2012年4月17日火曜日

海の魚_セシウム_新基準値_出荷自粛_出荷停止_福島県・宮城県・茨城県

■2012年4月16日 SankeiBiz
放射線基準値、漁業にジワリ 「稼ぎ頭」次々出荷停止http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120416/cpd1204160835005-n1.htm
(一部抜粋)

水産庁によると、これまでに調べた水産物計8572検体(3月31日現在)のうち、
500ベクレルを超えたのは252検体。
一方で100ベクレル超になると1476検体に跳ね上がる。

基準値超えの多くを占めるのは福島県沖の魚だが、東京電力福島第1原発事故以降、同県沖の漁は全面自粛されており、政府はコウナゴを最後に出荷停止の指示を出していない。
厚労省は「全面的に漁が行われていない福島はリスク管理ができている」と説明。一方で、「ほかにも漁が行われている地域は管理が難しい」として、自粛にとどめることは難しいとする姿勢を見せている。
厳格化された新基準値の運用に伴い、宮城、茨城の各県は、週30~40検体程度だったサンプル検査を週約100検体に増やした。このため今後も新基準値を超え、出荷停止となる海水魚が続出する可能性がある。
水産庁は「自治体と連携しながら、できるだけ検査の網の目を細かくするのが重要になる」としている。

海は、つながっている。