2012年4月25日水曜日

千葉県_津波浸水予測図_液状化予測図

■2012年4月25日 毎日jp
津波浸水予測図:千葉県が公表 九十九里沿岸3キロ水没http://mainichi.jp/select/news/20120425k0000e040147000c.html

千葉県の津波浸水予測図
千葉県は25日、県内の太平洋沿岸を一律に高さ10メートル、東京湾岸でも同様に約3メートルの津波が襲った場合の浸水予測図を公表した。浸水面積は白子町の約56%を最高に九十九里沿岸で海岸から約3キロがほぼ水没。東京湾内でも木更津市で9平方キロの浸水が予測された。県は「居住地ごとの津波のリスクを示す全国初の試み。実際の住民避難に活用しやすい」と話している。
県は昨年6月、地震や津波の専門家でつくる調査検討専門委員会(委員長・中井正一千葉大大学院教授=地震工学)を設置。県内を過去最大の津波が襲ったとされる元禄地震(1703年)の津波の痕跡などを検証し、太平洋沿岸を襲うのは「最大でも10メートル規模」と結論づけた。東京湾内(富津岬−江戸川河口)については、湾内で大きな津波の発生は考えられないとして一律3メートルと想定した。


■2012年4月25日 時事ドットコム
52市町村で液状化=震度ごとの予測図作成-千葉県
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012042500236

千葉県の液状化予測図
千葉県は25日、東日本大震災を踏まえた液状化予測図を作成し、県の専門委員会に提出した。マグニチュード(M)9クラスの巨大地震が同県を襲い、震度6強の揺れが2~3分続いた場合、県内54市町村のうち、東京湾、九十九里海岸の各沿岸部、利根川沿いを中心に52市町村で液状化が起きると想定した。震度ごとに液状化の発生程度を予測したのは全国初の試みという。
予測図は、M9クラスの巨大地震とM7クラスの地震で揺れが10~20秒続く直下型地震をモデルに設定。液状化対策を実施しない場合の震度5弱から6強までの4レベルについて、県内を液状化が「しやすい」「ややしやすい」「しにくい」「極めてしにくい」の四つに分類した。
M9クラスは、震度5弱で浦安市と香取市の一部で「しやすい」が出現。震度5強になると浦安市のほぼ全域に拡大し、他の市町村でも「しやすい」「ややしやすい」が見られる。液状化が発生しないのは、八街市と大多喜町のみ。M7クラスは、震度6弱から浦安市や千葉市など東京湾岸の埋め立て地で「しやすい」が現れる。