2021年11月24日水曜日

イチョウの落葉と鳥と朝の月・6本のイチョウの不思議な植え方

 ここには、

ヒノキ、サクラ、サザンカ、ツバキ、モミジ、クスノキなどの高木が多い。

中でも一番高いのは、1本のイチョウ。

7〜8年前に隣からの依頼で5mほどの高さに切った。

その後、三本に枝分かれし、毎年生長して、以前の高さを越えた。

野鳥たちにとっては周辺を見渡せる止まり木のようで、

夏の強い西日を防いでくれる木でもある。


落葉を始めたイチョウの木の枝先に鳥!(11月22日16:00)


そのイチョウの葉がやっと黄色く色づき始めたと思っていたら、
先日の強い雨と強い風で、
あっという間に、ほとんどの葉がなくなってしまった。

イチョウの木の枝と朝の月(11月23日7:00)

敷地内のイチョウは、

この北西側の1本だけではなく、

北東側には、いずれ大きくなりそうな10mほどの1本のイチョウもある。


そして、

家の北側には、4本のイチョウたちが直線に植えられている。

家から2〜3mの近い所に!?、2〜3mの間隔で!?

このイチョウたちは、せいぜい5m程度の高さで、枝は家側以外に長く伸びている。

なぜかというと、

同じ本数程度の高木のツバキと、他にクスノキとモミジがイチョウの近くに植えてあり、

イチョウたちは、ツバキ・クスノキ・モミジより下で、

ほとんど日が差さない状態で生きているからだ。


最初に家を建て、イチョウなどを植えた方の意図は・・・

まず考えられるのは、

イチョウは水分が多い木なので、山の斜面に建つ家を下からの火災から守るため?・・・

そして、

富士山が見えるように、イチョウが高くならないように他の木を配置した?・・・

しかも、

同時期ではなく、数年の間に6本のイチョウを植えたのではないだろうか?・・・


誰がこんな不思議な植栽方法を考え、いつ植えたのだろうか?


暖かいと感じていた今年の11月。

寝ている時に耳が冷たいと感じた昨晩。

ついに朝晩10℃を下回る寒さが急に訪れてきた。

ベッド周りの壁や床に段ボールと新聞紙を増やさなくては・・・

寒い冬がやってくる。