2012年8月1日水曜日

放射能汚染_セシウム・ヨウ素_千葉県千葉市・我孫子市・市川市の下水道終末処理場_脱水汚泥・焼却灰

●千葉県
千葉県流域下水道終末処理場における汚泥等の放射性物質の測定結果について
(第28報)平成24(2012)年7月17日
http://www.pref.chiba.lg.jp/gesui/press/2011/odei28.html
(第29報)平成24(2012)年7月31日
http://www.pref.chiba.lg.jp/gesui/press/2011/odei29.html

1.放射性物質の測定結果
(一部抜粋/セシウム合計)
(1)脱水汚泥
花見川終末処理場(千葉市美浜区磯辺)
(第28報)34ベクレル/kg(第29報)20ベクレル/kg
花見川第二終末処理場(千葉市美浜区豊砂)
(第28報)39ベクレル/kg(第29報)32ベクレル/kg
手賀沼終末処理場(我孫子市相島新田)
(第28報)127ベクレル/kg(第29報)117ベクレル/kg
江戸川第二終末処理場(市川市福栄)
(第28報)73ベクレル/kg(第29報)52ベクレル/kg

(2)焼却灰
花見川終末処理場(千葉市美浜区磯辺)
(第28報)1,050ベクレル/kg(第29報)910ベクレル/kg
花見川第二終末処理場(千葉市美浜区豊砂)
(第28報)1,780ベクレル/kg(第29報)1,410ベクレル/kg
手賀沼終末処理場(我孫子市相島新田)
(第28報)6,550ベクレル/kg(第29報)5,640ベクレル/kg

(3)流入水及び放流水
上記の4処理場における流入水及び放流水の放射性物質(放射性ヨウ素、放射性セシウム)については、全て不検出でした。

2.現在の状況と今後の対応
県が管理する流域下水道の4つの終末処理場の下水汚泥については、国から示された考え方に基づき、以下のとおり対応しています。
江戸川第二終末処理場については、脱水汚泥をセメント原料への有効利用を行い、残りについては管理型処分場に埋立処分をしています。
花見川及び花見川第二終末処理場については、焼却灰を県内の管理型処分場に埋立処分を行っていましたが、管理型処分場の都合により搬出を中止し、処理場内の建屋等に保管しています。
手賀沼終末処理場については、焼却灰を処理場内の建屋等に引き続き保管します。
なお、管理型処分場へ搬出した下水汚泥については、維持管理状況を確認し、適切な処分が行われていることを確認しています。今後も適宜、処分・管理状況の確認を行っていく予定です。

今後も増えていく放射能で汚染された脱水汚泥・焼却灰。
処理場内の建屋等に保管し続けることが可能なのだろうか?