2012年10月10日水曜日

茨城県神栖市矢田部の海岸にマッコウクジラの赤ちゃんが漂着

●朝日新聞 2012年10月9日
マッコウクジラの赤ちゃん漂着 茨城の海岸、ひどく衰弱http://www.asahi.com/national/update/1009/TKY201210090077.html
 茨城県神栖市矢田部の海岸にクジラが打ち上げられているのが見つかった。9日朝に駆けつけた国立科学博物館脊椎(せきつい)動物研究グループ長の山田格さんによると、生後間もないマッコウクジラの赤ちゃんで、体長は約4メートルという。
 衰弱が激しく、時折、荒く呼吸するが、体はほとんど動かない。山田さんは「へそがまだ閉じていないことから生後数日だろう。恐らく母親が近くにいるのではないか」と話している。
 日本鯨類研究所(東京)によると、マッコウクジラは日本近海に広く分布し、沖合でイカ類などを食べ、オスは最大18メートル以上になる。おそらく沿岸近くで生まれた後、何らかの原因で流されてきたとみられる。