2011年10月27日木曜日

世界ジオパーク_日本ジオパーク_伊豆半島ジオパーク推進協議会

伊豆半島は地球のどこを探しても同種の例がない過去がある。

約2000万年前、本州から数100km南の海底火山群だった。

その後フィリピン海プレートとともに北に移動し本州に衝突して半島になった。

そしてあちこちで噴火がおき天城山や達磨山といった現在の伊豆半島の骨格ができた。

伊豆半島は南から来た火山の贈りもの。

静岡県は、
2011年3月28日に「伊豆半島ジオパーク推進協議会」を設立し、
伊豆半島の世界ジオパーク認定を目指して取組みをスタートしている。

道のりは長い。
日本ジオパーク委員会の審査を通過して、
日本ジオパークネットワークに加盟し、実績を積み、
日本ジオパーク委員会の国内審査を経て、
世界ジオパークネットワークの審査にパスする必要がある。

「伊豆半島ジオパーク推進協議会」
静岡県の13市町(沼津市、熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、
伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町)、
静岡県、観光協会、国の出先機関、地元大学、NPO法人など。

ジオパーク (geopark) は、
地質学(geology)と公園(park)を合わせた造語。
自然の中で地球を体感し、
学び、考え、楽しむことが出来る貴重な地質遺産を含む公園。

大地が育んできた地域の科学的・文化的に貴重な地質遺産を保全し、
その自然の中で、地球科学や環境問題等の教育・普及活動を行うとともに、
経済・文化活動を高め、地域の活性化につなげていく。

そのうち日本全土、そして地球がジオパークになるのかな?

<世界ジオパーク>
2011年9月現在、日本の5地域が世界ジオパークに認定されている。
・洞爺湖有珠山
・糸魚川
・島原半島
・山陰海岸
・室戸
世界ジオパークネットワーク Global Geoparks Network

<日本ジオパーク>
2011年9月現在、20地域が日本ジオパークに認定されている。
・世界ジオパーク5ケ所
・アポイ岳
・南アルプス
・恐竜渓谷ふくい勝山
・隠岐
・阿蘇
・天草御所浦
・白滝
・伊豆大島
・霧島
・男鹿半島・大潟
・磐梯山
・茨城県北
・下仁田
・秩父
・白山手取川
日本ジオパーク委員会 Japanese Geoparks Committcc
日本ジオパークネットワーク Japanese Geoparks Network

<ジオパークを目指している地域>
・伊豆半島
・箱根
・八峰白神
・銚子
・房総半島
・佐渡
・四国西予・黒瀬川
・仁淀川・四国カルスト
・湯沢
・美祢
など