2011年5月10日火曜日

浜岡原発_稼働停止の要望

◆5月9日(月)
中部電力は9日、静岡の浜岡原子力発電所の運転を全面的に停止すると発表した。

◆5月6日(金)
菅直人首相は6日夜、首相官邸で緊急記者会見し、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)について、現在定期検査中の3号機に加え、稼働中の4、5号機を含むすべての原子炉の運転停止を中部電に要請したことを明らかにした。

静岡県御前崎市には、中部電力の浜岡原子力発電所がある。
2009年12月の放射性廃液が漏れ、作業員34人が被曝するなどのトラブルも多発しており、
活断層が直下にあるという説も発表され、耐震性などの不安もある。

「浜岡原発の稼働停止」を求める声が広がっていた。

◆4月15日(金)「1664人分の署名提出」
☆静岡市葵区の市民グループ「STOP!原発震災はまおかキャンペーン」
中部電力浜岡原発(御前崎市)の運転を即時停止するよう求める1664人分の署名を集め、中電静岡支店と県に提出した。グループ事務局の藤原玲子さんは「署名は全国から続々と集まっている。地震の多発地帯に原発はあってはならない」と話した。

◆4月14日(木)「岐阜県でも要望書」
☆「放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜」など岐阜県や愛知県などの20団体
近隣の原発の停止と、太陽光やバイオマスなどの自然エネルギー重視への政策転換を、国や各事業者に働きかけるよう岐阜県に要望した。岐阜県内を中心に個人755人の賛同も得たという。
要望書では、静岡県御前崎市の浜岡原発が東海地震の想定震源域に、福井県の原発群も活断層の上に立地する一方、岐阜県内から最短で25キロしか離れていないと指摘。「県内の広範な地域が危険となる可能性が高い。原発を止め、危険の元を断つしかない」と県に求めた。

◆4月12日(火)「5万3851人分の名簿を添えて提出」
☆浜岡原発の運転停止を求める市民有志(馬場利子代表)
浜岡原発の停止を求める要望書を、インターネットなどを通じて集めた賛同者5万3851人分の名簿を添えて提出した。県庁で記者会見した馬場代表は「東海地震はいまにも起こるかもしれない。原発事故を防ぐため、直ちに原発の運転を止めてほしい」と訴えた。

◆3月22日(火)「運転停止を求める1200人分の署名を添えた要望書を中部電力に提出」
☆浜岡原発の運転停止を求める学生・若者有志(関口詩織代表)
名古屋市内の高校3年生を中心とした「浜岡原発の運転停止を求める学生・若者有志」のメンバーらが、浜岡原発の運転停止を求める要望書を中部電力に提出した。20日に同市栄で街頭活動を行ったほか、20〜21日にはインターネットを使って全国から約700人の賛同者を集めた。中電に要望書を提出した後、「東海地震が起きた際、浜岡原発では最悪の事態をどの程度と想定しているのか」「原子力から代替エネルギーに転換する考えはあるか」などと会社側に質問し、回答を求めた。「私たちはリスクを負い、原発で働く人々を被曝させてまで原子力を必要とする生活を追い求めません」と運転停止を訴えた。有志代表の関口詩織さんは、「私たちが声を上げることで、原発問題を継続的に考えるきっかけを作りたい」と話していた。

◆3月18日(金)「浜岡原発への反対署名が4日間で2万件超」
☆市民団体プラムフィールド(馬場利子代表)
市民団体プラムフィールドが、浜岡原発の停止を求める署名運動を行なっており、17日現在で、約23,000件の賛同の声がメールやFAXで寄せられている。集められた署名は要望書に添付され、静岡県知事と中部電力社長に届けられる。今後は内閣総理大臣及び資源エネルギー庁長官にも提出される予定。「浜岡原発は東海地震の予測震源域に位置する」と危険性を指摘。「我々市民も、節電、省エネを心がける」とした上で、「原子力発電所の停止と、自然エネルギーへの転換」を訴えている。

◆3月17日(木)「3団体が浜岡原発の稼働停止を求める」
☆原発おことわり三重の会(林恒弘代表、津市)
☆平和憲法を世界に拡げるネットワークin三重(柴田天津雄代表、津市)
☆反原発「蛍の連帯」(冨田正史代表、鈴鹿市)
津市や鈴鹿市の市民団体は中部電力に対し、静岡県御前崎市の浜岡原子力発電所の稼働停止を要望した。「東海・東南海・南海地震の3連動の発生が危惧されている」とし、「浜岡原発の即時稼働停止とともに、中部電力の原発増強計画やプルサーマル計画も大幅に見直しするよう」求めている。

◆3月14日(月)「浜岡原発の運転即時停止を中電に申し入れ」
☆中川徹さんら約20人
名古屋で反原発運動に長年取り組んできた中川徹さんら約20人が、浜岡原発の運転即時停止を中電に申し入れた。