放射性セシウムに関する神奈川県のニュース
●神奈川新聞 2012年8月8日
市内の雨水調整池8カ所で除去目安超える放射線量を測定/横浜
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1208080024/
横浜市は8日、市内の住宅地に降った雨水があふれないよう一時貯留する「雨水調整池」206施設のうち、8施設から市の除去対応などの目安である毎時0・23マイクロシーベルト(地表1メートル)を超える放射線量が測定されたと発表した。
各施設は常に施錠されており、市民は立ち入れない。施設周辺の放射線量は目安値内だったという。
市道路局によると、調整池にたまった水を河川などに流す際、土や草が詰まっていないかどうか定期的に確認している。原発事故後初めての清掃を前に、作業員の安全を確保するため、5月末から7月末にかけて調整池のたい積物の放射線量を測定した。
同局が管理する218施設のうち、作業予定の206施設を調べた結果、泉区西が岡1丁目の施設内が毎時0・37マイクロシーベルト(地表1メートル)の最高値を記録するなど8施設16カ所で目安値を超えた。
市は排水づまりの恐れがない6施設の清掃活動は中止し、定期的な観測を続ける。残る2施設は土砂などを取り除き、土のう袋に入れ、施設内で保管するという。
●神奈川新聞 2012年7月31日
浄水処理汚泥からセシウム、年内に搬出へ/横須賀
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1207310023/
横須賀市上下水道局は31日、同局有馬浄水場(海老名市)の浄水処理汚泥を乾燥させる施設から、1キログラム当たり151・5ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
浄水場では、相模川から取った水からにごりを沈殿させた後、底にたまった泥を年に1度、天日で乾かして捨てており、今回の汚泥は東日本大震災前後に発生したとみられる。検出値が基準値の1キログラム当たり8千ベクレル以下のため、廃棄物として年内に搬出が完了する見込み。
神奈川県の2012年8月10日現在の出荷制限は、
湯河原町の茶のみのようだ。
平成23年3月11日以降に収穫し加工した乾しいたけ(原木)の出荷及び使用の自粛要請は続いている。
また、
平成23年3月11日以降に収穫し加工した乾しいたけ(原木)の出荷及び使用の自粛要請は続いている。
また、
6月に110ベクレルを検出した箱根町(芦ノ湖)のオオクチバスの自粛要請は7月6日付で解除されている。
●神奈川県 2012年8月8日
【平成24年度】食品中の放射性物質検査結果
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6576/p444944.html#kennaisan
★「県内で生産された食品の放射性物質検査結果について」
(採取日・種類・産地・放射性セシウム合計Bq/kg)※一部抜粋
野菜類(きのこを含む)(108検体)
7月23日ブルーベリー相模原市0.95
7月19日生シイタケ(菌床)海老名市3.8
7月19日生シイタケ(原木)二宮町3.5
7月17日小麦秦野市2.2
6月25日生シイタケ(原木)小田原市23
5月29日レタス横浜市0.53
5月15日乾シイタケ(原木)南足柄市54
4月26日冷凍ミカン神奈川県3
4月25日タケノコ横浜市38
4月18日タケノコ清川村20
4月5日生シイタケ(原木)真鶴町140
水産物( 84検体)
7月2日オオクチバス箱根町(芦ノ湖)98
6月25日オオクチバス箱根町(芦ノ湖)100
6月2日オオクチバス箱根町(芦ノ湖)110
5月21日ニジマス箱根町(芦ノ湖)3.7
4月26日スズキ横浜市16
4月5日マゴチ横浜市3.06
飲用茶( 66 検体)
7月2日チャ(二番茶 飲用)愛川町1.8
7月2日チャ(二番茶 飲用)清川村3.2
7月2日チャ(二番茶 飲用)南足柄市2.0
6月25日チャ(二番茶 飲用)小田原市3.2
5月14日チャ(一番茶 飲用)相模原市2.7
5月14日チャ(一番茶 飲用)厚木市3.9
5月14日チャ(一番茶 飲用)伊勢原市2.3
5月14日チャ(一番茶 飲用)松田町2.1
5月10日チャ(一番茶 飲用)山北町1.8
5月7日チャ(一番茶 飲用)秦野市1.6
特に、
芦ノ湖(箱根町)の汚染が気になる。
●神奈川新聞
https://www.kanaloco.jp/kanacoco/community/saigai/topic/4999/
芦ノ湖の魚からの放射性セシウムの検出は、今までワカサギ71ベクレル/kg、ヒメマス57ベクレル/kgなど。
●芦之湖漁業協同組合
http://www.ashinoko.or.jp/
『放射線量に関するお知らせ』
平成24年5月と6月に実施された放射線量の検査の結果、食品衛生法上の基準値100ベクレルをオオクチバスが上回りました。
【遊漁者及び一般客の方へ】
オオクチバスの検査結果ですが、6月、7月に行われた検査結果が3回続けて100ベクレル以下となり、神奈川県からの採捕及び出荷の自粛要請が7月6日付で解除となりました。
ただし、今後も引き続き経過を見ていく事となっていますので、当面は現在の持ち出し禁止措置を続けていく事といたします。
芦ノ湖でオオクチバスを釣ったりした場合には必ずリリースして、持ち帰らないで下さい。
オオクチバスを、食用に供しないよう組合が指導管理する責任と、周知徹底を図る義務を負っています。ご理解と御協力をお願い致します。
魚以外の汚染も心配だ!