2011年10月15日土曜日

乾燥しいたけ_伊東市でもセシウム_静岡県

すでに伊豆市産の春もの乾燥しいたけから
基準値超えの放射性セシウムが検出されている。

静岡県内の主要しいたけ産地を対象に行った放射性物質検査で、
10月14日、
新たに伊東市の春もの乾燥しいたけから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)
を超える508ベクレルの放射性セシウムが検出された。
伊東市内のしいたけ生産者は数軒で、今回検査対象となったのは市内最大の生産者。

静岡県は、伊東市内で3月11日以降に収穫、加工された全ての乾燥シイタケの出荷自粛と自主回収を要請したが、
約400キロを生産し、約200キロが主に神奈川県内に出荷済みで、
大半がすでに販売、消費されているという。

国の暫定基準値を下回り、安全性が確認された乾燥しいたけの産地は、
沼津市、伊豆の国市、藤枝市、浜松市、東伊豆町、河津町、西伊豆町。

熱海市は、まだ検査を実施していない。
(2011年10月14日現在)

<追記>
熱海市の乾燥しいたけの放射性物質検査結果については、2011年10月19日に公表されました。
安全性を確認したとのこと。
静岡県企画広報部広報局広報課「記者提供資料」


●2012年3月3日
静岡県の地上放射線マップ(静岡大学防災総合センター小山真人研究室)