ジョージ・ウィンストン、前作に続き今作も100%チャリティ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120523-00000843-bark-musi
ジョージ・ウィンストンの2年振りの新作『ガルフ・コースト・ブルース・アンド・インプレッションズ2』が5月23日に発売となる。本作は自身の音楽のルーツ、ニューオリンズに馳せた想いを詰め込んだチャリティ・アルバムだ。
『ガルフ・コースト・ブルース・アンド・インプレッションズ』は、2005年にアメリカ南部を襲ったハリケーン:カトリーナ被害からの復興への想いを込めたチャリティー・アルバムで、アーティスト印税の100%がニューオリンズ/メキシコ湾岸復興慈善団体に寄付された。シリーズ第2弾となる本作でもニューオリンズを代表するアーティストであるドクター・ジョンやジョン・クリアリーのカヴァーや、ヘンリー・バトラーとの共作曲が、ピアノ・ソロという形で収録されている。聴く者の心に景色を描くような美しいピアノに定評があるジョージだが、本作はニュー・オリンズの美しい湿地帯の風景だけでなく、復興への想い、大自然への畏敬の念が感じられる作品となっている。本作はアーティスト印税の100%が、ルイジアナ南部の湿地の消失対策や2010年の石油流出による被害からの復興対策として寄付されるという。
「25回は来日している」と語る程の親日家のジョージだが、日本の東日本大震災からの復興にも強い関心を寄せている。実は来日公演で演奏中に地震が起きたこともあり、そのときはピアノが動いて違う鍵盤を弾きそうになりながらも、揺れが止まるまで音を響かせ、そのまま地震が止まってからまた弾き始めたと明かしている。2010年以来、来日は叶っていないが、「またすぐに行きたい」とのことだ。
「日本のみんなのことはいつも考えているよ。日本も今ニューオリンズみたいな状況にあると思う。それでもみんな前に進もうとしている。素晴らしいことだと思うよ。大きな問題だから、早く解決することを願っているよ。今も毎日ニュースを追って『今日は昨日よりベターなのか』を見るようにしている。いつもみんなのことを考えているし、思っているんだ。」──ジョージ・ウィンストン
『 AUTUMN 』いいとこ取り3曲メドレー
"あこがれ/愛(Longing/Love)" 、 "月(Moon)"2:55~ 、"カラーズ/ダンス(Colors/dance)" 6:15~ の3曲メドレー。
Johann Pachelbel Canon Piano (George Winston)