2019年3月17日日曜日

「春」富士山・畑毛温泉・モラロジー・十国峠・椿白芯卜伴・ タチツボスミレ・桜・ソメイヨシノ・国立遺伝学研究所


雪の少なかった冬が終わり、春がもうすぐだ。
冬の間、雪が少なかった富士山は、最近になってやっと白の面積が増えた。
宝永山の穴やデコボコが見えない滑らかな白一色が空に際立つ。

マグマが上がってきて暖かくなっているのではないだろうか?
と疑った。富士山の次の噴火は静岡県側のどこかではないか?と。
調べてみると、風によって雪が飛ばされたり、この冬は雨が少なかったから富士山の静岡県側の雪は特に少なかった。らしい。

富士山全体が鮮明に見える時間は、少ない。
晴れていても、どこかに雲がある時が多い。
夜の間にたっぷりと雪が降り、朝からスカッ〜と晴れて欲しいと勝手に願う。
そんな朝のコーヒーは美味いし、一日元気に過ごせる。
「晴れた青い冬空に雲一つない日...白き雪を頂く富士山は、綺麗だ! 」


昨年11月から、人生初のパートを始めた。
山から降りて、平野にある畑毛温泉で日4〜5時間働いている。
武者小路実篤の新しき村の構想があったという田園地帯にある温泉地だ。
畑毛温泉は、ぬる湯で環境省指定の温泉地。
そこからも雄大な富士山が望める。
「畑毛温泉」



畑毛温泉近くには、土手沿いにかんなみ桜(河津桜)が植えられていて、
臨時駐車場も作られ、こんな田舎にも人々は集まって、賑やかだった。
今は、コボシやモクレンがちらほらと。
「モクレン科の花」


畑毛温泉にはモラロジーの祖、廣池千九郎畑毛記念館もある。
「モラロジーの祖、廣池千九郎」


山に戻ると、南アルプスや駿河湾も、御殿場や箱根方向も広がる。
十国峠の雪も今冬は少なかった。
「十国峠」

家の周りには、白芯卜伴など十種ほどの椿が植えられている。
昨年は全国的に花が早かったが、今年はもっと早い。
椿も次から次へと開花している。
花の多くは、野鳥たちが蜜を吸いにやってきた時に落下する。
その落下した花々を一カ所に集めて眺めるのが今一番の楽しみ。
花びらで絵を描いたり、染めたり、ポプリやドライにする元気はもうないので、
落下した椿の地上絵で満足!
椿・白芯卜伴」


長年、大切にしてきたタチツボスミレは、株が増えている。
ソメイヨシノが咲き始める頃から、大地にはスミレの花の紫が増え始める。
平地では、すでに開花が始まっているようだ。
「スミレ・タチツボスミレ」

春は桜。河津桜が散りゆき、次々と空を大地を桜の花が埋めていく。
「桜」

桜やソメイヨシノといえば、国立遺伝学研究所の一般公開を伝えなくてはなるまい。今年2019年は、4月6日(土)9:00〜16:00だ。
国立遺伝学研究所の桜」

ムスカリも春を告げる花!
「ムスカリ」