2012年8月11日土曜日

原発をクラゲの大群が襲来!_ムラサキイガイ(ムール貝)_ウロコが透明なアユ_白いイノシシ_黒いライオン_青いロブスター

●産経新聞 2012.8.15
クラゲの次は貝 関電の火力発電所 災難続き!?http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120815/wec12081508000000-n1.htm
 電力需給の逼迫(ひっぱく)が心配された今夏の関西電力。発電所近くの海中に大量のクラゲが発生し、冷却用の海水を取水できなくなるトラブルが起こり、出力抑制などを余儀なくされた。梅雨明けとともにクラゲの発生は落ち着いたが、新たな“天敵”が現れた。無数の貝である。
 関西電力の火力発電所のひとつ、舞鶴発電所(京都府舞鶴市)の一角で黙々と作業する数人の作業員。そばには黒や紫色の小石のようなものが積み上げられていた。「あれは貝です」と発電所の担当者が説明した。
 むせかえりそうな臭気に圧倒されつつ、近づいてみると、無数のムラサキイガイという貝の殻が山積みとなっている。一般的には「ムールガイ」と呼ばれる地中海周辺が原産の二枚貝の一種だ。
 火力発電所は高温の蒸気でタービンを回転させ、同じ軸に付けられた発電機を回転させて発電する。この蒸気を冷却するために、大量の海水を取水する必要があり、ここに異物が混入すると故障の原因となる。このため、取水口にはゴミなどを除去するネットが張り巡らされている。
 小さな異物はネットの目をすり抜けるが、回転式の集塵(しゅうじん)機で回収される。大量の貝も集塵機で回収されたものだった。
 舞鶴発電所では「取水口の壁に大量に張り付いているようで、それが一気にはがれて回収されることがある」(担当者)。現時点で貝の影響で出力を抑制するなどの事態にまではいたっていないものの、すでに4~7月だけで貝の回収量は62立方メートルに達している。

●産経新聞 2012.8.10
やっぱり襲来、クラゲの大群!!関電・火力の赤穂2号機が出力抑制http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120810/wec12081013100001-n1.htm
 関西電力は10日、火力の赤穂発電所2号機(兵庫県赤穂市、出力60万キロワット)の取水口のごみを除去するスクリーンの駆動用チェーンの損傷や、クラゲの大量発生に伴い、出力を30万キロワットまで抑制したと発表した。今後、出力を45万キロワットにまで回復させ、早期のフル稼働を目指す。来週は盆に入ることもあり、電力需給に影響はないという。
 関電によると、9日午前4時45分に起動操作を行った際、スクリーン4台のうち1台が動かなかったため、点検したところチェーンの損傷が判明。修理には1カ月かかるという。
各地で大量発生し、発電所の取水口に詰まらせるなどの被害を与えるミズクラゲ

●YAHOO!ニュース 毎日新聞
関電また難題 クラゲでトラブル多発…多すぎて処理しきれず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120805-00000003-fsi-bus_all
 大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働で一息つきつつある関西電力の電力供給に、新たな脅威が持ち上がっている。例年にないクラゲの大量発生で、蒸気を冷やす海水を十分に取水できず、火力発電所が出力抑制に追い込まれるトラブルが多発。例年は数件というクラゲの襲来が今年は100件超も発生している。
 気温が高まり、関電管内の電力需要が2673万キロワットに上昇した7月27日。兵庫県赤穂市にある赤穂火力発電所2号機(60万キロワット)が午後2時半、運転を緊急停止した。押し寄せたクラゲを処理しきれなくなったからだ。
 発電所は、タービンを回す蒸気を冷やすために海水を循環させている。取水口にはごみなどを取り除くネットが張られ、ここをすり抜けた異物は回転式の集塵(しゅうじん)機で取り除かれる。
 台風による流木などの他は、異物の大半は、春先から初夏に大量発生するミズクラゲが占める。手のひらほどの大きさで、量が多く対策は永年のテーマだ。
 集塵機で集めたクラゲは、ミキサーにかけ脱水し廃棄処分するが、赤穂発電所の処理能力は日量100トン。2号機の緊急停止は、予備を含めたクラゲ貯蔵用プール容量の1500トンが満杯になってしまったため。
 クラゲの襲来は続き、翌28日には1号機(同)も停止に追い込まれた。2基の出力は原発1基分に相当する計120万キロワット。大飯原発3、4号機再稼働後も、供給力確保のため29基の火力発電をフル操業している関電にとってクラゲ被害は深刻だ。
 今年のクラゲ被害の数は突出している。発電出力抑制に至った件数は、昨年までの過去5年間は年3~10件で推移していたが、今年は110件(7月26日時点)。3号機がフル稼働を控えた大飯原発でも、取水口にクラゲが大量発生して出力を低下させ、騒ぎとなった。
 兵庫県水産試験センターによると、瀬戸内海では春先からミズクラゲが異常発生し、船引の網が破れるなどの相談も急増している。ただ「有効策はなく、よけて操業するしかない」という。
 関電以外でも、同じ瀬戸内海に面する中国電力水島火力発電所1号機(28.5万キロワット)が7月28日に運転を停止した。クラゲ襲来に備えて集塵機を連続運転して壊れてしまったという。
 もっとも、四国電力は今年のクラゲ被害はゼロで、瀬戸内海でも場所によってさまざまだ。相手は潮に任せて漂うクラゲだけに、関電幹部は「よりによって電力需給に余裕のない今年に大量発生するとは」と対応に苦慮している。
 ■「待つしかない」
 上野俊士郎・水産大教授(浮遊生物学)の話 大量発生は海水温やエサとなるプランクトンが原因とみられるが詳細は不明だ。食用もできず資源にならない。天敵もいないため、海水温が下がり、いなくなるのを待つしかない。

まだまだ続きそうだ!!!

クラゲは透明。
ついでに、変わった色の動物をググってみた。

●読売新聞 2012年7月29日
うろこが透明…「見えすぎるアユ」発見
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120727-OYT1T00604.htm
 うろこが透明な珍しいアユが先月下旬、岐阜県瑞穂市の養殖池で見つかっていたことが分かった。
うろこが透明のアユ(岐阜県河川環境研究所提供)
 この「透明アユ」は体長15センチ。同市の水産会社で養殖している若アユ30万匹のうち、1匹だけ筋肉やエラがうっすらと透けて見えていた。同社は40年ほど前から年間50万匹を養殖しており、同社役員の男性(53)は「養殖方法は変わっていない。なぜ透明になったのかわからない」と驚いていた。
 同県河川環境研究所によると、金魚や観賞用のメダカでは、まれに突然変異でうろこが透明な個体が生まれることがある。しかし、アユがこうした突然変異を起こした事例の研究報告はないという。
 同研究所は「透明アユ」を譲り受け、水槽で育てていたが、今月初旬に死んだ。死因も不明で、桑田知宣(くわだとものり)・資源増殖部長は「なぜ透明になったのか詳しく研究できなかったのは残念」と話している。


●西日本新聞 2010年01月30日
白イノシシ 宮若で捕獲 猟友会「珍しい」http://qnet.nishinippon.co.jp/animal/news/2010/01/post_654.shtml
 体の色が白っぽいイノシシが、宮若市宮田の山のふもとで捕獲され、地元の猟友会の間で「珍しい」と話題になった。
 
 捕獲されたのは体長約1・2メートル、体重約70キロの雄。山から下りてきたイノシシが田畑を荒らす被害を防ごうと、猟友会が、ふもとに数種類のわなを仕掛けていたところ、28日午後、足をくくる鉄製のわなに捕まり“御用”となった。見回りに来た同会のメンバーはあまりの色の白さにびっくり。
  福岡市動物園によると、色素が抜ける「アルビノ」の個体で、非常に珍しく、数千頭に1頭の割合でしか生まれないという。猟友会の会員は「白いイノシシを見たのは2回目。本当に珍しい」と話していた。

●かわいい動物画像bot 2012年8月7日
黒いライオンがかっこいい
http://twitpic.com/agi7w5

●CNN 2012.06.12
真っ青なロブスターを捕獲、200万匹に1匹の変異 カナダhttp://www.cnn.co.jp/fringe/30006944.html?tag=mcol;relStories
(CNN)  カナダ東部で鮮やかな青色をしたロブスターが網にかかり、見る人を驚かせている。専門家によると200万匹に1匹しか見られない現象だという。

東部ノバスコシア州でロブスター漁を営む船長のボビー・スタダードさん(51)によると、青いロブスターは5月初旬、スタダードさんの船が引き揚げた網にかかった。一緒に水揚げした3匹は普通の緑がかった茶色だったが、この1匹だけは目が覚めるような青色だった。
33年間漁業で生計を立ててきたというスタダードさんだが、「こんなロブスターを見たのは初めて」と話す。長年ロブスター漁に携わってきたスタダードさんの父親は、45年ほど前に青いロブスターを捕獲したことがあるが、それ以来見たことはないという。
米メーン大学ロブスター研究所によると、青いロブスターは200万分の1の確率で誕生する。遺伝的変異によって特定のタンパク質が過剰生成されて青くなるという。
スタダードさんは近くの海洋研究所に持ち込んだが「あまり興味を示されなかった」(スタダードさん)ため、友人の提案でインターネットを通じて売り出すことにした。重さ約680グラムの青いロブスターの相場は分からなかったため、値段は200ドル(約1万6000円)に設定。ところが、こんな珍しい生き物を売ろうとするのは良くないと抗議する電話やメールが相次いだため、広告を取り消した。
ロブスターは今、スタダードさんの事業所の水槽で飼育され、魚などの餌をもらっている。トロントのCNタワーの近くでは巨大な水族館が建設中だが、展示を申し出るかどうかは決めていない。スタダードさんは「海に戻した方がいいのかもしれないが、できるだけ多くの人に見てもらいたい」と話している。

透明になりたい!