地球観測衛星「Aqua」から撮影した地球の表情:ギャラリー
http://wired.jp/2012/05/11/aqua-satellite-anniversary/
豪雨による土砂の流出、メキシコ湾原油流出事故のプロセス、熱帯暴風雨、太平洋にかかる虹──NASAの「Aqua」はその名が示す通り、地球の大気中の水蒸気や大洋の水、氷や雪などを観測。これまで2900万ギガバイトのデータを収集してきた。
宇宙から見た地球の様子は、われわれの地球への理解や思いに大きな影響を与えてきた。いくつもの地球観測衛星が収集してきたデータや画像は多くの科学論文に利用され、自然災害への対応や天候の予想を手助けし、人間の地球への影響を啓発し、またその美しさで人々を魅了してきた。
なかでも代表的な地球観測衛星がNASAの「Aqua」。この衛星はその名が示す通り、地球の大気中の水蒸気や大洋の水、氷や雪などを観測するためのもので、2002年5月4日に打ち上げられた当初は3〜5年の活動が見込まれていたが、搭載された6種の観測機器は10年経った現在でも全く問題なく機能しており、これまで2900万ギガバイトのデータを収集してきた。
(一部抜粋)
グリーンランド海でAquaが撮影した雲が描く模様
フィジー北部海岸のグレート・シー・リーフ(Cakaulevu Reef)
アルゼンチン、パタゴニアの海岸部の植物プランクトンの大増殖の様子
青海省チベット高原で撮影された湖の数々