●早川由紀夫の火山ブログ 2012年10月24日
放射能の自然減衰2
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さいたま市北区の18地点。単位はマイクロシーベルト毎時。2011年9月14日、2012年3月7日、10月24日の放射線量は似た傾向を示す。これは、半減期による減少で説明できる。つまりこの13か月間、地表付近の放射性物質はほとんど移動しなかったとみられる。
2012年10月24日、2か所のコケに放射線量の上昇が見られる。風塵が集積したのであろう。雨どいの測定ポイントは、駐車場のアスファルトがすっかり新しくなっていたことから想像するに、よく掃除されたとみられる。
13か月間で、27%の減少がみられる。半減期で期待される1ヵ月2%減とよく合う。