2020年1月15日水曜日

「トヨタ」が富士山のふもとに実証実験都市「コネクティッド・シティ」を作る!


「トヨタ自動車株式会社」は日本時間の1月7日、アメリカ・ラスベガスで開催された世界最大の技術見本市「CES2020」にて、あらゆるモノやサービスがつながる実証都市「コネクティッド・シティ」のプロジェクト「Woven City」の概要を発表した。
このプロジェクトは、人々が普段の生活を送る環境のもと、自動運転やパーソナルモビリティ、スマートホーム技術、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)などの技術を導入、そして検証することができるという実証実験都市を新たに作るというもの。
この街で技術やサービスの開発と実証をスピーディーにおこなうことで、人々の暮らしを支えるあらゆるモノやサービスが情報でつながっていく時代に向けた、新たな価値やビジネスモデルを生み出し続けることが狙いだ。同社は、世界中のさまざまな企業や研究者などを対象に本プロジェクトへの参画を呼びかけている。
この都市を作るにあたっては、静岡県裾野市にある2020年末に閉鎖予定の「トヨタ自動車東日本株式会社 東富士工場」の跡地を活用。2021年初頭から着工する予定で、初期はトヨタの従業員やプロジェクトの関係者をはじめ、約2000人程度が暮らすことを想定しているという。
「世界のトヨタ」によるプロジェクトの詳細は、「Woven City」のイメージビデオをご覧いただけると理解が深まるだろう。



https://tabi-labo.com/293535/toyota-woven-city

2020年1月11日土曜日

静岡県裾野市にトヨタが「コネクティッド・シティ」



トヨタが「コネクティッド・シティ」建設へ 富士山麓に2000人規模

アメリカのラスベガスで開かれる、最新の家電やデジタル技術が並ぶ世界最大級の見本市「CES」。
自動車メーカーが未来を切り開くため、2,000人が住む新しい街を作る。ここでトヨタが発表したのは、新製品ではなく、新しい街づくりの計画。AIやロボット、自動運転車などを導入し、データやセンサーを通じて、人・建物・車が全てつながる未来都市「コネクティッド・シティ」。
その舞台となるのは、富士山にもほど近い静岡・裾野市。
2020年に閉鎖されるトヨタ自動車東日本東富士工場の跡地で、その広さはおよそ71万平方メートル、東京ドーム15個分。
初めは、トヨタの従業員やその家族などおよそ2,000人が住み、徐々に増やしていく計画で、最新技術の実証実験を行う。
自動車メーカーの枠を超え、つながる街づくりに臨むトヨタ。
その狙いは、開発と実証のサイクルを素早く回すことで、新たな価値やビジネスモデルを生み出し続けることだという。
トヨタ自動車・豊田章男社長「この街は、これまで以上に他分野のビジネスパートナーたちとの協業のチャンスを生み、世界中にいる科学者や研究者を招き入れることができる」
最新技術の開発や効果の検証が行われるこの都市の建設は、2021年初めにも始まるという。