●安心して暮らせる島田をつくる市民の会のブログ 2012-06-27
伊太地区 土壌の放射能濃度測定結果
http://ameblo.jp/ankurashimada/entry-11288302084.html
(一部抜粋)
5月20日の記事でご紹介しました、田代環境プラザが立地する伊太地区のお母さんたちの活動第二弾!
伊太地区と谷口地区住民への不十分な説明会だけで一方的に行われた震災がれきの試験焼却。そして、5月23日には、本焼却が。(これには、木材チップだけのはずのがれきにコンクリート片が混入していて中断という変なオチがつきました)
そんな中、心折れる事なく伊太地区のお母さんたちは地道に活動を続けていました。
以前ご紹介した子供会と連動したゴミ拾い&線量チェックはもちろん、希望者を募って土壌の放射能濃度測定も行っていたのです!
その結果、伊太地区を含め市内31カ所の貴重なデータが集まりました。
中には、雨どい下や道路の水たまり、側溝などから 100Bq/kg を越える高濃度の場所が見つかっています。
こうしたデータをどう読み解くのか?まだまだ関心の低い方にもより理解してもらえるように「子供会だより」などを通じて「セシウムとは?」「すぐ出来る対処の仕方」といった解説や「チェルノブイリと比べた日本の避難基準の甘さ」などを指摘しています。
<追記>2012年5月23日
静岡県島田市は23日、東日本大震災で発生したがれきの受け入れを本格的に始めた。2月に試験焼却を行い、今回は岩手県山田町のがれき10トンを受け入れ、焼却を始めた。
あーあぁ。
静岡県島田市は2012年2月16・17日に、がれき(災害廃棄物)の試験焼却を島田市田代環境プラザで実施した。3月15日には桜井勝郎市長が、東日本大震災で発生した岩手県大槌町と山田町のがれきを受け入れると正式表明した。市は1日20トン、年間5千トンの焼却を目指すという。
バグフィルターで放射能汚染を99.9%除去はウソ?!
試験焼却で放射性物質は大気中へ放出され
島田市に降り注いだか?!
試験焼却で放射性物質は大気中へ放出され
島田市に降り注いだか?!
■2012年5月10日 毎日新聞
東日本大震災:4カ所の松葉、セシウム上昇--島田市試験焼却後 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20120510ddlk22040250000c.html
静岡市の主婦らによる市民団体「静岡放射能汚染測定室」(葵区安東)は8日、
島田市が2月に行った震災がれきの試験焼却後、同市内5カ所から採取した松葉のうち4カ所で放射性セシウム濃度が上昇したと発表した。
同測定室の馬場利子代表によると、京都大学大学院工学研究科の河野益近・教務職員(原子核工学)の協力で、ごみ処理施設から半径約6キロ以内の松葉を採取し測定。4カ所で試験焼却前の1キロあたり1・0〜14・1ベクレルから同1・9〜18・3ベクレルに上昇した。
馬場代表は「試験焼却で放射性セシウムが排出された可能性が高い」と述べた。
同市の放射能検査では焼却時の排ガス中から放射性物質は検出されず、灰の放射性セシウム濃度は放射性物質として扱わなくてよいとされる同100ベクレルを下回る同64ベクレルだった。
■安心して暮らせる島田をつくる市民の会のブログ
http://ameblo.jp/ankurashimada/
■放射NO!防御プロジェクト
http://www.radiationdefense.jp/
島田市の試験焼却結果を考える ~バグフィルターは本当に99.9%取れるのか?~
http://www.yasuhirok.sakura.ne.jp/Products/Shimadacity_RI_Garbage_Report_Final.pdf
静岡県島田市発表のデータからセシウム137がたったの6割しか捕捉出来ず10万ベクレルが行方不明という事が分かりました。震災ガレキを受け入れる事で、汚染されていない地域の二次汚染の危険性があります。
■武田邦彦(中部大学)
http://takedanet.com/
10兆ベクレル、岩手米、セシウム再飛散、瓦礫・・・混乱する日本列島(平成24年4月4日)
(一部抜粋)
http://takedanet.com/2012/04/post_21cb.html
ところで、もう一つやっかいな問題があります。これは瓦礫に関係するのですが、福島原発から漏れた量は政府発表で80京ベクレル、およそ100京は漏れているでしょう。そうすると、今度発表された100兆ベクレルというのは、膨大な漏れ量ですが、それでも「全体の1万分の1」と言うことです。残りの99京9900兆ベクレルはどこに行ったの??これがはっきりしないと瓦礫ばかりではなく、何も搬出はできないのです。99京9900兆ベクレルの行方が問題で、これがこれからの子供たちを守るのにもっとも重要な情報です。それがわからないのに、「瓦礫を搬出しても大丈夫」という「大丈夫」とはなにを言っているのでしょうか? 一回だけならとか、風が吹かなければとか、国民を危険にさらす仮定を置かないとだめなのは、今度の千葉の10兆ベクレルでよくわかります。
がれき処理は、
放射性物質の人工拡散であることは確かだ。
放射性物質の人工拡散であることは確かだ。