2012年10月4日木曜日

放射能汚染_セシウム・食品_基準値を超えた静岡県産の乾シイタケが流通している可能性がある。_乾しいたけ(製造所:静岡県)97ベクレルを新潟県で検出_牛乳(製造所:岩手県)0.82ベクレルを静岡県で検出_えのきたけ味付け(製造所:長野県)16ベクレルを大阪市で検出 

注意!
基準値を超えた静岡県産の乾シイタケが
流通している可能性がある。

●厚生労働省
食品中の放射性物質の検査結果について(第489報) 平成24年10月01日http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kzf6-att/2r9852000002kziz.pdf
(セシウムが検出された品目を一部抜粋)
青森県 マダラ、
岩手県 クマ肉、シカ肉
秋田県 原木シイタケ
茨城県 牛肉(土浦市・守谷市)
群馬県 ウラベニホテイシメジ(高山村)
千葉県 メバチ
新潟県 乾しいたけ(製造所:静岡県)97 Bq/kg
静岡県 牛乳(製造所:岩手県)0.82 Bq/kg
大阪市 えのきたけ味付け(製造所:長野県)16 Bq/kg

新潟県で9月中旬に
1,100ベクレルのセシウムが検出された以降も
静岡県・宮崎県・大分県・埼玉県の製造所の
乾シイタケから検出されている。
特に静岡県の値が大きい。

10月3日■製造所:埼玉県3.8Bq/kg・宮崎県5.6Bq/kg
食品中の放射性物質の検査結果について(第491報)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002l5mv-att/2r9852000002l5qo.pdf
10月1日■製造所:製造所:静岡県97Bq/kg
食品中の放射性物質の検査結果について(第489報)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kzf6-att/2r9852000002kziz.pdf
9月27日■製造所:静岡県6.3Bq/kg
食品中の放射性物質の検査結果について(第487報)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kpxb-att/2r9852000002kq14.pdf
9月25日■製造所:宮崎県6.1Bq/kg・大分県7.5Bq/kg
食品中の放射性物質の検査結果について(485報)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kgxj-att/2r9852000002kh1c.pdf
9月14日■製造所:静岡県1,100Bq/kg
食品中の放射性物質の検査結果について(479報)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002jxy3-att/2r9852000002jy1w.pdf
・東京新聞 2012年9月20日
セシウム汚染シイタケ 調査不十分 新潟で販売
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012092002000116.html
 静岡県内の食品加工業者が出荷した干しシイタケから今年二月、高濃度の放射性セシウムが検出された問題があり、静岡県中部保健所の調査が不十分だったために、新潟県内の小売店で今月まで同じシイタケが流通していたことが分かった。県は「業者の回収したという申告を信じた」と説明している。 
 保健所などによると、セシウムが検出されたのは岩手県産シイタケ。今年二月、静岡県藤枝市の食品加工会社「大塚フード」が出荷し、横浜市内のスーパーで販売された袋詰めの干しシイタケから、当時の国の暫定規制値(一キログラム当たり五〇〇ベクレル)を超える二〇七七ベクレルの放射性セシウムが検出された。
 横浜市から連絡を受けた保健所は、大塚フードに自主回収を指示。大塚フードからは、岩手県産のシイタケが出荷されたのは二カ所だけで、回収は終えたとの申告があったという。しかし、九月十六日になって、大塚フードが出荷した別の商品名の干しシイタケが、新潟県内のスーパー三十四店舗で販売されていたことが判明。新潟県の調べで、同一一〇〇ベクレルの放射性セシウムが検出された。
 保健所は、横浜市で二月に発覚した時点で伝票調査などをしたが、大塚フード側の主張をうのみにするだけで出荷先に確認することはしていなかった。
 大塚フードは「出荷先に自主回収を強く言えず、県にも正直に申告できなかった。反省している」。県衛生課食品監視班の鈴木真二班長は「結果的に流通先が抜け落ちてしまったが対応としては間違っていない」と話した。