東海道に現れる“幸せの富士山”とは?http://sankei.jp.msn.com/life/news/121108/trd12110814000010-n1.htm
パーサーたちの間で“幸せの富士山”と呼ばれている富士山がある。東海道新幹線の上りなら左側、下りなら右側にしか見えないはずの富士山が、晴れていれば静岡駅付近のカーブで逆側の車窓に30秒くらい小さく見えるそうだ。入社13年目の神子綾恵さんには思い出がある。
乗客に「富士山はいつ見えますか?」と聞かれたとき、既に通過していたが、もうすぐ“逆富士”の時刻だった。天気が良くてとてもきれいに見えたという。
「『幸せの富士山と言われてるんですよ』とお伝えしたところ、『大きな富士山は見逃したが、とても貴重な富士山を見ることができた』ととても喜んでくださいました」
1日300本以上という列車本数の多さに加え、秒単位で正確に運行されているからこそのエピソードだ。
東海道新幹線パーサーの神子綾恵さん |
しっかり者の一方で、「外国人のお客様の接客の後、うっかり日本人のお客様へも英語で対応してしまった」とかわいらしい失敗も。
締めくくりには「東京-新大阪間で約2時間半しかありませんが、快適に過ごしていただけるように精いっぱいお手伝いをいたします。商品やサービスに関して何かございましたらお気軽にお申し付けください」と頼もしいメッセージをいただいた。=おわり(産経デジタル)
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