2012年5月7日月曜日

西太平洋でセシウム、ストロンチウムを検出_イカからは事故前の21倍のセシウム137、3.1倍のストロンチウム90_中国国家海洋局

■2012年5月6日 Record China
西太平洋でセシウム、ストロンチウムを検出=福島原発事故の影響明らか
―中国国家海洋局
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61050&type=
2012年5月4日、中国国家海洋局は、西太平洋海洋環境放射性物質観測調査の結果を発表した。福島原発事故の影響は明らかだという。5日、人民網が伝えた。
昨年11月28日から12月27日にかけ、国家海洋局は西太平洋で2回目の調査を実施した。通常ならば海には含まれていないセシウム134がサンプルの81%から検出されたほか、すべてのサンプルからセシウム137やストロンチウム90が検出された。

セシウム137の最高含有量は事故前平均値の48倍に達している。また海洋生物の調査も実施されたが、イカからは事故前の21倍のセシウム137、3.1倍のストロンチウム90が検出されている。

今後も中国国民の健康と安全を守るため、中国国家海洋局は調査を続ける方針だ。