2011年2月28日月曜日

spa_湯〜トピアかんなみ

湯〜トピアかんなみ Yu〜topia kannami

Yu〜topiakannami is a hot spring institution of Kannamicho, Shizuoka.
It is a building of the reinforced-concrete structure.
Here, enjoy day's hot spring and pools, bodywork therapy, etc. or meal.

ご近所から入館料の割引券をいただいた。通常は3時間までが700円だが、300円になる割引券3枚。有効期限は3月31日まで。ご好意を無駄にしてはいけないと「湯〜トピアかんなみ」へ。
田んぼや畑、温室の向こうの小高い丘に「湯〜トピアかんなみ」が現れた。


函南町役場と同じく、かなり立派な建物だ。
駐車場には沢山の車があり、混んでいそうだと想像したが、滞在中は混雑感は感じなかった。

男湯は、箱根の湯ヒノキ風呂。大風呂、泡風呂、寝湯、水風呂、サウナがある。
ヒノキ風呂といったイメージは全く感じなかった。

鉄筋とコンクリート打ちっぱなしのRC構造の広い空間だ。
ル・コルビジェや安藤忠雄といった建築家のコンクリートの近代建築は嫌いではないのだが、和風の時之栖 茶目湯殿に行ったばかりなので、温泉との組み合わせに微妙な気分で湯に浸かった。

「泡風呂」側面のジェット噴流はかなり強い。捕まるところがないので、足で踏ん張らないと前に動いてしまう。噴流口に体を当てるのではなく、浴槽全体の泡用かもしれない。
「寝湯」は、とても気持ちいい。背中、腰、膝、足先の計7ケ所の穴からのジェット噴流に包まれる。2つの寝湯はジェットの強さが違っていた。


露天には、大風呂と打たせ湯。
露天風呂の屋根も鉄筋で高い。富士山を見ながらの露天風呂を楽しみにしていたのだが、住宅街への配慮のためかフェンスで見えない。大風呂は、源泉がそのまま出てくる岩の場所が気に入った。
打たせ湯は、高さが違う2つの場所がある。スイッチを押して2分間湯が出てくる。
風もあるせいか、なかなか体の位置に当たらないし、弱い。
内湯に戻り、お気に入りの寝湯にたっぷり浸かった。

塩素などの匂いが気になったが、公共施設なので仕方ないか。


談話室という畳敷きの休憩室やレストラン、レストラン前の喫煙が出来るテラスからは、田方平野、富士山が望める。2階には、マッサージ機や個室、貸切の家族風呂もある。

プールがかなり充実しているように感じた。歩行用プール、アクアビクスプール、子供用プール、 ジャグジーなど。

ホールには、見事な雛のつるし飾り。吊るし雛は、江戸時代から伝わる伊豆稲取地方の風習だと思っていたが、ここで見られるとは。
東伊豆町の稲取温泉にも行きたくなってきた。


<湯〜トピアかんなみ>
源泉:63℃
泉質:ナトリウム、カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、病後回復期、疲労回復、健康増進など
衛生管理:「殺菌のため、塩素のほか銀イオン。臭素系薬剤を併せて使用しています。浴槽により異なりますが、1日に7~12回、温泉の塩素濃度をチェック管理しています。上から注ぐ湯は源泉かけ流し、且つ湯をかくはんして綺麗に保ち、併せて天然資源保護のために循環滅菌ろ過をしています。浴槽の湯は、毎日全て換水しています。その他、水質検査は全て静岡県条例に基づいて実施しています。」(HPの原文のまま)

<湯〜トピアかんなみの指定管理者>
平成22年4月~平成27年3月
Fun Space株式会社
http://www.funspace.jp/