2012年9月11日火曜日

「ダムが放射性物質も貯めている。今が除染のチャンスではないのか?!」放射能汚染_セシウム_利根川水系1都5県で10%の取水制限開始

●Yahoo!ニュース 毎日新聞 9月11日(火)11時4分配信
<水不足>利根川水系1都5県で10%の取水制限開始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000019-mai-soci
 利根川水系8ダムの水不足を受け、流域1都5県(東京、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木)は11日午前9時から10%の取水制限を始めた。1都5県や国土交通省関東地方整備局などでつくる渇水対策連絡協議会が10日、貯水量が回復するようなまとまった雨が期待できないとして取水制限の実施を決めていた。同水系の取水制限は01年以来、11年ぶり。
 関東地整によると、8ダムの総貯水量は10日午前0時現在、1億3332万立方メートル(貯水率39%)で、平年比52%に減少。この時期では過去3番目に低い貯水量という。取水制限の対象は上水道や農業・工業用水で、各自治体は別の河川や地下水で補うため「市民生活に大きな影響はない」としている。取水制限の期間や割合の引き上げについては、今後の降雨の状況をみて判断する。【樋岡徹也】

利根川上流のセシウムなどの放射性物質は一旦土中に染み込み、
現在、下流域への流出は少ない?と思う。

ダムが放射性物質も貯めている!!!

●ニュースの夜明け
【放射能】埼玉県のコイから続々とセシウム(鯉,利根川水系)
http://kaisyosite.blog135.fc2.com/blog-entry-408.html
厚生労働省の公表によれば、埼玉県の鯉(こい)から、セシウムが検出されました。
5月15日採取のものから1キロあたり52ベクレル、5月16日採取のものからは、同じく56ベクレルです。
(ソース)
・厚労省のHP(PDFファイル)
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002c1wv-att/2r9852000002c20o.pdf
採取場所は、ともに越谷市。中川と元荒川です。中川も元荒川も利根川水系の河川として知られます。
また、msn産経ニュースによれば、香取市の利根川で5月23日に捕獲した天然ウナギから1キロ当たり130ベクレルの放射性セシウムが検出されています。
(ソース)
・msn産経ニュース:利根川の天然ウナギから基準値超セシウム 千葉
 (2012年6月1日)
 http://sankei.jp.msn.com/region/news/120601/chb12060121430004-n1.htm

利根川水系、なかなか厳しい汚染状況のようです。


●カレイドスコープ
奥多摩水系、利根川水系の汚染とホルムアルデヒド騒動
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1297.html
(一部抜粋)
群馬県、新潟県の県境の2000m級の山岳地帯には大量の放射性物質が降り積もっており、これが今の時期、山の沢筋に溜まっていた残雪の雪解けとともに、下流域に下りてくる。

今後は、利根川水系の汚染が深刻化する

関東の水瓶、利根川水系の汚染状況は、奥多摩水系、奥秩父水系のそれよりずっと深刻です。
利根川の上流は、2000m級の長い山脈が連なっている上信越県境です。
谷川岳手前で、利根川本流と片品川に分岐します。
根川本流の上流には、奥利根湖、ならまた湖、藤原湖などの巨大なダム湖がいくつもあります。
ここは危険です。

片品川の最上流には、東電が管理する尾瀬湿原と尾瀬沼があります。
この山系の汚染は、文部科学省の航空機モニタリングの結果によれば、広いエリアで6万~10万ベクレル/1m2、新潟県との県境の分水嶺では、10万~30万ベクレル/1m2といった、スーパーホットスポットが広がっています。

東京湾のセシウムが最大になるのは2年後。
それが今後、10年ほど続く


今が・・・
水の少ない今のダムが、
除染のチャンスではないのか?!
次の秋も冬も春も、もうすぐ・・・