2012年1月28日土曜日

地震_2012年1月28日_山梨県東部・富士五湖_宏観異常現象_富士山の噴火

今年初の揺れはかなり大きく、何回も続いたのが不気味。

2011年3月11日の時の地震よりは弱いが、似ていた。
野鳥たちが集団で空を何回も飛び回った。
そういえば昨日の昼間から普段見ない猫をあちこちで目撃した。
宏観異常現象だったのか。

震源地が山梨県東部・富士五湖と知ってビックリ!
最近、こんな震源はなかったと。
今日の富士山は、一日雲の中。富士山の噴火も心配。

<現在時間までの状況>
・15時05分頃 M2.6 震度1
・13時19分頃 M2.7 震度1
・12時45分頃 M2.7 震度1
・10時58分頃 M2.6 震度1
・08時07分頃 M3.3 震度1
・08時04分頃 M4.1 震度3
・07時48分頃 M2.7 震度1
・07時43分頃 M5.5 震度5弱
・07時46分頃 M4.1 震度3
・07時43分頃 M5.5 震度5弱
・07時39分頃 M5.0 震度4


<週プレNEWS 2011年4月9日>
巨大地震が誘発する富士山大噴火
兆候から噴火まであっという間。巨大地震が誘発する「富士山大噴火」の脅威

7日夜、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.1の最大級余震が発生し、いまだ予断を許さない日本列島。頻発するこれら余震に目を奪われがちだが、本震から4日後の3月15日、静岡県東部を襲ったマグニチュード6.4の地震が、「平成富士山大噴火」の予兆ではないか?と警戒する声が、専門家の間であがっている。
富士宮市で最大震度6強を記録。静岡県各地で重軽傷50名、建物損壊500件以上の被害を及ぼしたこの「静岡東部地震」。震源は、富士山の真下で、富士山直下型地震としては、観測史上最大規模であった。火山活動と地震の関係を半世紀以上に渡り研究してきた、琉球大学名誉教授の木村政昭博士は次のように語る。

「富士山噴火の原動力となる巨大なマグマだまりは、約20キロメートル下に広がっていると推定されます。そのすぐ下で起きたマグニチュード6.4の地震は、当然このマグマの圧力が原因です。高圧マグマが地殻を急速に押し広げ、出口を求めて活動し始めたということでしょう」
過去の富士山噴火は、いずれも太平洋沿岸の地震活動と結びついて発生している。1707年の「宝永地震」、1854年の「安政地震」、そして1923年の「関東大震災」と、いずれもその年のうちに富士山の火山活動が活発化、もしくは噴火にまで至っている。
気象庁の「火山噴火予知連絡会(予知連)」は、3月22日に緊急会議を開催。巨大地震をきっかけとして富士山周辺で地震が起こったことを認めつつも、それらはマグマだまり内部の流動や火道上昇などによる「火山性」ではなく、あくまで断層破壊が原因だと結論づけた。
だが、小説『死都東京』『震災列島』などの著書を持つ火山研究家の石黒耀氏は、「普通の地震とは揺れ方が違うと感じた。この予知連発表だけで火山活動と無関係と結論づけるわけにはいきません」と語り、警戒を強める。
「予知連が発表した『富士・箱根周辺の地殻変動(水平)』という図を見ると、11日の地震直後から、南麓地域を除いて富士山全体が膨張したようにも理解できます。断層の横ズレだとすると、なぜこんな地殻変動が起きたのか不思議。この図は、富士山のマグマだまり膨張を示しているという説明も成り立ちます」(石黒氏)

約300年前の宝永大噴火では、山麓各地で10日間ほど地震が頻発し、いきなり火を噴いた。兆候が出始めてから噴火までの時間が非常に短いのが、富士山噴火の特徴なのだ。もし、現代において、富士山が大噴火したら……、
「富士山のマグマは粘性が低いのが特徴で、広範囲に溶岩が広がります。さらに厄介なのは、山体崩壊で岩屑が富士山の急斜面を時速100km以上で駆け下り、半径40km以上の市町村が住民もろとも完全消滅の事態になりかねない」(前出・石黒氏)
今後も、富士山噴火につながる観測データを、注意深く見守っていく必要がある。