今年は例年より早くに春がやってきた。
椿は花がまだまだ咲いているが、ガクやら黄色く色づいた葉も落し始めている。
相変わらず毎日毎日掃除掃除。
桜は次々と様々な品種が咲き続け、花が散って、新しい葉の鮮やかな緑が眩しくなってきた。
これからは、ピンクの八重桜たちの季節だ。
目を下に落とすと、ヤマブキの鮮やかな黄色い花たちが揺れ、日陰では、シャガも咲き始めている。
地には、ミヤコワスレとタチツボスミレたちの紫の花々があちこちで目に留まる。
土の部分には、1年草たちの様々な双葉。
これからの生長が楽しみである。
部屋の中の植物は、切ったヤマブキの花と食べた後のダイコンからのナノハナと正月に食べたセリの水栽培と昨日切ったサンショウの枝。
セリは、1〜2週間に一回葉を摘んで、未だに雑煮で楽しんでいる。
サンショウの葉は、これからの竹の子煮に欠かせない。大きな木があるのでいつでも収穫できる。
近年中止しているのは、ツクシ・ワラビ・ゼンマイの山菜採り。そして散歩。
仕事で体力を使うし、庭でさえ十分に管理できず、足腰も痛くなるからだ。
何より億劫なのだ。
今年になって、近所の引っ越しが三軒。
今日は、前の家。
私も引っ越しを時に考えるが、今はここに留まる気持ちの方が強い。
富士山が見えること、人にほとんど会わないこと、自然に恵まれていること、静かなこと・・・