を独自に開始する。来年3月まで。
新基準値は、一般食品が従来の5分の1の1キロ当たり100ベクレル▽牛乳や乳幼児食品は同4分の1の同50ベクレル▽飲料水は同20分の1の同10ベクレル。これまで国に出荷制限を指示された自治体と、隣接する自治体計17都県を対象とした。
県生活衛生課によると、検査は県内の地方卸売市場や食品スーパーで2週間に1回程度、野菜や魚介類など4検体を抽出して行う。年間で80検体を予定。基準値を超えた場合は商品の撤去や回収などを行う。
17都県は次の通り。青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡。

農畜水産物の加工品やその他の食品のニュースは、あまり聞かない。
どうしてだろうか?

昨年の記事を思い出した。

■2011年10月3日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2011100302000061.html
セシウム薄め流通 ブレンド茶、園芸用土…規制値以下に
福島第一原発事故で放射性物質が拡散し、さまざまな食品や物に暫定規制値が設けられた。
規制値を下回れば「安全」とのお墨付きを得られるため、福島から遠く離れた産地の物と混ぜ、放射性物質の濃度を薄めて販売する業者もいる。
現時点で違法とはいえないものの、商品の安全性を疑う消費者、風評被害の拡大を懸念する生産者から不信の声が出ている。

Aは基準値越え。Bは基準値以下。A+B=基準値以下。
そんな風に放射性物質の濃度を薄めることが

本当に行われているのか?!