2011年4月22日金曜日

キャンディーズ_藤村 美樹_伊藤 蘭_田中 好子

“Candies” is a pop idol group of three people who played an active part in the latter half of 1970's.
Miki Fujimura/Ran Ito/Yoshiko Tanaka

♪ 雪が溶けて川になって流れて行きます ♪

キャンディーズは、1973年「あなたに夢中」でレコードデビュー。「春一番」も印象的な曲。
キャンディーズは、伊藤 蘭(ラン)、田中 好子(スー)、藤村 美樹(ミキ)の3人。

人気絶好調だった1977年7月17日、日比谷野外音楽堂のコンサート中、突然キャンディーズの解散を宣言。ランちゃんが泣きながら言った。
「普通の女の子に戻りたい!」。

1978年4月4日のキャンディーズ解散コンサートと同時に芸能界を引退。
約4年半だけだったとは信じられない大きな光を今も感じる。

その後、ランちゃんは女優で復帰。1989年水谷豊と結婚し、1990年には長女出産。
スーちゃんも女優として活躍。
ミキちゃんは1983年にソロ歌手として復帰し、「夢・恋・人」を歌ったのが芸能界最後だと思う。

ランちゃんは、山口百恵さんと同じ国立市に住んでいた。
自分も住んでいた時代だが、国立で会う機会はなかった。
杉並の一戸建ての頃、趣里さんが小・中・高校生だった時に何度かお会いした。ご主人の水谷豊さんと一緒の時も多かった。
笑顔と透き通った声は、変わらず爽やか。

キャンディーズのラン、スー、ミキ。誰が好きでしたか。

「ミキのファンだった。」
ランとスーのファンが多い中では言い出せなかった。
1番ではなく、2番か3番に居る方が心地よい自分とも似ていた。
ところが、解散発表した後の曲で、願っても叶わなかったセンターでミキが歌ったのだ。
ずっとメインボーカルではないミキの美しい声が心に響いた。
「わな」!。
作詞:島武 実、作曲:穂口 雄右で、<だったかな>、<しくじった>が印象的な曲だ。


じっくり振り返るとランちゃんの心遣いがあったのでは?とも思う。
藤村 美樹さんは、今どこで暮らしているのだろうか。
いつか伊藤 蘭さんに聞こうと思いつつ、今に至っている。

田中好子(本名 小達好子 おだてよしこ)さんが、
4月21日午後7時4分、乳がんのため東京都港区の病院で死去。
ご冥福をお祈りいたします。