2011年3月26日土曜日

地震と富士山

富士山は活火山


3月11日後に、地震活動が活発になった活火山がある。
富士山、日光白根山、箱根山、焼岳、乗鞍岳、伊豆大島、新島、神津島、鶴見岳、伽藍岳、九重山、阿蘇山、南西諸島、中之島、諏訪之瀬島。
大半は3月11日の地震直後から地震が増え、翌日には収まったが、箱根山、焼岳、富士山の周辺では25日時点でも地震活動が継続している。
13の火山のうち、箱根山ではマグニチュード4クラスの地震が11日直後に多発。富士山近くでは4日後の15日に、M6・4の地震。富士山のマグマだまりがあると推定される場所の直近が震源だった。地震波の影響や、断層が動いたことでマグマだまりなどが刺激され、活火山周辺の地震が増えたという。
過去には、東海・東南海・南海地震が連動した1707年の宝永地震の49日後に、富士山が大噴火。2004年のスマトラ沖地震(M9・1)でも数カ月後に周辺火山の活動が活発化した例などが知られている。
富士山は、今年、噴火するのだろうか。