Q.東海地震は必ず予知できるのか?
A.気象庁
残念ながら、その答えは「いいえ」です。
前兆すべりが急激に進んでその始まりから地震発生までの時間が短い場合や、
前兆すべりの規模が小さかったり、陸域から離れた場所で起こったりして、
それによる岩盤のひずみが現在の技術では捉えられないほど小さかった場合などには、
東海地震に関連する情報を発表できずに地震の発生に至ることがあります。
気象庁発表の前に、東海地震は発生するかもしれません。
■東海地震予知の確率
Q.では、どのくらいの確率で前兆現象を捉えることができるのでしょうか?
A.気象庁
これも残念ながら「不明」です。
このように、東海地震を予知できない場合もあります。
従って、他の地震と同様、自宅等の耐震性の確認、家具の耐震固定、食料・飲料水の備蓄の確認、避難場所や高台までの経路や移動手段の確認、家族との連絡方法の確認等、日頃からの十分な備えが大切です。
前兆現象を捉えることができるかどうかは不明です。
■「気象庁の東海地震予知・観測に関する情報は3段階」2012年3月9日現在
「東海地震に関連する調査情報」
↓
「東海地震注意情報」
↓
「東海地震予知情報(警戒宣言発令)」
↓
「東海地震注意情報」
↓
「東海地震予知情報(警戒宣言発令)」
「東海地震観測情報」という名称は、2011年3月に廃止されています。