2012年7月18日水曜日

栃木県大田原市の中学生の5人に1人が高血圧_放射能汚染_被曝と高血圧_チェルノブイリ原発事故

●下野新聞SOON 7月16日
大田原の中学生、5人に1人が高血圧 肥満や塩分、ストレス要因?http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120716/827592
 大田原市が市内の小中学生を対象に実施した2011年度「小児生活習慣病予防健診」で、中学生の2割が「高血圧」(最高120以上、最低70以上)と診断されたことが15日までに分かった。年々増加の傾向にあり、同市保健福祉部は「食事や運動などの事後指導を通し、改善につなげたい」としている。
 予防健診の対象は小学5年生から中学3年生で、11年度は小学生1453人、中学生2077人が受診。血液検査と血圧測定のほか、問診票による調査を実施した。
 指導や医療機関受診、精密検査が必要と診断された割合は、小学生が21・9%、中学生が19・4%だった。
 検査項目別では、「高血圧」の小学生は6・5%と微減だったのに対し、
中学生は20・6%で、2006年度の9・3%と比べ倍増した。地区別にみると、大田原が20・0%、黒羽25・9%、湯津上14・3%だった。

 市子ども幸福課は「高血圧でも肥満でない生徒もおり、高血圧の原因特定は難しい。塩分の取りすぎやストレスも一因にあるのでは」と分析し、事後指導の強化を図る方針。

福島第一原発からの放射能の影響はないだろうか?

●これが現実
Q. 被曝でどんな病気になるか? 2011-07-06
http://genjitsu.jp/archives/238
(一部抜粋)
1985年から90年にかけて、1232人の原爆被爆者を調べた結果についても引用すると、
腰痛は3.6倍、高血圧は1.7倍、目の病気は5倍、神経痛と筋肉リウマチは4.7倍に増えており、胃痛・胃炎などでも同じ傾向である

追記 2011-08-14
 Stchastlivenko氏は
「今回得られたデータが示すのは、高濃度の放射能汚染が起こった地域で、新たに高血圧を発症する人が多く、高血圧の罹患率そのものも高いということ。脂質代謝異常が高血圧の発症に先行して起こる可能性も示唆されている」と分析。「恐らくは健康不安を含む将来への不安がストレスとなり、脂質代謝異常を引き起こしているのだろうが、継続的に放射線を浴びたことによる影響も考えられる」