2011年3月21日月曜日

FRANCE_バルビゾン

フランス 「Barbison」

I was fascinated by the scenic beauty of le-de-France.

★フォンテーヌブロー Fontainebleau
フォンテーヌブロー宮殿 Château de Fontainebleau
ナポレオン・ボナパルトも愛したフランス最大の宮殿。
The palace which is the biggest in France which Napoléon Bonaparte loved.


★バルビゾン Barbizon
 Barbizon Village de Peintre
パリから、車でバルビゾンに向かった。東南へ約65km。
途中は地平線まで続く菜の花畑、
今まで見たことのない乳白色を帯びた様々な優しい豊かな樹々、
私が育った田舎にはない広い田園地帯の明るさと豊かさ。
イル・ド・フランス le-de-Franceの景色に酔い痴れた。

小さな村はフォンテーヌブローの森の手前にあった。
19世紀には100人を越す画家たちが住み、
バルビゾンの太陽や空気をカンバスに取り込んだ。
それは画期的なことだった。
印象派 Impressionnistesを先んずるバルビゾン派 École de Barbizonとして歴史を作り、
中でも「落ち穂拾い」「晩鐘」「種まく人」などの作者、
ジャン・フランソワ・ミレー Jean-François Milletは、誰もが知る画家だろう。
35歳から60歳までの25年間ここで暮らし、農民生活と自然を描き続けた。
今も変わらぬ彼らが生きて描いた景色に身体が溶け込んでいった。


なぜかミレーに会いたくなって墓を探しまわった。
テオドール・ルソー Théodore Rousseauと仲良く並ぶ墓石は、
アイビーが絡まり、造花の薄紫の薔薇が一輪置かれていた。