米西海岸震災がれき処理めぐる日米NGOなどの会議が終了http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120807-00000069-fnn-int
東日本大震災の津波で流出し、アメリカに漂着しているがれきの処理問題などについて話し合う日米のNGO(非政府組織)などによる会議は6日、アメリカ西海岸のオレゴン州で終了し、最大の課題である資金面も含む具体的な支援策は、今後検討されることになった。
3日間の日程で開かれた会議は6日に終了し、環境省から派遣されたNGO「JEAN」は、アメリカのNGOと、今後の処理費用や支援の在り方について、さまざまな意見交換をした。
JEANの金子代表理事は「(アラスカ州などは迅速な)資金が必要となっていることもありますので、ほかの団体と相談しながら、なんらかの対応をできればと思っています」と述べた。
NGO「オーシャン・コンサーバンシー」のデイビッド・ピッテンガー氏は「日本で偶然、地震が発生したのだから、協力して片付けをするべきだ」と述べた。
アメリカ側からは、資金調達の方策からボランティアへの教育まで20項目にわたり、取り組むべき事項が提示された。
州によって漂着の現状はまちまちだが、処理費用で頭を抱えているのは共通している。
日本政府は今後、具体的な支援策について検討することになるが、アメリカ本土には、秋にも大量のがれきが漂着する見通しになっており、迅速な対応が求められている。
「お金」 と 「人間」