群馬県の野山の高濃度放射性セシウム。
環境省の「環境研究総合推進費(環境問題対応型研究領域)」に採択された。
●毎日新聞 2012年07月07日
東日本大震災:セシウムの蓄積、国が研究費採択 県、群大など共同 /群馬http://mainichi.jp/area/gunma/news/20120707ddlk10040192000c.html
赤城大沼のワカサギなどから高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、県は6日、群馬大などと進める共同研究が環境省の「環境研究総合推進費(環境問題対応型研究領域)」に採択されたと発表した。来年度までの2カ年計画で、研究費の上限は年間約5000万円。赤城大沼は、湖底の土壌が他の湖沼と同水準であっても魚に高濃度のセシウムが蓄積する傾向があり、原因究明に注目が集まる。
共同研究は、群馬大大学院工学研究科の角田欣一教授を中心に、県水産試験場▽国立環境研究所▽武蔵大−−が連携。湖底の土壌や魚のエサとなる生物、周囲の森林などを調べ、他の湖沼と比較して、原発事故後にセシウムが蓄積したメカニズムを解明する。将来的な展望も予測し、今後の除染対策に役立てる。
●産経ニュース 2012.7.5
野生獣肉2種から基準値超セシウム 県内初 群馬http://sankei.jp.msn.com/region/news/120705/gnm12070523230010-n1.htm
群馬県は5日、
有害鳥獣として捕獲された野生のイノシシ(沼田市)とツキノワグマ(安中市、渋川市、中之条町)から、食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える450~122ベクレルのセシウムが検出されたと発表した。4月の新基準値適用後、県内の野生獣肉から基準値超のセシウムが検出されたのは初めて。
県内では毎年11月~翌3月に鳥獣の狩猟が解禁されている。ただ、シーズン外に有害鳥獣として処分された鳥獣も食用に利用されるケースがあるため、県は4市町に対し、自家消費と出荷の自粛を要請した。
県自然環境課によると、このほか、イノシシ(前橋市、安中市)とニホンジカ(前橋市、桐生市、高崎市、嬬恋村)から、基準値を下回る99~18ベクレルのセシウムを検出。動物が移動することなども考慮し、県は各市町村に自家消費などの注意喚起を求める方針。
群馬の山々にも・・・