2012年5月3日木曜日

静岡県_空間線量率、積算線量、降下物、土壌、松葉の5項目で東日本大震災前の最大値を上回る放射性セシウムが検出された。

■2012年4月28日 静岡新聞
県「福島の影響心配ないレベル」 環境放射能調査

http://www.at-s.com/news/detail/100119595.html
県は27日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)周辺などで定期的に実施している環境放射能調査の結果を発表した。
今回調査した10項目中、空間線量率、積算線量、降下物、土壌、松葉の5項目で東日本大震災前の最大値を上回る放射性セシウムが検出された。
県原子力安全対策課は東京電力福島第1原発事故の影響と推定し、「健康への影響を心配するレベルではない」としている。
調査項目のうち、空間線量率(1〜3月の平均値)は、御前崎市内など4カ所で震災前の変動幅の最大値(年間0・378ミリシーベルト)をいずれも年間0・008ミリシーベルト程度超えた。土壌は計3カ所で最大、年間0・015ミリシーベルト(震災前の変動幅の最大値0・003ミリシーベルト)、松葉は計5カ所で最大、1キロ当たり10・06ベクレル(同0・22ベクレル)、それぞれ超過した。

いずれも年間被ばく線量限度(年1ミリシーベルト)や国の一般食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を大幅に下回る値だった。

■静岡県「東京電力福島第一原子力発電所の緊急事態に伴う静岡県内の環境放射線等測定結果」
http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/1fmonitoring/110316monitoring_2.html
(一部抜粋)
<平成24年5月1日17時から平成24年5月2日17時までの測定結果>
1.平成24年5月1日17時から平成24年5月2日17時までの環境放射線の測定結果(平成24年5月2日17時現在)
(単位:nGy/h(ナノグレイ毎時)
(1)静岡市:最小値 28.6 (17:00-18:00)、最大値 31.8 (11:00-12:00) 、平均値 30.1
(2)下田市:最小値 36.2 (21:00-22:00)、最大値 42.0 (16:00-17:00) 、平均値 38.1
(3)沼津市:最小値 32.5 (17:00-18:00)、最大値 35.6 (16:00-17:00)、平均値 33.5
(4)磐田市:最小値 35.9 (19:00-20:00)、最大値 41.1 (16:00-17:00)、平均値 37.5

■文部科学省「全国及び福島県の空間線量測定結果」 
http://radioactivity.mext.go.jp/map/ja/


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